花様年華(かようねんか)

花様年華(かようねんか)

作品情報

原題 花様年華
日本劇場公開日 2001年3月31日
製作国 香港

新着感想・ネタバレ

Minori__Yamaguchiの感想・評価
静かな大人の恋愛映画、また観たい
隣に住む2組の夫婦のそれぞれの妻と夫が浮気をするところから始まり、それに気付いた浮気された側の男女が恋に落ちるストーリー
後者の男女が主人公で、前者の男女はほとんど出てこないっていうか顔すら映らないから、よくある不倫映画みたいに四角関係でドロドロみたいなのもなくて良かった
途中何を意味してるのか分からないシーンがところどころあって、何度も見ればそのたびに新しい発見がありそうだなと思った
細いんだけど、出るとこは出てるっていう東洋人特有の繊細な体型が美しかった
HMworldtravellerの感想・評価
一線を超えそうで超えず、始まりそうで始まらない。もどかしくて憂鬱で行き場のない感情の揺らぎや移ろいを 朱や紅を多用したアンニュイな映像と共に味わう映画。

物語としては起伏がなく単調で どこか古典文学のような香り。起承転結が明確なストーリー展開や驚くような出来事を求めて観ると期待外れに終わるだろう。すべてをクリアに語るわけではなく、意図的なのかシーンが所々端折られている「余白の多い映画」。ただ、この余白と映像が醸し出す雰囲気が何とも言えない。舞台となっている時代が時代だけに すべてが古臭いのになぜか見てしまう 2人の一挙一動、視線の先。

トニー・レオンがくゆらすタバコの煙、どことなく猥雑な1960年代の香港の家屋、女の着る 体のラインにピタリとそったチャイナドレス、狭くて息苦しい空間。脱ぐわけでも 絡みのシーンがあるわけでもないのに 隠匿で粘度高めのオリエンタルな官能を感じさせる。どことなく谷崎潤一郎の小説を彷彿とさせる頽廃的な空気。これがウォン・カーウァイの世界観なんだろうか。
mizuhoruisuiの感想・評価
プラトニックラブが切ない
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