ゲームの規則(1939)

ゲームの規則(1939)

La Règle du jeu
フランス 1982年9月25日上映
rating 4.3 4.3
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『ゲームの規則(1939)』のスタッフ・キャスト

『ゲームの規則(1939)』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2019年5月1日

    ブルジョアたちが集まって開かれる狩りと宴。恋に生きる人々が狂乱の中であれやこれや。 ジャン・ルノワールの最高傑作との呼び声も高い本作。意気込んで観たのですが、序盤こそどこか退屈。顔と名前がなかなか一致せず、メインの人物なのか否かもよくわからない。パーティー前日から当日までを淡々と描くだけのストーリーに正直飽きそうになる。ですがくすぶっていた火が突然に着火。めまぐるしい展開が幕を開けます。展開に次ぐ展開。同時に顔と人物とが一致。クライマックスでは無茶苦茶なことになって終わるのです。シンプルなストーリー展開ながら、その人間模様は混沌として複雑。奇妙。面白い。 本作、抜群のカメラワークが評価のポイントとして挙げられていますが、これは正直に言うとよくわからない。何度も観ることで気づくことの多い映画、との批評はよく目にするので折を見て再チャレンジします。

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2017年11月19日

    貴族に使用人に飛行士、夫婦に愛人に友人、みんな入り乱れて恋の狂想曲。テンポの早い会話と大勢の登場人物が目紛しく行き来し、奥行きと遠近感ある構図の隅っこでも脇役たちが動き回り続ける。眼で追うだけで忙しないし人間関係を把握するのもちょっと大変だけど、この計算ずくで一糸乱れぬアンサンブルと撮影がスゴい。とはいえ、発砲乱闘のドタバタ大騒動も貴族階級にはパーティの滑稽な余興。嬉々として次々獲物を撃ち落とす狩猟シーンから、やがて流れ弾であっさり果てる英雄へと繋がる伏線がブラック。狂言回し的に全体の要を務めるのがルノワール自身だったとは。

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