ソロモンの偽証 前篇・事件

2015年 日本 121分
rating 3.4 3.4
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「ソロモンの偽証 前篇・事件」のあらすじ

街が華やぐクリスマス未明。終業式に向かう道中、雪の積もった校庭で中学2年生の藤野涼子はクラスメートの死体を発見する。屋上から転落死した少年の名は、柏木卓也。ひと月ほど前から不登校の状態が続いており、遺書は発見されなかったが、警察は早々に自殺であると結論づけた。 そんな折に、藤野涼子のもとに1通の匿名の告発状が届く。「柏木卓也君は自殺したのではありません。本当は殺されたのです」 卓也が、普段から暴力沙汰の絶えない問題児・大出俊次とその取り巻き2人に殺されるのを目撃したという。同じ内容の告発状は、校長である津崎正男のもとにも届いていた。警察の捜査を受けて、学校はこれを偽の告発状と結論づけ、告発者の絞り込みに取り掛かる。 一方で、テレビ局HBS報道局の茂木悦男のもとに一通の封書が届く。中には、半分に破られた告発状。その宛名には、卓也と涼子のクラスの担任を務める森内恵美子の名前が書かれている。「善意の第三者が、学校が事件を隠ぺいしようとしていることを我々に教えてくれたんです」茂木は告発状の存在をひた隠しにする学校、そして独断でそれを破棄した森内を強く咎め、真実を追求すべく徹底した取材を行うことを宣言、事件を巡って俄かに学校全体がざわめきたつ。

「ソロモンの偽証 前篇・事件」のスタッフ・キャスト

「ソロモンの偽証 前篇・事件」の感想・評価・ネタバレ

  • YukiSato
    YukiSato 3 8月6日

    役者が等身大の中学生な感じが良かった。三宅樹理が不気味で、それでいてイライラする。 先が気になってしかたない!ってほどの深まりはなかった。

  • Kazuya_Furusawa
    Kazuya_Furusawa 3.5 7月1日

    いじめのシーンや死んだ少年の表現力など学園設定にしてはなかなか衝撃的だった。子供だけでなくその親たちも負けていなかった。見てて暗くて重い感じだが後篇の裁判がどうなるかが期待。

  • southpumpkin
    southpumpkin 3.5 5月27日

    一人の少年が屋上から飛び降りて死亡、警察や学校は自殺とするも、同級生が犯人であるとする告発文が届く。警察官の父を持つ、正義感の強い少女は良心の呵責に苛まれた末、仲間たちと学級裁判を開廷することを決心する。 大人たちのエゴイズムに振り回される子供たちは反旗を翻し裁判の準備を始める。中学生たちの精神的一致団結はまるで青春映画のようです。若者が政治に対して大きな声をだし、それを嘲る周りの人々。どこかのニュースで見たかのような話です。若者たちが良いとされることをしているのか否かは僕にはわかりませんが、声を上げること自体への非難は間違っていると思います。 意外にも暴力描写に手抜かりがありません。特に男性の女性に対する暴力が目に余ります。子供たちの多い映画の中でそういったシーンに意識が流れるのは非常にまれであると思います。 俳優陣の演技が素晴らしい。主演の藤野涼子を発掘しただけでも本作には大きな価値があります。転落死する少年、言葉少なながら吸い込まれるような目をしている。 ばら撒かれる謎にやや訴求力を感じません。容疑者があまりに少なく、注意してみれば真犯人と思われる怪しげな人物が容易に導くことができるからです。後編で僕の予想を超える展開があれば、後編の星を3.5、無ければ3にします。

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