卒業

卒業

The Graduate
1967年製作 アメリカ 107分 1969年6月8日上映
rating 3.5 3.5
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『卒業』とは

チャールズ・ウェッブ原作の同名小説を『バージニア・ウルフなんかこわくない』のマイク・ニコルズ監督が映画化した青春ドラマである。出演は67年に映画デビューし本作が映画初主演となるダスティン・ホフマン、65年の『シェナンドー河』で映画デビューしたキャサリン・ロス、『奇跡の人』のアン・バンクロフトほか。当時はニューシネマ全盛期で本作もその影響を受けたのか、リアリティを強調した生々しい脚本と演技が特徴である。映画デビューして間もなかったダスティ・ホフマンとキャサリン・ロスの初々しい演技が見所であるが、有閑マダムを演じるアン・バンクロフトの怪演も印象的だ。第40回アカデミー賞ではマイク・ニコルズが監督賞を受賞。ダスティン・ホフマンも主演男優賞にノミネートされて注目を集めた。

『卒業』のあらすじ

学業もスポーツも優秀で賞という賞を総なめにして大学を卒業したベンジャミンは、将来を嘱望された若者である。ところが本人はというと疑問を感じ、将来に対する不安でいらだっていた。しかし、そんなベンジャミンの気持ちを知らない両親は盛大な卒業パーティーを開くのだった。お世辞を並べ媚を売るだけの出席者に嫌気がさしたベンジャミンは自室へと戻ってしまうのだが、そこへロビンソン夫人が追いかけてきたのである。彼女は強引にベンジャミンを家まで送らせ、口では「誘惑していない」などと言いながら彼を挑発。ちょうどそのとき、夫のロビンソン氏が帰ってきたため何事もなく終わったが、この誘惑がベンジャミンには刺激となり、数日後、彼は自分からデートを申し込むのだった。こうして2人は逢瀬を重ねることになったが、彼女の娘エレインが現れると……。

『卒業』のスタッフ・キャスト

『卒業』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2018年12月3日

    訳も分からずイライラする青年ベンは近くに住む父の共同事業主の妻から突然誘惑を受ける。断固として拒否するが…。 アメリカンニューシネマの傑作。青春や恋愛、性愛の愚かさみたいなのが突き抜けて描かれています。突き抜けすぎてどこかコメディのようなテンションに。映画はとにかく自由。人妻との情事と家族との戯れを交互に切り替えることでスリルさを増しています。折り重なるように人物が目の前を横切る。なんだか時々意味不明なカットもあり、それがまたこの映画の意味のわからなさ、混沌とした感じを表している。ゴリラはなんやねん。潜水服はなんやねん。これが69年の映画か。BDで観たのもあるのでしょうが、とても新しく若々しい映画に感じました。こんなのリアルタイムで観てたら卒倒したろうな。主人公像などは『早春』と重なる。めちゃ面白かった。 花嫁を結婚式場で奪う、の元ネタになっているそう。そうなのかー!

  • 田辺大樹
    田辺大樹 3 2018年1月5日
  • エミデブ
    エミデブ 2 2016年2月19日

    まぁ、映画好きには申し訳ないけどサイモンアンドガーファンクルのサウンドオブサイレンスを聴くために観たような映画。その後に誕生日にサイモンアンドガーファンクルのCDプレゼントされて知ったけどそのアルバムには他にも卒業に使われた曲がたくさんあった。 正直あんまり面白いと思わなかった。このciatrに載ってるレビューもダスティンホフマン若いというばっかりで中身に関してはドロドロしてるという感想が多いことからそこまで印象的じゃなかったんだと思う。

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