愛を乞うひと

愛を乞うひと

1998年製作 日本 135分 1998年9月26日上映
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『愛を乞うひと』とは

幼少期に実母から受け続けた折檻の日々の記憶が、50年の時を経て対峙する娘を通し語られる母娘の愛憎と絆を描いた人間ドラマである。監督は『学校の怪談』シリーズや『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸。下田治美の原作小説を『信さん・炭坑町のセレナーデ』の鄭義信が脚本に昇華させた。 『OUT』にて第26回日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した原田美枝子が母と娘、真逆の主役2役を演じる。本作は1998年日本アカデミー賞最優秀作品賞を始め、この年のほぼ全ての賞を受賞している作品である。また、第22回モントリオール世界映画祭国際批評家連盟賞受賞作品でもあり、キネマ旬報日本映画ベスト・テン第2位にも選ばれた。

『愛を乞うひと』のあらすじ

早くに夫を亡くし、娘の深草(野波麻帆)と二人で暮らす山岡照恵(原田美枝子)は父・陳文雄(中井貴一)の遺骨を探していた。そんなある日、照恵は異父弟・武則(うじきつよし)との30年振りに再会したことで、母・豊子(原田美枝子/2役)と過ごした辛い幼少期の記憶を蘇らせる。文雄の遺骨の手がかりを辿るうち、深草と父の故郷である台湾を訪ねた昭恵は、文雄と豊子の出会いや自分の誕生の話を聞き日本へ帰国する。その後区役所にて父の遺骨の行方を探し当てた昭恵に、深草は豊子に会いに行く事を勧める。遺骨探しの道中で振り返った壮絶な過去、その原因でもある今も生きている豊子への気持ちを娘・深草の言葉で悟った昭恵は、その後豊子と再会する。二人は互いに母と娘だと気付くも、名乗る事はなく、昭恵は帰りのバスの中で幼少期の思い出を語り涙した。その後再び文雄の故郷を訪れた昭恵の表情は、全てから解放された晴れ晴れとしたものだった。

『愛を乞うひと』のスタッフ・キャスト

『愛を乞うひと』の感想・評価・ネタバレ

  • Keisuke Tateishi
    Keisuke Tateishi 5 2014年11月14日

    重い映画だったけど感動。 相反する二役を演じた原田美枝子の演技力に脱帽‼

  • Takahiro Hirota
    Takahiro Hirota 3 2014年4月23日

    高校生の頃に観た。 なかなか衝撃的な作品だったような

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