「4年目の棘」全話あらすじネタバレ＆感想！無料で読める？漫画rawやpdfはやめよう

夫とのセックスレスや不倫疑惑に疲れていた主人公が、上司との出会いで運命を変えるストーリーの女性漫画『4年目の棘 あなたとしたいだけなのに』。 ここからは作品の配信情報や無料で読めるか、ネタバレ・あらすじを紹介していきます。結末の予想もしているので、最終回の展開が気になる人はぜひチェックしてみてください！

夫・遼と結婚6年目を迎えた芽衣は、仕事で大忙しの日々を過ごしていました。この日も夜遅くに帰宅し、遼が作ってくれたカレーを食べることにした芽衣。 遼とは特に仲が悪いわけではありませんが、結婚当初よりも話す機会は減っています。しかし今に始まったことではなく、結婚4年目にはすでに溝ができていました。 そして今となっては言葉のキャッチボールはほとんどせず、一緒に出掛けたり食事をしたりすることもありません。さらに芽衣は、セックスレスに陥っていることに悩んでいました。 勇気を出してアプローチをしますが、やんわりと拒絶され……。

夜のお誘いをしても毎回断られ、そのたびに涙を流して落ち込んでいた芽衣。しかし何度も拒絶されたことで立ち直りも早くなっており、翌日には仕事モードに突入していました。 この日も芽衣はアパレルの販売企画を行い、多忙すぎる一日をスタートさせます。周りからは仕事を頑張っていることを尊敬され、イケメンである遼と結婚している事実に羨望の眼差しを向けられる芽衣。 ところが遼の名前が出るたびに傷つき、理想の夫婦像から離れていることに落ち込みます。そんなある日、芽衣の部署にマーチャンダイジング部の廣川がやってきて……。

廣川に仕事の要件を告げられた芽衣。その後、同僚から廣川には彼女がいるという噂があることを教えられます。 数日後、SNSコラボ企画を担当していた芽衣は、企画書を課長の神保に提出。しかし神保の指示を聞かずに自分なりの企画を出したことで、怒鳴られてしまいます。 それでも必死にプレゼンを試みますが、一向に受け入れてもらえる気配がありません。そんな中、ブランドマネージャーとして会議に参加していた廣川が一石を投じ、芽衣の企画の方が良いと賛成案を出してくれます。 その結果、芽衣はプレゼンするチャンスを得て、無事に企画を通すことに成功するのでした。その後、休憩時間中に廣川と遭遇した芽衣は、彼に褒められて……。

廣川に褒められただけではなく、企画成功のために背中まで押してもらった芽衣。今まで必死に努力してきたことが実った結果に、嬉しい気持ちでいっぱいになります。 その日の夜、芽衣は仕事からクタクタの状態で帰宅してきた遼のために食事の準備をしていました。そこでマネージャーに頑張りを褒めてもらえたことや、企画が成功するようにと応援してもらったことを報告します。 すると遼の態度が急変し、「仕事の話は聞きたくない」と冷たい言葉を浴びせられる芽衣。今までの嬉しい感情が一気に冷めていくのを感じ、気付いたときには涙を流していました。 廣川の言葉を思い出す芽衣ですが、遼との距離が空いていく感覚に苦しみ始め……。

この日、芽衣と遼は子どもが産まれたばかりの友人宅へ遊びに来ていました。中庭があり、緑が多い一戸建てに思わず憧れてしまう芽衣。 その時「俺たちも早く家建てたいな！」と上機嫌で語る遼を見て、芽衣は彼が自分たちの将来を考えていてくれていることに目頭が熱くなるのを感じていました。 そこで、友人宅から帰宅途中に思い切って将来のことについて切り出してみた芽衣。しかし、彼女の期待はことごとく裏切られることになります。 「まさか本気にしたの？」 将来のことを本気で考える芽衣の言葉をはぐらかす遼の言葉を聞いた芽衣は、「なんで遼君は私たちの未来から目を背けるんだろう」という悔しさで胸が一杯になってしまい……。

遼と一緒に行く約束をしていたライブが間近に迫り、納得できないながらも謝ろうと決めた芽衣。ベッドの中で遼の背中に抱きつく彼女でしたが、明らかに狸寝入りを決め込んでいる遼を見て再び怒りの感情が湧いてきます。 「寝てるふりしてまで私のことを避けたいんだ」 遼の情けない姿にむなしさを覚えた芽衣は、2人が出会ったばかりの頃を思い出していました。優しくて感情表現が豊かだった遼。彼が「ずっと一緒にいよう」と言ってくれた日のことを思い出した芽衣は、彼女の想いを遼にぶつけます。 しかし眠ったふりを続ける遼に語りかけることをやめた芽衣はそのまま朝を迎えることに。翌日、「謝りたいことがある」と芽衣に切り出した遼は……。

急に「ライブに行けなくなった」と遼に言われ、抜け殻のようになってしまった芽衣。このライブをきっかけに再び遼との距離を詰めたいと思っていた芽衣にとって、この約束は何よりも大事なものでした。 後輩の内田から「先輩んちはいつまでも仲良しでうらやましいです！」と言われ、思わず笑顔が引きつる芽衣。 「他人からはそう見えるのかな」 自身の空虚な現実を実感してしまった芽衣は、あれだけ楽しみにしていたライブにさえも行く気が起きなくなっていました。 しかしライブは仕事の打ち合わせも兼ねているため、ライブ当日に集合場所で上司を待つことにした芽衣。遼へのお土産は物販で買おうかと考えていた芽衣ですが、視線の先には遼が持っているのと同じデザインの服を着た人物がいて……。

遼が持っているものと同じデザインの服と帽子を身につけた人物を見かけ、思わず目で追ってしまう芽衣。その後、芽衣は見知らぬ女と腕を組みながら会場に入っていく遼の姿を目撃してしまいます。 思わず気分が悪くなってしまった芽衣に廣川が声をかけたものの、「泣くわけにはいかない」と踏ん張った芽衣はなんとか気分を立て直すのでした。 その後ライブ本番が始まりますが、遼への不信感で一杯な芽衣にはどんな曲も届きません。「きっと私に嘘をついてもあの子とここに来たかったんだ」と考えた芽衣ですが、遼が言った「友達とでも行きなよ」というセリフを思い出した芽衣。 「あの子は友達なんじゃないか」 あくまで遼に疑いの目を向けたくない芽衣でしたが、その時遼が隣にいた女の肩を抱きながらライブを楽しんでいる姿が目に入り……。

漫画『4年目の棘 あなたとしたいだけなのに』の原作は他媒体では読めないため、本作の続きは漫画でしか読めないことが分かりました。 原作を担当した山口夢は『純白のウエディングドレスで復讐を』『サレシタ逆転夫婦』などの人気作を手がけている作家で、他の作品もめちゃコミックで読むことができますよ。

最終回の展開としては、芽衣が廣川と復讐を果たすラストが描かれるのではないでしょうか。ただの部下と上司の関係だった2人ですが、徐々に互いのパートナーの真実を知るはず。 最後には芽衣が遼に罰を与えるでしょう。

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