山間鈴響馬幫來

山間鈴響馬幫來

作品情報

原題 山間鈴響馬幫來
日本劇場公開日 1954年3月3日
製作国 中国

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 1954年、上海電影製片廠の中国映画。久しぶりにDVD鑑賞。雲南行きが少し迫ってきたので、これからしばらくは雲南ものを。これは人民共和国最初の反特片(スパイ映画)、なおかつ人民共和国最初のキスシーンがある映画、人民共和国最初のアクションシーンがある映画、とされる。ただし、今の眼で見ると緊張感もないし、キスシーンも互いに頬にキスをするだけ、アクションもどことなく間延びしている。
 舞台はタイ・ビルマとの国境近い雲南のミャオ族村とハニ族村。共産党政権になって収穫も増え、人々はしあわせに暮らしているが、塩などの物資が欠乏し、共産党の馬の運搬隊(馬幫)が物資を届けるのを人々は心待ちにしている。そこで暴利を貪っていたのが商人の李三。だが、彼は実は国民党残党の一味だった。彼らは朝鮮戦争を契機に、アメリカと共に「大陸反攻」を計画していたのであった。やがて、計画が実行される。だが、国民党の残党は士気にも欠け計略にも乏しく、敗退を繰り返すが、ミャオ族の娘、藍蒡を連れ去ることには成功する。彼らの計画をことごとく撃退した共産党と人民。やがて、藍蒡は恋人・黛烏に助けられ、ハッピーエンドを迎える。
 と書いてしまえば他愛もないストーリーだが、少数民族同士の歌垣の場面など、微笑ましいシーンも多い。以前『五人の娘』について書いたように、ここでの音楽の使われ方も、まだこの時点では香港映画とそれほど隔たりがないように思え...
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