
『魔女の宅急便』のスタッフ・キャスト
『魔女の宅急便』の感想・評価・ネタバレ
-
「才能を活かした仕事だろ、ステキだよ」 言わずもがな、名作。久しぶりに観ると、たくさんのところに目がいきまして、この作品の良さがまた改めて感じられました。 宮崎駿さんは、やっぱりそのカメラワークの力とか画力とかももちろん最高に素晴らしいんですが、何と言っても脚本力ですよね。 これ以上ないセリフたちを、これ以上ないほど適切な人に言わせる。その上でわざと裏切ってみせたりも。 ジジだけでなくウルスラこそもう一人のキキ(正確には少し未来のキキ)なんじゃないかと個人的には感じていて だからこそ同じ声優を充ててるのでは、なんて野暮なことを思います。 「空を飛ぶことと絵を描くことは同じだね」というセリフがその象徴ですよね。 トンボの友達や、街ゆく女の子を見て隣の芝生の青さを羨んでしまったときに魔力が弱くなって、自分にしかできない!と自信と使命を感じたときにもう一度飛べるようになる。文字通り血で飛ぶ瞬間が好きです。 いつまでも色褪せない、とっても良い映画です。
-
この映画は多分もうほとんどの人が観たことありそうだから、あらすじは良いとして、僕は一人暮らしを今年の春からする。この映画を観ていることによって少しはその苦労や困難を軽減でき、またキキのように乗り換えようと思たら良いなと思う。 キキの魔力がどんどん弱くなっていくのはなぜかという解釈の1つにある都市伝説的なもの。多分「千尋が働いているのは風俗」って言うのと同じような、大人になるってことはつまり、、、。みたいなやつはあながち間違いではないのかなと思う。そこは観てる人が各々納得する答えを見つければ良いんだろうけど、僕としてはあながち間違いではないと考えられて、なおかつそうして観ると僕には合点がいく分、より一層深く楽しめる映画になったと思う。 クロネコヤマトの存在や、都市伝説に事欠かない映画ですね。
-
『魔女の宅急便』鑑賞。小さい頃風邪を引くたびに観ていた映画。改めて観てみるとやっぱり素敵。温かくて気持ちになるし何より懐かしくなる。ジジの憎まれ口が可愛い。昔は何とも思わなかったけど風景は色んな街の合体で観ていてわくわくする。