母と暮せば

母と暮せば

2015年製作 日本 130分 2015年12月12日上映
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『母と暮せば』のあらすじ

1948年8月9日。長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二がひょっこり現れる。「母さんは諦めが悪いからなかなか出てこれなかったんだよ」。 その日から、浩二は時々伸子の前に現れるようになる。二人はたくさんの話をするが、一番の関心は浩二の恋人・町子のことだった。「いつかあの子の幸せも考えなきゃね」。 そんなふたりの時間は、奇妙だったけれど、楽しかった。その幸せは永遠に続くようにみえた―。

『母と暮せば』のスタッフ・キャスト

『母と暮せば』の感想・評価・ネタバレ

  • まつり
    まつり 4 3月22日

    戦争の悲惨さを伝えるのに、映像であればどんな方法でもあると思うが、この作品ではそこを作り側が丁寧に選択しているように感じた。 実際、戦禍を知らない世代の自分は死ぬほどの飢えや葛藤を強いられたことがない。想像できるのは家族や大切な人がいなくなること、そしてそこで生まれた強烈な感情を生涯癒せないだろうこと。現代っ子でも感情移入できた。 登場人物が家の外で見聞きした話のなかで戦争の悲惨さが描写される。間接的な形。直接的に画面に描かれる死はインパクトが大きいが、大きすぎて受けとめきれず心が直ぐさま平常時まで処理する気がする…いまはそんなことないでしょって。 間接的だったぶん、心の底にじんわりと残っていると思う。残された者は生きねばならないけど、そうならぬ術があるならそうしたかっただろうし、これからの世界ではまだその術を探す余地があるんだと思った。 ラスト、生きている人が容易に喜びはしないから賛否があるかもしれないけど。それほどか…と、それを抱えてどうしたら普段をいられるの… て思った。

  • mamomamo31
    mamomamo31 3 2017年12月28日

    息子が死んで悲しい中、亡霊の姿として再度息子が現れ、また楽しく悲しい日常を過ごす。最後には息子と一緒にいることを選んだ家族の絆が描かれていた。実家に帰りたくなる作品。お母さんに会いたい。

  • のり

    死んだ息子と母の話 戦争時の日本

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