『血は蜜よりも甘く』を無料で読めるサイトは？あらすじネタバレ感想も【アクアドロップ】

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男性向け同人サークルとして知られるアクアドロップの三上ミカが、ついに初となる女性向け作品『血は蜜よりも甘く』を発売しました！ 本作の主人公は、吸血鬼の兄、アキと混血の妹、ユラ。家族でありながら強く惹かれあう2人の関係性がどこか切なく、儚げな世界観に引き込まれる作品です。 ここからはサービスの詳細やあらすじ、ネタバレ情報や見どころを紹介していきます。

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幼いころから森の奥深くでひっそりと暮らしていた兄のアキと妹のユラ。一見普通の若者に見える彼らでしたが、アキは完全に、ユラは半分だけ吸血鬼という秘密を持っていました。 生き血と花の蜜しか口にできないアキは森で暮らし始めてから80年もの間、獣の血で何とか生きながらえていました。しかし獲物が取れない日が続き、最終手段としてユラは自分の血をアキに吸わせることに。すると初めて人の血を吸ったアキは、発情して妹のユラを犯してしまうのでした。 その後実の妹に手を出した罪悪感から、一切血を飲まなくなってしまったアキ。日に日にやつれていく彼を見ていたユラは兄を助けたい一心で、もう一度自分を噛むように提案します。 例え、アキに犯されても構わないというユラに対して、もっと酷いことをしてしまうかもしれないと苦悩するアキ。ユラはそれでも構わないとアキを受け入れて……。

子どもの頃、吸血鬼になり母とともに森で暮らし始めます。見た目は美しい青年ですが、現在85歳。生き血と花の蜜しか食べられないため、森の獣の血で生きながらえてきました。太陽の光に弱く、日中は眠っています。

母親が妊娠中に吸血鬼になってしまったため、混血として生まれました。見た目は普通の人間の少女ですが、寿命が長く現在80歳。さらに傷の治りが早いという特徴をもっています。また生殖能力がなく、性に対する知識もほとんど持っていません。

森の奥深くに住む吸血鬼の兄・アキと、吸血鬼と人間の混血の妹・ユラ。 幼少期に吸血鬼になったアキは、生き血と花の蜜しか食べられず、森の獣の血を吸って生きてきました。しかし、異常気象の影響で森の獣の数が減ってしまったため、アキは食事ができずに倒れてしまいます。 人間の性質とほとんど変わらない混血のユラは、そんな兄の姿を見て自分の血を吸うように提案。提案に従い、アキがユラの血を吸うと彼は発情してしまい、ユラの体を犯してしまうのでした。 この過ちを2度と犯してはいけないと思った2人でしたが、日に日に衰弱していくアキを見て、ユラは再び血を吸って欲しいと懇願。今度はユラを壊してしまうかもしれないというアキに、それでも構わないというユラ。そんな彼女にアキは欲望を開放するのでした。 性に対する知識を持たないユラでしたが、そんなユラの体にアキは少しずつ触れ、優しく快感を与えていきます。初めての絶頂を迎えたユラに興奮したアキは、一気に挿入し、激しく腰を動かし……。 理性を失ったようにユラを求めるアキは、彼女を何度も何度も噛みながら犯し続けるのでした。そして、前にはされなかった口づけをされたユラは、上も下もアキと繋がったと幸せに浸ります。 あまりの激しさで気を失ってしまったユラが目を覚ますと、すっかり顔色のよくなったアキが目の前に。よかったと安堵するユラでしたが、早速、次を期待して顔を赤らめます。一方、アキはひとつになりたいと願っていたユラとの行為を思い出し、胸を熱くするのでした。

このまま静かに終わりへと向かっていくような退廃的な美しさと、儚く切ない世界観は本作の大きな魅力です。 見た目は子どものようですが、実年齢は80歳を超えている2人。それだけの長い時間を、ユラたち兄妹は外の世界から隠れ、たった2人で生きてきました。つまり彼らにとってはお互いの存在が全て。 ほかに助けを求めることも出来ず、閉ざされた世界の中で寄り添って生きていく2人の姿がどこか切なく、胸にグッとくるものがあります。

本作を手がけているのは、男性向け作品を中心に活動している人気サークルのアクアドロップです。これまでに数多くの人気作を発表してきたアクアドロップですが、女性向け作品は本作が初めて。繊細な心情描写が一層丁寧に描かれています。 吸血鬼が主人公と聞くと、不気味なイメージを抱く人もいるかもしれません。しかし、実際に手に取って読んでみれば、作画の美しさもあり、まったく不気味さを感じることなく読み進められるでしょう。 さらに、女性読者も親しみやすい世界観とストーリーではありますが、濃厚なベッドシーンは健在です。きっと男性ファンも満足できるはずですよ！

吸血鬼×近親相姦というアブノーマル要素がギュっと詰まった本作。ベッドシーンもかなり濃厚で、丁寧に描かれる描写にドキドキが止まりません！特にキャラクターの官能的な表情に引き込まれますよ！ 自らが生き延びるためとはいえ、妹の血を吸い、さらに彼女の体を犯してしまうという兄の葛藤が見事に描かれています。また、性の知識の疎い妹が、徐々に開発されていく姿に興奮してしまうでしょう。 ただしストーリー性がきちんとあるので、アブノーマルながら純愛作品のような余韻が味わえます。近親相姦に少し壁を感じている人にもおすすめです。

漫画『血は蜜よりも甘く』の作者・三上ミカは、主に兄妹ネタで漫画やイラストを描いています。漫画家・田中ユタカを尊敬しており、彼の影響で男性向けエロ漫画を描き始めたそうです。 原作・イラストを担当した漫画『おやすみせっくす』はアニメ化されるほど人気を集めています。 兄妹ネタが好きで読んでいるうちに、自分の好みは自分で描くしかないと描き始めたとのことなので、彼女のこだわりが伝わる作品が多いです。

漫画『おやすみせっくす』は、眠っている妹を犯してしまった兄と、寝たふりをして兄の行為を期待する妹の近親相姦ものです。睡姦×兄妹という特濃アブノーマル設定に引かれますが、兄妹の切ない想いが交差するストーリーは純愛そのもの。 アクアドロップの代表作ともいえる人気シリーズの1作目として、根強い人気を誇っている作品です。実は『血は蜜よりも甘く』は、『おやすみせっくす』のセルフ吸血鬼パロディとして構想されました。

漫画『おでかけせっくす』は『おやすみせっくす』の後日談となる続編で、想いの通じ合った兄妹が初めてラブホテルへ行くストーリーです。 1作目よりも積極的になった妹の行動に、思わずキュンキュンしてしまいます。罪悪感を抱きながらも感情と快楽に突き動かされていく兄妹の、背徳的でセンチメンタルな純愛ストーリーが堪能できますよ！

漫画『血は蜜よりも甘く』の続編について調査を行いましたが、2023年9月9日現在、続編の情報は確認できませんでした。 ただ、本作品の作者・三上ミカは引き続き活動を継続していることと、別作品では続編を出していることもあることから、本作品の続編が発売される可能性は高いと予想します。 吸血鬼と混血の兄妹のその後が楽しめる日を期待して待ちたいですね。