「陰キャΩ(オメガ)の私がヤンキーαの彼と番になりました」シリーズは「完結編」まで無料で読める？【kazu丼】

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そんな本作は、オメガバースの世界を舞台に繰り広げられるTLストーリーです。ここからはサービスの詳細やあらすじ、見どころを紹介していきます。

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陰キャでアラサーなΩ(オメガ)の主人公。番(つがい)の適齢期を過ぎる前に、しずるとお見合いすることになりました。ヤンキーのような見た目に反して誠実な彼に惹かれて番になります。その後、あっという間にドキドキの初夜を迎えることになります。

名家出身のα(アルファ)。適齢期を迎えた多くのΩからお見合いが殺到する好条件の見合い相手。見た目は怖そうなヤンキーですが、お見合いの席で真摯な対応を見せます。初対面のくるみにどこか執着しているような言動を取り、彼女を番に迎え入れることになります。

オメガバースは、男女の他にα(アルファ)・β(ベータ)・Ω(オメガ)という3つの第2性別が存在します。αは特別なフェロモンを放ち、Ωの発情を引き起こします。 αとΩは互いに強く惹かれ合う関係性があります。このαとΩの間の特別な絆を「番(つがい)」と言います。本作は、そんなΩの主人公がヤンキーαと番になる物語です。

一般的な男女の性別に加え、α・β・Ωという3種類の第2性別が存在するオメガバースの世界。 アラサーOL・山田くるみは劣等系であるΩと診断されてから14年が経ち、番適齢期の15年目を超えるとバース法に従って黒いチョーカーを付けなければいけませんでした。 何としてもそれだけは避けたいくるみは、降って湧いたような好条件のお見合いをすることに。 そしてお見合いの場に現れたのは、名家出身の強面ヤンキーαの男性でした。少し怖い見た目ではありましたが、彼の真剣な眼差しに魅了されて番になることを決意します。 そして迎えた新婚初夜、Ωのくるみはαの発するフェロモンに興奮し……。

くるみは自分がまったく経験がないことを番であるしずるに明かします。Ωの発情期も薬で抑えてきて、卑猥なことに興味を持たないようにしてきたくるみ。そして今はお見合いからの結婚、新婚初夜という展開の早さに困惑していたのです。 それでもしずるは「問題ない」と話します。その直後、しずるに触れられていないにも関わらず、くるみは愛撫に感じ始めました。眠っていた性欲が呼び覚まされ、体中が性感帯になったような感覚に陥るくるみ。 なんとしずるが発するαのフェロモンで身体が疼き始めたのです。そして解放された本能によって、2人は乱れていきます。

実はしずるがくるみと結婚を申し込んだ背景には、ある理由がありました。 それは7年前のこと。16歳のしずるは政略結婚を強いられました。相手の女性は妊娠を目的にしずると結婚。目的を果たした彼女はしずるを必要としなくなり、彼を捨て去ったのです。 彼女の行為に傷つき自暴自棄になったしずるは、橋から身投げしようとしました。そこへ仕事帰りのくるみが通りかかり、しずるに「肉まんをあげる」と声をかけて飛び降りを止めてくれました。その時、しずるは彼女のことを運命の番(つがい)だと感じ、ずっとくるみのことを想い続けていたのです。

晴れてαの夫・しずると結ばれたくるみは、新婚早々発情期に突入。そんな中夫は出張が決まり、発情期の妻を心配しながらも出張に向かうのでした。 仕事をこなしながらも妻の体調が心配で仕方ない夫とは裏腹に、これまでヒート状態を薬でコントロールしてきた妻は今までと全く変わらない日常を送ります。 一方、夫は妻が1人で悶々としている姿を想像しながら爆速で仕事を片付けて帰宅。妻本人はけろりとしているものの、発情期特有の濃厚なフェロモンにあてられてしまった夫は……。

すぐに仕事を終わらせ、出張から帰宅したしずる。心配していた彼が見たのは、発情期を推し活で抑えるくるみの姿でした。色っぽさの欠片もない行動と服装を見せてしまったくるみは自分を卑下しますが、しずるは真顔で彼女の顔を見つめます。 「着飾った君はとても美しいが、オレは中身が君なら服はなんでもいい」ーー。くるみはそんな甘い言葉に誘惑されながらも、ひとまず風呂で汗を流そうとします。しかししずるは官能的な発情フェロモンに酔い、くるみの手をネクタイで優しく縛りました。 そして初めて迎える発情期の夜は、前回以上に激しくて……。

晴れて正式な番になったくるみとしずる。平和な日常を送っていると、くるみはしずるから新婚旅行を提案されます。どうやらしずるは、サプライズで出発直前に報告しようとしていたとのこと。 気を使って早めに伝えてくれましたが、出発日は目前に迫っていました。さらに観劇のスケジュールと被っており、くるみはお断りの返事を入れます。 その瞬間、しずるの態度が豹変。しかし秘書の気遣いもあって、日程を変更してもらうことに成功します。

急いで準備を終えて、南の島へとハネムーンに出かけたくるみとしずる。さらに鷹取家総出で祝われて、今まで体験したことのない色々な経験をします。そして飛行機の中では豪華な料理を食べ、到着した島では静かで幸せな時間を過ごすのでした。 もちろんえっちなことも忘れてはいません。宿泊していた宿で良い雰囲気が流れ、2人は熱いキスを交わします。いつも通りえっちのときは優しいしずるに、くるみは幸せな気持ちでいっぱいになり……。

新年を迎え、くるみはしずるの父親のもとへ挨拶に向かいます。しずる父には結婚前からなぜか避けられており、圧倒的なオーラを放つ彼に萎縮してしまうくるみとしずる。そんな中、くるみは勢い余って子作り宣言をしてしまうのでした。 帰宅途中、情けない姿を見せたと謝るしずるに対して、優しい言葉をかけるくるみ。そして義父の前で話した子作りのことを話題に上げると、しずるは激しく動揺します。さらにバレバレの嘘をついて、その場を後にし……。

くるみは「明日は出張」とバレバレの嘘をつくしずるを見逃してあげます。彼の人間性を理解したうえで、子どもに関してはゆっくりと考えることに。 嘘の出張に出かけたしずるを笑顔で見送ったくるみは、早速家事に取り掛かります。しかし洗濯物を仕分けたとき、しずるの衣服に付着したフェロモンに興奮してしまうのでした。 翌日、しずるが帰宅すると家の中は静まっていました。くるみのもとへ向かうと、彼女は夢中でオナニーをしており……。

本作はオメガバースの世界を舞台にストーリーが進んでいきます。結婚に焦る女性や恋人がいない女性は、アラサーOL・くるみの複雑な心境に共感できてしまうかもしれません。そして格差社会での結婚に対する厳しさも、どこか現代に存在している未婚者に対する「圧」と重なる部分があります。 そんな世界でお見合いという選択をしたくるみ。相手の男性は強面なエリートヤンキーですが、オメガバースという設定を背景に、幸せな初夜を迎えるストーリーは感動的です。

自身の直感を信じて、番になることを決意したくるみ。相手の男性は威圧感があり、ある意味野性的なたたずまいをしています。そんな彼と迎えた初夜は、結婚することにプレッシャーを感じていたくるみを一気に解放し、幸せに満ちた気持ちにする営みでした。 オメガバースを背景に、αとΩのみに存在する「番」の関係やαの発情誘発フェロモンによって興奮するという展開には目が離せません！情熱的に交わる2人の姿に、ぜひ魅了されてください。

続編では発情期を迎えたくるみと、タイミング悪く家に居ることができないしずるとの新婚生活がコメディタッチで描かれます。妻のあられもない姿を想像しながら悶々とした日々を過ごしていた夫が帰宅後に暴走してしまうのですが、理性のタガが外れた彼の姿にドキドキすること間違いなしです。 そうして夫にたっぷり求められたあとの、抑制剤の効果が切れた妻からの際限ないおねだりも最高。前作以上にパワーアップした2人の営みから目が離せません。

しずるは強面のヤンキーに見えますが、とても紳士的で優しい男性。くるみに注がれる愛情は、彼女に対する誠実な愛が感じられて素敵です。 また、発情期のくるみを心配しながら出張に出るシーンではコミカルな一面を見せるなど、見た目とのギャップにやられてしまいます。くるみとの関係性が深まるごとに、しずるの意外な魅力が見えてきて目を奪われます。

こだか和麻は少年誌出身の漫画家で、少年漫画風のダイナミックな作風で”男らしい男”を描いているのが特徴的です。本作のようなTL作品だけでなく、『異邦人～エトランゼ～』や『BORDER 慧-Kei-』といったBL漫画も数多く手がけています。

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