『狂眼』ネタバレあらすじまとめ！最新話から最終回結末まで全話紹介

『狂眼』は原作・肉花、作画・ソラによる韓国の女性漫画で、時代劇さながらの宮廷模様がおもしろいと話題になっているラブロマンスです。 本記事ではそんな『狂眼』のあらすじや最新話までのネタバレ、本作の漫画バンク・漫画raw(漫画ロウ)・zipでの配信状況を紹介していきます。どんな作品かより詳しく知りたい人はぜひコミックシーモアやRenta!でチェックしてみてくださいね！ raw・zip等違法サイトでの配信状況

主人公のウヌは王宮に仕えて15年目の見習い女官。美しい容姿に恵まれながらも、いつか女官たちの長である尚宮になることだけを目指し、日々お勤めに精を出していました。 ある日、世継ぎである世子が寝起きをする東宮殿へと異動になったウヌは、ひょんなことから世子の夜伽を任されることになってしまいます。 「狂眼の世子」の異名を持つ彼は、女官を使い捨てにするともっぱらの噂で女官からも民からも恐れられていました。 そんな世間の評判に反して、ウヌには世子に対してある特別な想いが。実は過去にウヌは世子に会ったことがあり……。

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容姿端麗な女官。ある日、大妃の女官から世子であるイ・ヒョンの女官に配置転換されます。初日に失態を犯してしまいますが、世子の夜伽相手に指名されることに。過去にイ・ヒョンと出会ったことがあり、彼に対して身分違いの恋をします。

冷徹な王位継承者で狂眼の異名を持つ世子。異名の由来は、戦の際に狂ったような目で敵を切り裂いたことから「狂眼」と呼ばれるようになりました。 優れた能力の持ち主で周囲から嫉妬され孤立しています。夜伽をさせた女官は二度と呼ばない主義ですが、ウヌに対しては特別な感情を抱きます。

滋養強壮にいいというアワビ粥をヒョンに食べさせたウヌ。連日の政務で疲れているヒョンを思って出した食事でしたが、「交わりが目当てなのか？」とヒョンに言われてしまいます。 粥を食べ終えたヒョンは、ウヌを抱き寄せて「それなりの罰を受けてもらう」と伝えるのです。しかしウヌも負けてはいません。「殿下も我慢できなくさせますよ」と彼の下半身を触りながら挑発するのでした。 しかし、ヒョンのほうが一枚上手でした。彼の激しい行為によって、ウヌは果ててしまいそうになってしまいます。行為を終えた2人は、冗談を交えながら仲睦まじく時間を過ごすのでした。

本編の主人公・ウヌは、ヒョンの仕事を減らすためにも自分が頑張らないとと思い、精を出して働いていました。その姿を見た女官仲間のミヒャンは、彼女を心配そうに見つめていたのです。 ウヌが仕事に没頭していると、どこからともなく「母上～」との声と共に男の子が彼女のもとにやってきます。その男の子はウヌの子どもで、本編の最終話でお腹にいた子どもが生まれて、元気に育っていたのです。 子育ても順調なウヌでしたが、明け方まで仕事をしているヒョンのことを気にかけていました。ある日、政務を終えたヒョンが帰宅し、ウヌの部屋を訪れると、息子は既に眠りについていたのです。 ヒョンはさすがの激務で疲れているようでしたが、息子の顔を見て少し元気を取り戻すのでした。そんなヒョンにウヌはお粥を用意するのですが、彼は少ししか手を付けられず……。

2人はめでたく婚姻を結び、迎えた初夜。落ち着いた様子のソレに対して、ヒュルはドキドキしっぱなしで、このまま夫婦の営みが始まるのかと緊張した様子でソレを見つめます。 しかしソレは「疲れたから寝る」というと、さっさと布団に入ってしまいました。少し残念に思いつつもヒュルは自分も布団に入ることに。 暫くしてヒュルが目を覚ますと、ソレが目の前でこちらを見ていました。そのまま2人はいい雰囲気に。ソレにリードされる形で夫婦の営みが始まります。 お互い初めてとは思えないほど激しく交じり合ったヒュルとソレ。しかし2回戦を始めようとしたところでヒュルは突然目を覚まし、先ほどまでの出来事が全て夢だったと気が付きます。 そしてヒュルはソレを愛しく思い過ぎて夢で抱いてしまったのかと、自分の気持ちを再確認するのでした。

番外編の主人公はヒョンの護衛であるヒュル。ヒョンとウヌの幸せっぷりを間近で見せつけられていたヒュルでしたが、本人は全く恋愛に興味がなく、結婚を急かす父親にうんざりしていました。 そんなある日、ひょんなことから幼いころよく遊んでいたソレと再会したヒュルは、立派な女性に成長した幼なじみから突然の求婚を受けます。 ド直球に想いを伝えてくるソレに圧倒されるヒュル。そのまま話はトントン拍子に進み、2人の婚約はあっと言う間に周囲に知られることになります。 最初こそ戸惑っていたヒュルも、聡明で美しいソレに好意を寄せられまんざらでもない様子。改めてソレから「ずっと慕っていました」と告白され、完全に心を奪われてしまうのでした。

全てが一段落し、やっと心置きなく2人の時間に没頭できるようになったウヌとヒョン。尚宮様から教わったという技を活かし、布団の上に座っているヒョンにまたがって腰を動かし、ウヌがリードします。いつもとは違うウヌのリードに、ヒョンは興奮し、2人は何度も何度も愛を交わし合います。 そしてやっと行為を終えるとヒョンは、ウヌに対して「痛いところはなかったか？」と声をかけるのでした。「大丈夫ですよ」と答えるウヌを優しく抱きしめ、ヒョンは「これから末永く共に生きよう」と微笑むのでした。 その後ソン嬪となったウヌは親友のミヒャンを身の回りの世話をする至密尚宮に任命。驚くミヒャンに対して、ウヌは「あなたを置いていくわけないでしょ」と伝えます。そして、至密尚宮となったミヒャンの力を借りて、後宮での暮しを整え始めるのでした。 それから数ヶ月後、臨月を迎えたウヌは、木に咲いている花を取ろうしていました。そこにヒョンが現れて、彼女がとろうとしていた花をとり、ウヌの髪に刺します。すっかり優しい雰囲気に変わったヒョンと、彼を笑顔で見つめるウヌが仲睦まじく寄り添っているところで物語は終了します。

宮廷では王が崩御され、大混乱が起きていました。そんな中、ウヌは世子の側近から手紙を受け取ります。もしもの時のための物だと理解して読むのをためらいますが、意を決して手紙を開くウヌ。 中にはウヌと出会えて幸せだったことや、今まで伝えきれなかった感謝の言葉が綴られていました。そのとき宮廷に世子の胸背を持ったインホが帰ってきます。 インホがひとりだったことで、世子は死んだと考えたイギョン。インへ王妃とともに後継ぎについて話し合い、権力を自分たちのものにできると大盛り上がりです。 一方のウヌは、亡くなった世子を想いながら泣いていました。そんな彼女のもとに世子がやってきます。幻覚か夢だと思ったウヌでしたが、世子は無事に帰還したのです。 翌日、宮廷では即位式が執り行われていました。しかしタイミングを見計らったように世子が現れます。そして謀反の首謀者たちは一掃され、大君は死亡。王妃も身分を剥奪され島流しにされてしまいます。

王位を引き継ぎ世者から大王へとなったヒョンは、大臣たちにウヌを王妃にすると宣言します。 そしてウヌをナム大鑑の養女にすることで強引に身分の差問題も解決。他の女性を妻にすることはないと言い放ち、見事にウヌとの結婚を実現させるのでした。 後日、2人の結婚式が行われ、ウヌは本当に王妃となります。そして久々にウヌとヒョンは2人きりの時間へ。 傷だらけのヒョンの体を見てショックを受けるウヌ。そんな彼女の姿を見てヒョンは優しく笑うと、「私にはもう怖いものなどない」と言ってウヌを強く抱きしめるのでした。

夜中にミニャンは外を歩く謎の人影を見つけます。その話を聞いたウヌが松林の中へ足を踏み入れると、世子が気に入っていた梅の木に犬の死骸が吊るされているのを発見。 さらに何者かによって連れ去られてしまいます。側近たちが探しに回りますが、一向に見つかる気配がありません。 時は戻り講武前日、世子はしばらく会えなくなるウヌのもとを訪れていました。一方ウヌも世子に会えないことを寂しく思っており、身体を求めていきます。 ウヌの身体を心配しながらも、行為を続けていく世子。そんな彼の優しさを悟ったウヌは、幸せな気持ちでいっぱいになるのでした。 いよいよ迎えた講武当日、霊媒師は世子の顔が書かれた紙に矢を放ちます。すると世子が苦しみ始め、さらには世子を狙った暗殺未遂事件まで発生し……。

世子は本気でウヌのことを愛しています。愛の言葉を口にして想いを伝えると、複雑な気持ちでいっぱいだったウヌの心は晴れていくのでした。 翌朝、突然の吐き気に襲われるウヌ。隣で寝ていた世子が心配して身体を起こしますが、ウヌはただの体調不良だと言って心配無用と判断します。 しかしウヌの体調不良は妊娠が原因でした。その頃世子もウヌの妊娠を知り、公務中にも関わらず興奮状態に。一方で王妃に妊娠がバレた場合、ウヌの身に危険が迫ることも自覚します。 その後、仕事に向かう前の日のことを思い出す世子。ウヌと夜枷を楽しみ、いつも以上に激しくしてしまっていたらしく……。

数日後、ウヌは世子に頼まれて買い出しに出かけていました。久しぶりの外の世界にウキウキ気分でしたが、突然目の前に世子が現れます。彼曰く散歩に来たとのことですが、流れから一緒に出かけます。 その後大泣きしている子供を見つけた2人。そこで世子が子供にお金を渡して、飴を買うように提案するのでした。そしてウヌの分の菓子も一緒に買って、デートを楽しみます。 幸せな時間を過ごす2人でしたが、最後に寄った織物屋で唐衣をプレゼントされるウヌ。さらにサプライズで美しいかんざしを贈られます。まるでプロポーズのような状況に、ウヌは嬉し涙を流すのでした。

体調が優れない状態で職務を全うしていたウヌ。そんな中女官たちが世子嬪に関する噂話をしているところに遭遇します。「相手は美人の令嬢」「ウヌは捨てられた」など、真実とは異なりますがウヌは徐々に精神的に追い詰められていきます。 一方ウヌの体調が悪いことを知った世子は、彼女に対して部屋から出ないように言い聞かせていました。しかし口調が強くなってしまい、2人の間に距離ができてしまいます。 その後、勢いのままに夜枷を迫ってしまったウヌ。そして意地悪で激しい攻めに、今まで味わったことがない快感を覚えます。終わったときにはお互いを想って、丁寧に身体を拭き合うのでした。

世子はついに世子嬪を迎え入れるときがやってきます。頭の中に浮かんだのはやはりウヌでした。その頃王妃も用意を進めており、裏で画策し始めます。 そして世子を呼び出して世子嬪の話を持ちかけたタイミングで、ウヌを部屋に通すのでした。世子の動揺を狙う作戦でしたが、世子はウヌを妻として迎え入れることを力強く主張します。 その後夜枷のタイミングで、内に秘めていた本心を明かすウヌ。自分の想いを吐露したことで、世子も強くウヌの身体を求めるのでした。 一方王妃は、ウヌが子を宿している可能性が高いことに気付きます。そしてウヌはどこか体調が悪いようで……。

ウヌと想いが通じ合った世子は、穏やかな気持ちで過ごせるようになりました。感情の高ぶりが発作のきっかけとなるため、今までは無意識のうちに感情を抑えていた世子。しかし、最近は会議で積極的に意見するようになり、自分の命を狙っている王妃に対しても、寛大に接するようになりました。 世子の変化に気づいた王妃は危機感を抱き、占い師に自分の息子と世子の未来を相談しました。占いを行った結果、「息子は王にふさわしい器を持っているが、世子の力が強すぎて王にはなれない」と予言されます。 さらに、王の寿命も残り僅かだと言われます。王妃は占い師の言葉に焦燥感を抱き、世子の父である王は、王位継承について考え始めました。

世子から夜伽以外で呼ばれるウヌ。その姿を見た女宮たちは、ウヌが世子から寵愛を受けていると嫉妬します。ウヌは女宮たちから酷い嫌がらせを受けました。その嫌がらせが世子に知られ、激怒した彼は女官たちに罰を与えようとします。しかし、ウヌが彼女たちを助けて女官は罰を逃れることができました。 その後、ウヌは世子と一緒に医師のもとへ行き、嫌がらせで受けた傷を見てもらうことに。ウヌに寄り添う世子の表情は愛情に満ちていました。 嫌がらせの出来事をきっかけに、2人の心の距離は縮まりました。ウヌは世子に対する想いが止められないことを伝えます。彼女の気持ちは世子に届き、2人は身も心も本物の愛で結ばれたのです。

ある日、世子はウヌが女官たちから仲間はずれにされていると聞かされました。世子は状況を確かめようとウヌの仕事場での様子を部下に調べさせます。その影で女官たちから無視され陰口を叩かれているウヌ。辛い状況を堪え忍ぶ日々を送っていました。 それから数日後、世子は試験の見届け人となるため、ある試験に参加しました。試験中、世子は乗馬の競技を行っているときに発作を起こしてしまいます。彼は過去に捕虜となった経験から発作を起こし、自傷行為に走ることがあるのです。 そこへウヌが現れて世子の発作を落ち着かせました。世子はこの時からウヌのことを必要不可欠な存在として意識するようになったのです。

ウヌを一晩中抱き続ける世子。思わずウヌの中に出してしまうと、ウヌは妊娠しにくい体だから大丈夫だと言いました。翌朝、目覚めたウヌは部屋に戻ろうとしますが、途中で倒れてしまいます。意識を失う中、ウヌは幼い頃の夢を見ます。 子どもの頃、ウヌは大妃様の頼みで、世子が読む漢詩をこっそり訳す手伝いをしていました。ある日、ウヌは庭で詩を読んでいる世子を影から覗いていました。その姿がバレて世子に詰問され、思わず泣いてしまいます。ウヌが理由を話すと、世子は優しくなぐさめてくれました。 そんな過去の夢から目覚めると、ウヌは自分の部屋にいました。疲労で倒れたウヌは5日間の休みをもらうことになって……。

毒殺未遂の疑いをかけらたウヌは自身の偽りのない心が伝われば無実を信じてくれると思い、身に着けていたものを全て世子の前に差し出しました。少しでも不審な動きをしたら殺すと脅さつつも強引な取り調べを素直に受ける彼女ですが、ついには膣の中まで探られて――！？ 無事にウヌの疑いが晴れると世子は彼女を強引に押し倒して身体を重ねます。そんな中でもウヌは律儀に女官の決まりを守ろうとし、声を出さないようにと必死に堪えていて……。 ウヌが義務的にセックスを受け入れているように見え、自分だけが彼女に夢中になっていると感じ満足できない世子はウヌを手中に収めるため、彼女を一晩中抱くことにしたのでした。

現在の王妃は、世子の実の母親ではありません。そのため、政治的な派閥を大きくしたい王妃は、自分に都合のいい人間を世子の妻にしたいと考えています。それがわかっている世子は、次々に送り込まれてくる夜伽相手のことを心から信頼できずにいました。どの官女も王妃のお気に入りだということが明らかだからです。 しかし、突然体調を崩した官女の代役として選ばれたウヌは、他の官女たちとは違っていました。世子がウヌを気に入ったことを知った王妃は、敵対派閥である大妃付きの官女だったウヌを自陣に取り込むか、それとも邪魔者として処分してしまうか思案しているようで……。 そんな中、ウヌは再び世子に呼ばれます。2度と会えないと思っていた世子と再会できることを喜ぶウヌでしたが、世子はウヌに毒殺未遂の疑いをかけていてーー。

カン・ウヌは王宮の見習い女官として働き始めて15年目。ある日、突然の人事異動で世子付きの官女になりました。世子というのは身分の高い家における跡継ぎのことで、王宮の世子とはつまり次期王様です。 「狂眼」の二つ名を持つイ・ヒョンは、目が合った者を射抜くような鋭い目つきと冷たい言動で有名な世子。それでいて、過去の戦の功績によって民からの信頼が厚い人物でもあります。 ウヌは、配属初日からそんな世子の夜伽相手に選ばれてしまいます。世子は一度手を付けた官女は2度と抱かない人物。さらに王族の夜伽には様々な禁忌があり、それを破れば殺されてしまいます。たった一度きりのお相手を務めあげるべく、必死で頑張るウヌでしたがーー。

韓国に実在した歴史上の人物をモチーフにしているというところが『狂眼』の1番の魅力です。 まるで時代劇を見ているかのような綿密な描写がされているので、物語の世界観に引き込まれるのはあっという間！韓国固有の文言には解説がついているのも親切です。 それでいて恋愛漫画としてのおもしろさも見逃せません！禁忌に縛られた王族と官女のラブシーンは胸キュンかつとびきりエッチです。

王族と下女という身分違いの恋を描いた本作。様々な妨害や事件を乗り越え、真実の愛を貫こうとする超王道のラブストーリーも魅力的です。 複数の妻を持つことが当たり前とされていた時代に、1人の女性を愛し抜いた世者ことヒョンの男らしさには思わず胸を撃ち抜かれた人も多いはず！また恐ろしい噂をものともせず、純粋にヒョンを支えたウヌの健気さには泣けました！ 宮中の権力争いが激化する物語後半では思わず手に汗握るような展開も！王道ゆえの予定調和的な部分はあるものの、トキメキもハラハラも存分に味わえます。シンデレラストーリーや身分差ラブストーリーが好きな人には間違いないはずです！

『狂眼』は時代劇ラブロマンスが好きな方には、特におすすめの作品です！実際に韓国に実在した歴史上の人物をモチーフにしており、王族と官女の格差ラブやロマンチックな王道ストーリーが盛り込まれています。 最初から最後までキュンキュン要素が盛り沢山。また派閥争いや嫉妬などハプニング展開もあるので、ハラハラドキドキがたっぷり味わえますよ！

今回は、韓国の宮廷を舞台にしたお色気女性漫画『狂眼』のあらすじをネタバレ解説しました。韓流ドラマ好き、TL漫画好きならきっと楽しめる複雑なラブストーリーです。ぜひ実際に読んでみてくださいね！