漫画『てんぷる』全巻ネタバレあらすじ＆最新話は何巻？尼寺でまさかのハーレム生活

街でも変態一家と噂されるほどの女性大好きな家系に生まれた『てんぷる』の主人公・赤神。汚名返上と寺へ禁欲修行に向かいますが、そこは女性しかいない尼寺だったのです。 2023年7月からアニメがスタートする『てんぷる』7巻までのあらすじをネタバレありで徹底解説！さらに「最新話は何巻に収録？」という疑問にも回答していきます。

女性大好きな家系に生まれた赤神明光は煩悩を捨てるためお寺へ面接に向かいました。しかし数日前に一目惚れした結月が玄関から現れ、思わずプロポーズしてしまいます。 尼寺だと分かり帰ろうとするも、父が寺に多額の借金をしていることが発覚。返済のため3人姉妹と2人のホームステイという5人の美女との共同生活がスタートしました。 しかし風呂場で次女・月夜とキスしてしまい赤神は出ていくことに。月夜は「自分を変えたい」という赤神の決意に感銘を受け、キスは出て行かせる罠だったと謝罪しました。 結月は廃寺を阻止するためお見合いに向かいますが……。

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結月は見合いの目的が廃寺を逃れるためだと告白し、見合い相手の峯安は廃寺が妥当だと答えます。しかし赤神が「結月を支える」と宣言した結果、峯安は名前貸しの婚約を許可しました。 2人は終電を逃しラブホへ宿泊するも何も起こらず帰宅。しかし月夜が勘ぐり、さらにホームステイ中のミアが赤神は結月と月夜を手玉にとっていると勘違いします。 去勢をかけてミアと百人一首で勝負に。赤神がミアの胸を揉むアクシデントで不戦勝になってしまいます。その後ミアは好色一家生まれで発情を抑えるために日本に来たことを明かし、同じ境遇の2人は仲を深めたのです。

峯安から3ヶ月以内で得度を終えなければ婚約破棄と言われ修行に入った結月。しかし修行の最中、共に修行する赤神とミアの仲の良い姿に胸がざわついていました。 赤神が弁当を学校に届けた際、月夜が弓道部を休部中だと知ります。そして結月が寺のために辞めた弓道部を自分だけ続けられないという本心も聞いたのです。 赤神のおかげで月夜は「結月が修行を楽しんでいる」と知り弓道部に復帰。月夜を幸せにしたかったという赤神の言葉を聞いて月夜は赤神をさらに好きになっていきます。 クリスマス当日、数珠を渡し合う赤神と結月のもとに慌てた嬉々が現れ……。

得度式を行うにはボロボロの本尊を修繕する必要があるものの貧乏寺でお金がありません。 結月達は寺の土地を使用する農家から年貢徴収に行きますが、何軒も断られます。応じてくれた檀家で結月の母・月那のいた時代は年貢が滞ることはなかったと聞かされました。 結月は母に追いつこうと焦り修行から外されます。1人雨に打たれていると赤神が現れ、彼女を抱きしめたのです。 赤神や月夜達の「この寺が好き」という思いを聞いて、最初の動機を思い出します。「この寺と皆の縁を繋いでいきたい」と嬉々に伝えた結月は、再び修行の再開を許可されました。

年末の餅つきで何者かの策略によってミアと月夜がバニーガール服を着せられる事件が発生します。大晦日には風呂が故障してしまい仕方なく温泉へ。赤神は精力剤を飲まされたり女子風呂に知らぬ間に入れられたり散々な目にあってしまいます。 その後、ホームステイするカグラがバニーも温泉も自分が仕組んだと明かしました。彼女は影からミアを支える工作員で「好色女王育成計画」達成のために動いていたのです。そして赤神に「借金と本尊の修繕費の肩代わり」を条件に寺を出ていけと伝えます。 しかし赤神は「自分の手で立て直す手助けがしたい」と申し出を拒否しました。

初夢で赤神を寝取られた月夜と寝取ったミアが現実世界で赤神を取り合う流れに。赤神を巡る恋愛バトルは激しさを増していきます。 ある日、結月は檀家総会開催を発表。総会までの間にそれぞれが寺子屋や託児所を開き、地域とのつながりを作っていきました。 檀家総会の案内を配り終えた結月は赤神に総会への不安を打ち明けます。準備に奔走する彼女を見てきた赤神は力強く「大丈夫」と伝え、2人はしばらく手を繋ぎました。 迎えた当日、檀家の代表者にお布施をお願いしますが、檀家四天王が結月の実力不足を理由に反対してしまい……。

総会を終え、平穏が訪れたかと思いきや今度はミアの妹サラが来日。サラは赤神に興味を持ってしまいます。サラから逃げる赤神は、ミアのために手を組んで欲しいとカグラに頼まれました。 赤神はミアをもて遊ぶ男と紹介されますが「実際に技量を見せてみろ」と言われてしまいます。追い詰められた赤神はついに煩悩覚醒モードに入り……。

『てんぷる』の魅力といえば個性豊かな女の子達と主人公・赤神とのラブコメ要素。女の子に目がない家柄の生まれとお寺での禁欲という相反する感情の間で戦う赤神の姿は本作の名物シーン。ハーレム作品としてお色気シーンも、もちろん描かれています。 そして題名にも使われている「お寺」の存続に奮闘する姿も注目ポイントの1つです。正式な住職がおらずお金もない寺を残そうと、ぶつかりあいながら目標に向かっていく青春マンガ的な要素もあるのです。

この記事では単行本7巻までネタバレあらすじを紹介しましたが、2023年7月現在『てんぷる』は8巻まで発売されています。 最新話を収録した8巻では覚醒モードに入った赤神が女子たちを口説き落とすという新たな展開が待ち受けています。

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2023年7月からアニメ放映がスタートする『てんぷる』の原作あらすじをネタバレ解説していきました。 お寺の修繕費問題は解決したものの、結月の得度修行やミアの「好色女王育成計画」、そして赤神の恋愛などまだまだ結末が描かれていない内容がもりだくさんとなっています。アニメ放送前に原作を予習してみてはいかがでしょうか。