漫画『年の差婚』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！ワケありなバツイチ夫と年の差婚したヒロインの甘い生活

2020年からTBSのドラマイズムでドラマ化もされた中間淳生作の女性向け恋愛コミック『年の差婚』。本作は「電子書籍版」(全12巻)と、電子書籍版を2巻ずつまとめたものに描きおろしも含めた「単行本版」(全6巻)が発行されていますよ。 この記事では作品のネタバレを含めたあらすじを最新話の分まで紹介していきます。もしネタバレを読んで面白そうだなと思ったら、コミックシーモアでお得に楽しんでくださいね！

ある日、父親から見合いをするように言われた舞衣子。今まで付き合ってきた彼氏はことごとく父が断ってきたのに、一体なぜ?と思ったものの、「実際に会って嫌なら断ればいい」と言われて見合いをすることにします。 相手の男性・晴海は彼女より15歳上ということもあってか、非常に落ち着いた様子。彼のことを一目で気に入った舞衣子は、次回の約束をして見合い会場を後にします。 一度会ったら見合い話は断ろうと思っていた晴海ですが、次第に彼女のまっすぐさに惹かれていくように。そして結婚した2人でしたが、ある日食卓に晴海の前妻・美雪が作った箸置きがあるのに気づいた舞衣子。 その日から、「よく分からない感情」に心が支配されていることに気づいた彼女は、晴海になにやら相談したいという美雪との待ち合わせ場所に同行するのですが……。

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晴海の前妻・美幸と晴海も含めた3人で会うことにした舞衣子ですが、自分がこの場にふさわしくないような気がして早々に帰宅してしまいます。 その後晴海と話し合い、お互いの気持ちが分かった2人はより一層愛し合うように。不安を抱えていた時は上手くいかなかったセックスも上手くいき、2人はこの上ない幸せを噛みしめるのでした。 そんな時、日課のジョギングに行ったときにある1人の女性と出会った晴海。いささか強引な誘いを断り続けていると、舞衣子が「りっちゃん！」と女性の手を掴みます。 彼女の正体は舞衣子のはとこ・理音で、親と上手くいっていない事を打ち開けた彼女を2人は家に泊めることに。しかし帰宅した後で理音が男性だったことが判明し、晴海は面食らってしまいます。さらに「あんたに舞衣子はもったいない。絶対別れさせてやるからな」と宣戦布告された晴海は……。

理音が晴海に宣戦布告したことなど知らない舞衣子は、「理音をしばらくうちに置きたい」と晴海に許可をもらおうとします。「いい大人なんだし放っておけばいいのでは」と思う晴海でしたが、妻の真剣な表情に折れてしまうのでした。 それからというもの、理音の晴海に対する物言いはさらにエスカレート。しまいには「前の女と会ってたくせに」と晴海をなじり始めます。2人の仲がよろしくない事に気付いた舞衣子は、2人を舞衣子の実家で行われるバーベキューに招待するのでした。 しかしそこでも理音は晴海の言葉に耳を貸さず、ついに「もううちから出て行ってくれ」と言われてしまいます。言葉通りに出て行った彼を追いかけ、真剣に話をしようとする舞衣子。しかし、そこで出てきたのは「舞衣子のことが好きだ」という告白で……。

理音が言った言葉の意味画を勘違いしている様子の舞衣子にじれったくなった理音は、女装を解いて「俺が舞衣子を好きなんだよ！」と精一杯の気持ちを伝えます。 帰宅してからどうすべきか悩んだ舞衣子は、晴海と美雪、自分と理音の4人で食事をしようと思いつくのでした。和やかな食事会を茶番だと切って捨てる理音に、晴海は「君の考えているような事は何もない」と何もやましいことは無いときっぱり宣言します。 この言葉でようやく敗北を悟った理音は、「舞衣子のことをよろしくお願いします」と晴海にお願いするのでした。 その後、晴海の実家を夫婦で訪れた舞衣子は子供のことについて改めて考えるようになります。さらに晴海の同僚・小原に出会った際に「ホント、超普通」とマウントを取られた彼女は、友人から晴海が狙われているかもしれないと告げられ……。

小原のこともあって少々不安な雲行きの中、舞衣子は出張へ。結婚して初めて1人で過ごす夜に心もとなくなった晴海は同僚を飲みに誘います。なぜか誘っていないはずの小原も同席し、飲み会がスタート。 当然ここで晴海をモノにしようと考えていた小原は、彼が離籍した時にかかってきた舞衣子からの電話に当然のごとく出ます。思わせぶりな小原に若干焦るものの、誠実に誤解を解く晴海。 それならと彼に直球で不倫を持ちかける彼女でしたが、晴海はぴしゃりと断ります。不安要素も無くなり、舞衣子が帰宅してからはいつも通りの愛情あふれる生活を送る2人でしたが、舞衣子にはひとつだけ心に引っ掛かるものがありました。 それは、父と離婚してまだ幼い自分を置いていった実の母親のこと。この事を乗り越えなければ子供を産んで育てるなんてできそうにないと考えた彼女は、実母に会いに行く事を決めるのでした。

幼いころ、「好きな男と駆け落ちした」と叔母から聞かされていた実母に会うことを決めた舞衣子。父に住所を尋ね、待ち合わせ場所へと向かいます。 初めて会った母に色々聞きたい事はあったものの、やはり一番聞きたかったのは「自分たちを置いていった理由」でした。母ははっきりと「他に好きな人ができて、その人と一緒に居たかったから」と答え、そんな彼女の姿を見た舞衣子もその答えを納得できないながらも受け止めます。 その後、晴海に「こうやって母親に会おうと思えたのも、理由を聞いてそんなに悲しくならなかったのも晴海さんのおかげ」だと感謝を伝えた舞衣子。 母親に会った事で彼女の中でぼんやりしていた“母親”という存在がクリアになり、舞衣子はとうとう妊娠を決意します。その後双子を産んだ彼女は、晴海と2人の子供たちと一緒に幸せな家庭を築くのでした。

この作品のヒロイン・舞衣子はよく「空気が読めない」と言われてしまうほど、思った事をそのまま口にしてしまうんです。そんな彼女が晴海との出会いによって、色々なことを学んで成長していく姿に感動させられます。 そして、彼女を支える晴海のスパダリっぷりが素晴らしい！一家に一人いても良いんじゃないかというほど有能な彼ですが、舞衣子には甘々なのも最高！ 彼がちょっと浮世離れしている彼女を陰からサポートする姿には微笑ましさすら感じます。そんな2人のとにかくあまあまで、読み終わったあとは心が温かくなるような一冊ですよ！

2020年12月からTBS系「ドラマイズム」枠でドラマ化され、ヒロインの舞衣子役を葵わかな・ヒーローの晴海役を竹財輝之介が演じています。 他にも吹越満やEXILE・吉野北人などそうそうたる役者陣が名を連ねる本作は、全8話で放送されました。ドラマの最終回は原作の7巻に描かれた理音と舞衣子のいざこざが決着するまでです。 やはりドラマの方でも「晴海がカッコイイ！」「旦那に欲しい」というクチコミが多く、原作でもドラマでも大人気なのが伺えますね！

この記事では、お見合いで出会った2人が心を通わせて信頼し合える夫婦になっていくまでを描いた『年の差婚』のあらすじをネタバレ含めて解説しました。 あらすじに書いていない所も読みたいと思ったら、コミックシーモアでお得に楽しんでくださいね！