2023年3月10日更新

漫画『美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~』全話ネタバレあらすじ&感想!悪意と憎悪に満ちたサスペンス復讐劇

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家族を殺された1人の女が始めた復讐が引き起こす、悲惨な負の連鎖を描いたサスペンス漫画『美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~』。複雑に入り混じった恐ろしくも壮大な人間ドラマに、思わず引き込まれてしまう作品です。 ここからはそんな「美醜の大地」の壮絶なストーリーを最新刊までネタバレ込みで一挙紹介していきます!

1巻〜3巻ネタバレ感想

太平洋戦争の終わり、樺太で生まれ育った女学生の市村ハナは、容姿が醜いという理由で酷いいじめを受けていました。いじめはどんどんエスカレートしていき、ついにハナは退学に追い込まれてしまいます。 やがて空襲から逃れるため北海道行きの船に乗ろうとしたハナは、いじめグループの画策により家族ともども船から追い出され、その結果家族は命を落としてしまいました。ハナは整形で美しい顔を手に入れ、別人として家族の敵を討とうと決意。 1人、また1人と順調に復讐を果たしていく過程でハナは、いじめの主犯である高島津絢子を狙う男・深見と協力関係になります。そしてハナの復讐は大きな渦のように周囲の人間をも巻き込み始めるのでした。

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因果応報だけど女郎宿に売り飛ばす復讐は流石にゾッとしたな~。

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4巻〜6巻ネタバレ感想

いよいよ絢子への復讐に向けて動き出したハナ。しかし過去の記憶がフラッシュバックして復讐の機会を逃してしまいます。 その裏ではハナの手で全てを奪われた敏恵が、かつての同級生・サチを協力者に加え、恨みをはらすべくハナを追っていました。 その後ハナは復讐のため菜穂子と名乗っていた当時に知り合った綿貫という新聞記者と再会。彼はずっとハナが起こした事件を追い、行方知れずになった菜穂子を探していたのです。 そして場面は変わり、再び復讐のチャンスに恵まれたハナは高島津家を爆破。しかし絢子はギリギリのところで火事を逃れ、またしても復讐は失敗に終わってしまうのでした。

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絢子もハナにただならない執着心を持っていたのか~。それにしても高島津家の闇ヤバすぎ!

7巻〜9巻ネタバレ感想

敏恵に人質として奪われていた息子をハナが救ったことによって、サチはハナへの敵意を失い、敏恵に反旗をひるがえそうとしますが返り討ちにあい命を落としてしまいます 火事によって酷い傷を負った敏恵は、殺害したサチの顔の皮を剥ぎ取り逃走。そしてサチの死によって新たな復讐が生まれていくのでした。 一方高島津家では当主が危篤状態になったことで、絢子の家族に隠された壮絶な闇が明らかに。実は絢子の母親は嫁いできたときから夫の父親から凌辱を受けていて、その結果絢子を授かりました。 つまり絢子の本当の父親は、祖父である現当主。凄惨な幼少期を過ごした絢子はなるべくして歪んだ人格の持ち主になっていたのです。

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もう復讐劇というよりもサスペンス群像劇って感じ。特に敏恵のぶっ壊れ方は鳥肌ものだった……。

10巻〜12巻ネタバレ感想

顔なし遺体の正体がサチだと知ったハナは犯人が敏恵だと見抜き、これ以上被害者を出さないため彼女との直接対決に臨みます。そして覚悟を決めたハナは、氷を踏み抜き湖へと落ちていく敏恵を非情にも見捨てて立ち去っていきました。 一方ずっと菜穂子を探し続けていた綿貫はついに菜穂子とハナが同一人物だと突き止めます。綿貫の覚悟を聞いたハナは彼を仲間に引き入れることに。しかし協力者の深山はただ1人、彼の参加に懐疑的な目を向けていました。 そして場面は変わり、意外な状況で敏恵が生きていることが判明します。完全に精神がおかしくなった敏恵は、またしても予期せぬ行動に出るのでした。

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と、敏恵しぶとすぎる(笑)!なんであの状況で生きてるの?しかも百子との勝負も圧勝しちゃうし、もはや不死身?

13巻〜15巻ネタバレ感想

ハナは自分の復讐が終わらないせいで無関係の人間を何人も巻き込んでしまったことを後悔していました。しかしそれももう終わり。今度こそという思いでハナは絢子への復讐を実行するため動き出しました。 近々行われる絢子の結婚式を計画の舞台に定めたハナ。そして情報を集めるため、綿貫は披露宴会場へ潜入を試みます。しかし絢子の婚約者・清二郎に面が割れていた綿貫はあっけなく捕まり、絶体絶命のピンチに。 運よく逃げ出すことに成功するも、失態を演じた綿貫に対して深見は不信感をあらわにします。その流れで深見の復讐にかける思いや、高島津家を憎む理由が明らかになっていくのでした。

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鬼畜サイコパスの清二郎に捕まったのに、綿貫まさかの無傷帰還(笑)。彼は相当悪運強いな~。

16巻〜18巻ネタバレ感想

女性の顔を奪う殺人鬼になり下がった敏恵は、満たされない思いに悩まされていました。そして悩んだ挙句、絢子の顔を奪おうと思い至ります。 変わり果てた姿で目の前にあらわれた敏恵に驚く様子もなく、「変わった変装ね」と声をかける絢子。そして錯乱する敏恵に近づくと、復讐するべきはハナだと言い聞かせ、完全に敏恵を手中に収めてしまったのです。 そして訪れた披露宴当日、覚悟を決めたハナたちは計画通りダイナマイトで会場を爆破。立ち上がる炎の中、*ハナがやってきたと感じた絢子は待ち望んだ瞬間の到来に歓喜の声を上げた**のでした。

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怪物敏恵を手名なづける絢子のラスボス感たるや……。ほんとに彼女を出し抜くことなんてできるんだろうか。

19巻ネタバレ感想

仲間の1人である五十嵐が清二郎に捕まったことで狂い始めたハナたちの計画。五十嵐を助けるため清二郎の前にあらわれたのは、彼の妻となる女性の異父兄妹である深見でした。 深見は兄だと名乗り清二郎の気を引いて何とか五十嵐の救助に成功。しかしその直後、絢子本人と対峙することになり、計画はさらにズレていきます。 一方、深見たちの合流を待っていたハナと綿貫は、思いがけず絢子の執事である青木に助けられ安全な場所へ移動していました。 青木の目的はハナに絢子の生い立ちを知ってもらい、復讐を思いとどまらせること。しかしそんなことでハナの決意が揺らぐはずもなく……。

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確かに絢子の過去は同情したくなるけど、ハナがされた仕打ちは全く関係ないもんね。青木の提案をのめるわけないよね。

『美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~』あらすじをネタバレ解説しました

ここまで『美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~』のストーリーをネタバレ込みで解説してきました。 いよいよ復讐も最終段階に差し掛かり、物語のボルテージは最高潮に!果たしてハナはこのまま最後の復讐を遂げることができるのか、先の見えないストーリーをぜひリアルタイムでチェックしてみてください!