漫画「サレ妻の復讐」122話まで全話ネタバレあらすじ＆無料で読めるのか調査！小さなタトゥーをきっかけに始まる復讐劇

この記事では、サレ妻と一筋縄ではいかない周囲の人々を巻き込んだ復讐劇を描いた女性マンガ「サレ妻の復讐」122話までのネタバレを紹介します。 本作をお得に読む方法や読者のクチコミ、見どころについてもたっぷり紹介していきますので、ネタバレの続きが気になったら記事内で紹介する方法で「サレ妻の復讐」をチェックしてみてくださいね！

結婚してから義母の介護に明け暮れ、自分のことを顧みる暇もなかった主人公・香蓮は、義母の四十九日に夫の規弘が浮気をしていたという事実を突きつけられます。 もうすべて終わりにしてしまおうと街をさまよっていた時に偶然彫師の柊哉と出会い、蓮の花びらのタトゥーを胸元にいれた香蓮。 しかもずっと面倒を見ていた義母が彼女にすべての財産を譲り渡すという遺言書を遺してくれていたことも判明し、一気に風向きが代わります。 夫の方は浮気相手に「籍を入れるつもりはない」と話すものの、浮気相手に泣かれてしまい話し合いが進みません。一方で、香蓮のもとには夫の後輩である青山から規弘が愛人と仲睦まじそうにしている写真が送られてきて……。

青山に規弘の浮気写真を見せられても全く動揺する素振りを見せない彼女に動揺した青山は、このように他人の浮気を暴いて回っていることを逆に指摘されてしまいます。 「あなたの望む反応ができなくてごめんなさいね」と言った香蓮は、最後まで眉一つ動かさずにその場を去るのでした。 その後「タトゥーの続きを彫ってほしい」と柊哉のもとを訪れた香蓮。「生きていてよかった」と彼女を抱きしめた柊哉は、あの日とは様変わりした彼女の様子に目を見張ります。 自分の胸に美しく咲き誇った蓮の花を見た彼女は生まれ変わった自分と新しい出会い、そして柊哉に対しても胸の高鳴りを覚えるようになっていました。 そんな時、柊哉から「今すぐ助けてくれ！」と連絡を受けた彼女は柊哉の妹である麗と出会います。一方、規弘の愛人であるまゆみは規弘に対する執着心を押さえきれず……。

柊哉と麗が実の母親に虐待されていたことを知った香蓮は、義母が遺言書を託した弁護士に2人のことを依頼します。それから2人の母親も交えた親権をめぐる話し合いが始まり、柊哉が麗と養子縁組することで決着するのでした。 一方、いきなり「500万貸してほしい」と言い出した規弘。「たかだか5年面倒を見たくらいで」と言いかけた彼の言葉は香蓮に遮られ、規弘は500万を諦めます。しかしあっさりと「振り込んでおきます」と言い放った妻に、規弘は心底怯えるのでした。 その後なんとか礼がしたいと言う柊哉と行ったいつもの中華料理店で、規弘と揉めるまどかの怒号を耳にした香蓮。実は規弘が香蓮に借りた500万円はまゆみとの手切れ金として用立てたものでした。 しかしまゆみは500万円を投げ捨て、香蓮と柊哉は2人に見つかる前に店を出ることに。その時、香蓮の後ろ姿を見た規弘は……。

新しく住む部屋を探していた柊哉は、ちょうど空いていた香蓮が所有するマンションの一室に引っ越すことに。2人で部屋を訪れた際に気持ちが高ぶってしまった柊哉は香蓮にキスをしようとします。 しかし彼女に拒絶されてしまった柊哉は彼女への想いを痛烈に感じることに。その頃会社で香蓮のことを聞き、実際に家を訪ねてきれいになった香蓮の姿を目撃したまゆみ。 嫉妬で爆発しそうになった彼女は香蓮と同じタトゥーを彫り、香蓮たちの住むマンションにスプレーで落書きをします。その上何者かに香蓮を襲撃させて規弘の元へ向かうのでした。 香蓮は救急車で病院に運ばれ、何も知らない規弘は「もう奥さんは死んじゃったから結婚できる」というまゆみの言葉に青ざめるのでした。

香蓮が意識を取り戻し、始まった警察の事情聴取が終わって柊哉からの電話を取った彼女のもとに規弘がやって来ます。 柊哉との電話を切らないまま規弘と話した香蓮でしたが、終始保身と言い訳に徹する規弘の態度に苛ついた柊哉は病院へ。彼女の病室に入ると思わず規弘を殴り飛ばしてしまうのでした。 警察の方は今回の事件を総合的に判断してまゆみが単独で計画したものだろうと踏み、のんきに結婚情報誌をめくる彼女のもとへ。 相手が警察だとわかるとまゆみは血相を変えて包丁を振り回し、「規弘を連れてきて！」と自身の喉元に刃を向けるものの現行犯で逮捕されてしまいます。 一方、退院した香蓮の住むマンションを訪ねていった規弘は香蓮本人から「もう二度と来ないで！」とはっきり拒絶されてしまうのでした。その頃麗から連絡をもらった柊哉はマンションへ向かい……。

いくら拒絶されても退かない規弘に掴みかかった柊哉をなだめる香蓮。あまりのしつこさに「香蓮が所有するマンションと引き換えに身を引くこと」を提案した彼女でしたが、すぐに金の計算を始めた規弘にがっかりしてしまいます。 その後クリスマスパーティーで柊哉の想いを改めて知り、クリスマスプレゼントを柊哉に渡す香蓮。いつの間にか柊哉の手首に“カレン”とタトゥーが彫ってあり、香蓮は嬉しくなってしまうのでした。 一方で、規弘を飲みに誘った青山は復縁することを諦めていない彼に香蓮と柊哉が2人きりで遭っている写真を見せて「奥さんが冷たいのは男がいるせいなのでは？」と規弘を焚き付けるのでした。 その際に規弘とまゆみのことを密告したのも自分だと得意げに語る青山に激高した規弘。しかし、青山の言葉を信じた規弘は彼と手を組むことになり……。

まるで香蓮専門のパパラッチとなった青山は彼女の生活が充実していること、彼女自身にやましいことがないという理由から「もうあなたのところに戻ってくることはないんじゃないですか」と言い始めます。しかし、最後の隠し玉として“まともじゃない手段”を用意しているという青山。 その頃香蓮から襲撃時に刺された傷の上からタトゥーを彫ってほしいと頼まれ、彼女の傷跡を見た上で断った柊哉。「君は何もしていないのに」と言って涙をこぼす柊哉を香蓮が抱きしめると、柊哉は彼女に「結婚してほしい」と伝えるのでした。 しかし結婚に懲りている香蓮は返事ができず、プロポーズはお預けに。その時、青山が週刊誌に持ち込んだ香蓮の不倫ネタが掲載されてしまいます。 さらに規弘から「お互い様なんだから、すべてを水に流そう！」ととんでもないことを言われた香蓮は、仲間たちに私物を家から持ってきてほしいと頼み……。

ばったり香蓮の仲間・ユタカたちに遭遇した規弘でしたが、あえなく撃退されてしまいます。一方の香蓮と柊哉は青山の目をかいくぐりながらデートを楽しみ、青山は舌打ちする始末。 そんな時、香蓮は自分を刺した男の両親と面会することにします。香蓮がボロを出す様が早く見たい青山は彼女を尾行していたのですが、背後にユタカたちが迫っていることには全く気づいていません。 ユタカたちの手が青山に伸び、香蓮の姿を見て何やら叫ぶ青山。しかし彼の声は香蓮には届かず、あえなくユタカたちに連行されてしまいます。 その後彼は山中に置き去りにされてしまい、おまけにユタカの拡散力によって“有名人”となってしまうのでした。一方、香蓮は心配して電話をかけてきた母親に彼女自身の決意を伝え……。

なんとか家にたどり着いた青山は通知の多さに仰天するものの、今までのツテを辿って一発逆転を図ろうとします。しかし会社で上司に呼び出された彼は今回の騒動に関して責任を取るように言われ、減給処分に。 そのことで筋違いな復讐心を燃やし始めた青山は麗に目をつけるものの、彼女が未成年だと知ってアプローチするのをやめるのでした。しかし麗と柊哉、そして彼らの母親が定期的に食事をしていると知った彼は食事風景を盗み見ることに。 そこで彼らの母親がCM女優だった新倉ヨウだと知った青山は、徹底的に彼らの血縁関係を調べ上げます。すると柊哉とユタカが異母兄弟だと判明し、そのことをネタに柊哉を挑発する青山。柊哉は自分たちを小馬鹿にしたような青山の態度が許せず、思い切り殴りかかってしまい……。

傷害事件は大事にならなかったものの、麗に危険が迫っていると感じた柊哉は香蓮に“麗を守って欲しい”と頼みます。うなずいた香蓮は麗と同居を始め、柊哉との距離もぐっと近づくことに。 今までとは考えられないほど穏やかな時間を過ごす香蓮と柊哉でしたが、青山のことや離婚に応じない規弘のことなど問題は山積みです。 香蓮はひとまず規弘との離婚問題を片付けるべく柊哉と距離を置くことに。そんな時、香蓮は富豪マダムたちのお茶会に招待されます。実はマダムたちの中にはユタカの母親である能見(よしみ)がいて、期せずして香蓮が抱える問題がお茶会メンバーに共有されてしまうのでした。 しかし、このマダムたちは全員規弘が務める会社で重役に就いている社員の妻たちだったのです。彼女たちは香蓮の手助けをすべく、重役たちにに電話をかけ始め……。

お茶会の会場から香蓮を送ってきた能見に警戒心を抱く柊哉。ここで香蓮は柊哉とユタカが腹違いの兄弟であったことを知り、能見の口から彼女の過去と柊哉との関係が語られるのでした。 洗いざらい白状し、「私はあなたの敵ではないの」と訴える能見。実は、彼女に柊哉とヨウの存在をほのめかしたのも青山だったのです。卑怯なやり方で他人を暴く彼を許せないと感じた能見は「絶対に追い詰める」と決意。 そして本格的に離婚調停が始まるも、香蓮は規弘の狙いが義母から相続した不動産だと勘づいていました。彼女の狙い通りボロを出した規弘は圧倒的不利に追い込まれます。 香蓮は「規弘とまゆみが結婚するなら、年間1,000万ずつ支払う」と破格の条件提示をしますが、規弘が断固拒否し……。

調停中に香蓮に湯呑を投げてしまったことで“傷害罪”が適用された規弘は職場での立場も失ってしまい、昔の先輩に頼るも香蓮に対するDVがバレて転職に失敗。 一方で、相変わらず柊哉と穏やかな生活を送る香蓮のもとにユタカから一本の電話が入ります。「どうしても俺の一存じゃ断れない仕事があるんだ」と言って彼が頼んできたのは、映画出演のオファーでした。 芸術的な評価が高い監督の作品ともあって、あまり有名になりたくない彼女はオファーを断ろうとします。しかしユタカに背中を押された彼女は監督と会ってみることに。 一方青山はストーカーの正体を探るべく、一人の人形作家に会いに行きます。作家がDVを受けている現場に遭遇した青山は彼女を救出するのですが……。

やはり映画出演のオファーを受けようと決めた香蓮は、柊哉に送りだされて東京へ。彼女が自宅を出る前に、柊哉は彼女の背中一面に彫られたタトゥーの隠し方を教えるのでした。 その時彼が見た香蓮の背中には蝶がモチーフの美しいデザインのタトゥーが施されていました。実はこの蝶には“自由に羽ばたいてほしい”という柊哉の願いが込められているのですが、ヤキモチ焼きの柊哉はこの蝶に複雑な思いを抱えていました。 撮影現場に到着した香蓮は監督の指示通り死体役として横になりますが、監督がなにかに気づき……。

はじめのうちは生きる気力もなくし、年相応には見えなかった香蓮が大変身していく姿に目を奪われます。彼女は態度もはっきりしているので、変に揺らぐこともなくスパッと夫に制裁を下している姿も見ていて気持ちがいいです。 青山に復讐するまでは彼のターンが続くものの、一度形勢逆転してからの気持ちよさは最高。哀れに転落していく青山と規弘の無様な姿にスカッとさせられます。 終始ストーリーがダレることもなく最初から最後まで爽快な作品ですので、スカッとしたい時にオススメです！