2021年3月25日更新

復讐がテーマのおすすめ漫画10選を紹介!いじめの仕返しから下剋上系まで

復讐漫画

古くから多くの人の心を揺さぶり掻き立てるジャンル、それこそが“復讐譚”です。極悪非道な人間への報復から、主人公自らが外道に堕ちてしまう因果応報まで。復讐に駆られた人間たちが描かれる10作品を紹介します。

目次

やられたらやり返す!復讐がテーマの漫画を紹介

復讐は人間にとってとても馴染みの深いジャンルです。日本昔話にも『さるかに合戦』や『カチカチ山』など、復讐を描いた作品は数多く存在しています。古くから人間は怒りのエネルギーをさまざまな復讐譚へと昇華させてきたのです。 今回紹介する10作品も人間の抱える怒りのエネルギーに満ちた物語ばかり。作者あるいは主人公や登場人物たちが抱える怒りのエネルギー、その爆発を体感してください。

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【いじめの復讐劇】

最初の2作品は学校でのいじめを発端とした復讐がテーマとなっています。身近なテーマであるがゆえ、彼らの苦しみや狂ってしまう過程がよりリアルにお楽しみいただけます。

『ミスミソウ』

■作者:押切蓮介 ■巻数:全3巻、完全版全2巻 『ミスミソウ』は自身や家族を傷つけたものたちへの復讐を描いた作品です。“本格精神破壊(メンチサイド)ホラー”と銘打たれた本作は、そのキャッチフレーズに違うことなく悲惨で、とても悲しい作品です。 主人公の野咲春花(のざき はるか)は転校先の中学でいじめの被害者となってしまいます。エスカレートしていくいじめの魔の手は家族にまで及び、遂には家を燃やされ両親と妹が亡くなってしまいました。失意のどん底に沈む春花が真実を知った時、血で血を洗う復讐劇の幕が切って落とされます。 実写映画化もされた本作品は、そのバイオレンスな展開に多くの読者が惹きつけられました。物語の裏に潜むサスペンスも大きな魅力です。

『監獄実験 プリズンラボ』

■作者:貫徹(原作・原案など)/水瀬チホ(作画) ■巻数:全10巻 ある日、いじめられっこの主人公江山藍都(えやま あいと)のもとに「監禁ゲーム」への招待状が送られてきます。その内容は、特定の人物を一定の期間監禁するという狂ったゲームでした。半信半疑のまま、藍都はいじめの主犯である桐島彩(きりしま あや)をゲームのパートナーに指定。監禁ゲームを通して、彼女への復讐を行うことにしました。 普通の少年が異常なゲームを通して狂い、歪な成長を遂げていく過程を描いた物語です。復讐を通して描かれる藍都と彩の関係、彼らの巻き込まれたゲームの裏側がドロドロと絡み合っていく様をお楽しみいただけます。

【整形に入れ替わり?女の復讐は怖い】

女性の復讐を描いた3作品です。いずれの作品も、復讐を遂行するためには手段を選ばない恐ろしい女性たちが活躍します。

『累』

■作者:松浦だるま ■巻数:全14巻 醜い容姿をもって生まれてきた女「淵 累(ふち かさね)」が、女優であった母の遺品“口づけを交わした相手と顔を入れ替えることができる口紅”を使い、売れない美人女優“丹沢ニナ”と入れ替わっていくことから物語が展開していきます。 母と同じく他人の顔を奪って女優として成功していく累の前に、母が顔を奪った相手の娘「野菊」が現れました。真相を知る野菊は累を恨み、復讐のために累に近づいていきます。 『累』はこれまで紹介した作品群とは一味違い、主人公が“復讐される側”の物語です。独特の設定、キャラクターが展開するストーリーの顛末は、自身の目で確かめてみてください。

『復讐の未亡人』

■作者:黒澤R ■巻数:既刊全13巻(2021年3月現在連載中) 『復讐の未亡人』は未亡人となってしまった女性鈴木蜜(すずき みつ)による復讐の物語です。夫を自殺に追いやったものたちへ復讐を遂げるため、彼女は夫が居た会社に派遣として潜入。女ならではの武器を用いて、蜜は鮮やかに復讐を続けていくことになります。 妖艶な雰囲気を纏う女性がその美貌で周囲を騙し、復讐を遂げていく様子は実に妖艶で美しい。“復讐は気持ちが良い”。あらすじに書かれたそんな言葉が、スッと胸に入り込んでくる快感をお楽しみください。1巻目の完成度が非常に高い作品でもあります。まずは1巻だけでも読んでみるのがおすすめです。

『復讐するカラダ-わたしは、許さない。-』

■作者:なめぞう ■巻数:既刊全5巻(2021年3月現在) ブラック企業でのいじめを受けた女性アイカが見た目も性格も別人のように変貌を遂げ、元の職場で自分を不幸にした者たちへ制裁を加えていく作品です。復讐のために整形まで行ってしまうアイカの恐ろしさには思わず背筋が凍ります。 2021年3月現在の既刊は全5巻ですが、1巻につき1話が収録されています。

【人間ドラマに重点をおいた復讐漫画】

次の2作品ではさまざまな社会を背景に復讐が行われていきます。複雑に絡み合う人間ドラマが復讐をより困難に、より鮮烈に盛り上げていました。

『フリージア』

■作者:松本次郎 ■巻数:全12巻、愛蔵版全6巻 舞台は近未来の日本。『フリージア』では犯罪被害者による復讐を容認する「敵討ち法」が制定されていました。特殊部隊出身の主人公叶ヒロシは「執行代理人」として数々の凶悪な犯罪者たちと仕事として戦っていきます。 歪んだ日常と歪んだ主人公。極限の葛藤を描いた本作品の感想は、読者の間でも大きな賛否を巻き起こしました。独特の絵柄、世界観、キャラクターと非常に好き嫌いがはっきりと分かれる作品です。 暗い作風やバイオレンスな展開が好みなら読んでみてください。

『ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―』

■作者:神崎裕也 ■巻数:全24巻 同じ孤児院で育った2人、龍崎イクオと段野竜哉(だんの たつや)。2人が小学生だったころ、お世話になっていた職員の女性が何者かの手で殺害されてしまいます。犯人を目撃した2人は警察に証言をしようとしましたが、証言は警察関係者の手によって揉み消されてしまいました。 事件から15年後、イクオは警察官となり、竜哉はヤクザの組員となります。それぞれ正反対の道を選んだ2人が、それぞれの立場で15年前の真相に近づいていく物語です。 実写ドラマ化もされた「ウロボロス」は、漫画とドラマで異なる結末が描かれることも作品の魅力です。ドラマだけを見た方は是非、原作で描かれる彼らの結末も見てみてください。

【ファンタジー世界でも復讐劇がエグい!?】

ファンタジーな世界観で描かれる復讐譚2作品です。現実離れしているがゆえの、その作品ならではの復讐劇が楽しめます。

『ファイアパンチ』

■作者:藤本タツキ ■巻数:全8巻 『ファイアパンチ』は2016年から2018年まで『少年ジャンプ+』にて連載されていた作品です。『チェーンソーマン』でも有名な作者「藤本タツキ」による初めての連載作品でもあります。連載当時からその少年ジャンプらしからぬ独特な雰囲気とストーリーは、漫画好きの間で大きな話題を呼びました。 地球は氷の魔女と呼ばれる存在により氷河期を迎えていました。主人公の少年アグニは、“祝福者”と呼ばれる特別な存在です。再生の能力を持つアグニの暮らす村は、異なる祝福者ドマによって燃やされてしまいます。ドマがもつ力は“焼け朽ちるまで消えない炎”でした。 再生の力をもつがゆえにアグニは死ねず、8年もの間炎に焼かれる苦しみを耐え抜きます。やがて顔の炎を除去することに成功したアグニはドマへの復讐の旅を始めます。その身体に、依然として燃え続ける炎を纏って……。 復讐者として生きる炎の男を主軸とする、神話をモチーフに描かれた作品です。根強い人気を誇る藤本タツキの魅力がこれでもか、というほど詰め込まれていました。

『回復術師のやり直し』

■作者:月夜涙(原作)/羽賀ソウケン(作画) ■巻数:既刊全8巻(2021年3月現在) webサイト『小説家になろう』にて2016年から連載されていた人気小説を原作とするコミカライズ作品。2021年3月現在、TVアニメ版がその過激な描写で話題をさらっています。 主人公ケヤルは“癒(いやし)”の力をもつ勇者の一人。しかし、致命的な欠点を抱えたケヤルは仲間である他の勇者たちに道具として、奴隷同然の扱いを受けてきました。薬漬けのうえで心を壊され、反抗する意思も奪われたケヤルが薬物耐性のスキルを獲得したことで、自らの意思を取り戻します。 自らの能力の本質に目覚め、復讐を誓ったケヤルは魔王との決戦時、仲間たちを見捨て自らの手で魔王を倒しました。自らの能力、そして魔王がもつ“賢者の石”の力を使用し、ケヤルは時間逆行を行います。過去に戻ったケヤルは、自らを貶めた存在全てに復讐を行っていくのです。 紹介した他の復讐作品と比べ、男性向けのセクシーなシーンが多いのが本作の特徴。そういった復讐が好みの方はこちらを読んでみてください。

負のパワー全開の主人公たちがやり返す!復讐漫画でスッキリしてみる?

いかがでしたか。今回はさまざまな復讐譚を描いた漫画を10作品紹介してきました。怒りが描かれた物語には不思議なパワーが宿ります。それは作者の全力の感情がぶつけられている何よりの証。 みなさんのなかにもくすぶっている怒りのエネルギーがあるならば、これらの作品を読んで発散させてください。決して、真似してはいけません。