漫画『60点の夫婦でいいのに』あらすじネタバレ！無料で読める？rawやpdfで読むのはやめよう

「俺に見合う100点の女になれ」 妻の行動に点数をつけ、見下すだけではなく不倫までしていた最低夫に天誅を下すサレ妻・沙紀の復讐劇を描いた女性漫画『60点の夫婦でいいのに』。 夫・尚弥の言いなりだった沙紀が復讐を誓い、夫や不倫相手と戦う姿を応援したくなるストーリーが好評です。 この記事では、『60点の夫婦でいいのに』のネタバレやお得に読む方法を調査しました。

主人公の沙希と結婚して180度変わってしまった夫の尚弥は、妻の行動にいちいち点数をつけるモラハラ夫でした。 尚弥自身はだらしがなく、家事と育児はすべて沙希任せ。 それなのに、ちょっとしたことで沙希を否定する尚弥との結婚生活にしんどさを感じ始めていた沙希は……。

「100点の俺に見合う女になれよ」 専業主婦の沙希は、家事の一つ一つに点数をつける夫・尚弥との生活に疲れ切っていました。ママ友に相談しようかと考えていると、そこに同じマンションに住む円佳がやってきます。 「私は100点を目指してるんで」 そう言ってほほ笑む円佳から「わたしは沙希さんのお家を見習いたい」と言われ、違和感を感じる沙希。さらに「夫婦円満の秘訣を教えてほしい」と言われた沙希は、答えに困ってしまうのでした。 そんな時、熱を出した娘・陽菜の看病に追われていた沙希は尚弥と口論になってしまいます。「なんで私ばっかり……」と沙希が落ち込んでいると、円佳が訪ねてきて……。

すっかり体調がよくなり、縄跳びで遊んでいた陽菜。転んでしまった陽菜に沙希が駆け寄ろうとすると、またしても円佳が現れます。 陽菜がすりむいた膝にネコ柄のばんそうこうを貼り、「見せたいものがあるんです」と言って沙希を自宅に招待する円佳。 その日の晩、沙希は陽菜がもらったばんそうこうと同じものを尚弥が貼っているのを見てしまいます。 尚弥が円佳と浮気しているのではないかと思い始めた沙希ですが、円佳が住む部屋に行くまでは疑惑が確信に変わることはありませんでした。 「どっちが0点よ」 尚弥が円佳と浮気している証拠をつかんだ紗季は戦う覚悟を決め……。

尚弥に反旗を翻した沙希は、冷え切った夫婦生活をかろうじて維持していました。 公園で元気いっぱいに遊ぶ陽菜の姿を見ながら離婚後の生活を考えて頭を抱えてしまい、陽菜の声で顔を上げた沙希。 「ママは陽菜にとってはなまるだよ」 沙希が目に涙をためて慰めてくれた陽菜の小さな体を抱きしめていたとき、ママ友たちが2人のただならぬ様子を察して駆け付けます。 このとき、沙希は勇気を出してママ友たちに事情を話してみることに。 沙希の話を聞いて「信じられない……」とドン引きするママ友たちを見て尚弥の異常さを認識した沙希は、ゴミ捨て場で円佳の夫・宗一郎と出会い……。

円佳の夫・宗一郎に不倫の事実を打ち明けようとした沙希でしたが、タイミング悪くやって来た円佳に阻まれてしまいます。 その後ママ友の洋子に尚弥のことを打ち明けた沙希は、まず洋子の提案に従って不倫の証拠を集めることに。 洋子と別れて家に向かっていた沙希は宗一郎から声をかけられ、円佳と尚弥のことを包み隠さず話すのでした。実は以前にも別の男性と不倫をしていたという円佳ですが、宗一郎は娘の梨佳と暮らせなくなることを恐れてすべてを吞み込んでいたのです。 宗一郎が不在になるタイミングで円佳が動くと確信した沙希と宗一郎は徹底的に証拠を集めることを決め……。

尚弥が円佳とキスをしている写真や電話の音声、プレゼントのレシートなど思いつく限りの証拠を集めることができた沙希。 ある晩めずらしくぐずっていた陽菜をなだめた沙希は、「ママがどっかに行っちゃう夢を見たの」という娘の悲しい言葉に「ママはどこにも行かないよ」と約束します。 一刻も早く尚弥と陽菜を引き離すために離婚したいと考えるようになり、陽菜に沙希と尚弥のどちらと暮らしたいか尋ねる沙希。 「ママとずっと一緒がいい」 そう答えた陽菜を抱きしめて想いを新たにする沙希でしたが、事態は思わぬ方向へ向かいます。 「陽菜を沙希に連れ去られた」というメッセージを受け取った円佳が偶然陽菜を発見し、「ママには言っておくから大丈夫だよ」と言いながらどこかへ向かおうとしていて……。

「もしかしたら家に戻っているかも」 そう考えた沙希は、家でスマホをいじっていた尚弥に陽菜が帰ってきていないかと尋ねます。しかし「お前のせいだろ。-100点」と再び点数をつけられ、沙希は呆然としてしまうのでした。 しかしその瞬間、尚弥のスマホに“陽菜ちゃんは梨佳と遊んでます♡”と円佳からのメッセージが表示されたのを見て尚弥からスマホを取り上げた沙希。 ようやく陽菜のもとにたどり着くことができた沙希でしたが、円佳は連れ去りを認めようとしません。その夜沙希から連れ去りのことを聞いた宗一郎は離婚を決意し、2人はあるアイデアを実行に移そうとしていました。 帰宅した沙希はそれぞれマンションの“管理組合理事会役員申し込み用紙”に尚弥の名前を書き、宗一郎は証拠集めに奔走しますが……。

数週間後、勝手にマンションの役員に応募されたことを知って激高する尚弥でしたが、有無を言わさず総会へ連れていかれることに。 そこには「私が理事長になってなおたん(尚弥)の希望をいっぱい叶えちゃお」とほくそ笑む円佳の姿もあって、沙希と円佳は静かに火花を散らします。 総会では理事長に立候補した円佳が賛成多数で承認されるかと思いきや、沙希と宗一郎が異議を唱えるのでした。 集会場のスクリーンに陽菜が連れ去られた日の写真を映し出され、誘拐犯だと名指しされた円佳は「訴えてやる」と沙希を睨みつけます。 しかしその後写し出されたキス写真に議場がどよめき、改めて“本当に円佳は理事長にふさわしいのか”と問いかける沙希と宗一郎。 住人たちの前で尚弥と円佳を断罪した沙希ですが、突然円佳が笑い出し……。

「恨むなら0点の自分を恨んでよね」 沙希の言葉を“負け犬の遠吠え”だと嘲笑し、尚弥に寄り添いながらこの期に及んで勝ち誇った笑みを浮かべる円佳。 “自分たちの愛は純愛”などと言いながら尚弥に手を伸ばす円佳でしたが、尚弥は住民たちの冷ややかな視線を感じ取っていました。 「このままじゃすべてを失う」と考えて円佳の手を振り払い、円佳を「きめえんだよ！」と罵倒して沙希に縋りつく尚弥。 しかし「もう弁護士を通じてじゃなきゃ話さない」と沙希に宣告され、円佳も「もう限界だったんだ」と宗一郎に突き放されてしまいます。 その後円佳に横領をばらされた尚弥が解雇された一方、慰謝料とマンションの売買益で再スタートを切った沙希は宗一郎と協力しながら子育てに勤しむのでした。

『60点の夫婦でいいのに』最終回では、確実に尚弥が断罪されるでしょう。 自分のことを「100点の夫」と言うほど自信満々の尚弥が断罪されて、プライドをへし折られる展開が今から楽しみです。 母として強くなった沙紀がどうやって尚弥を追い詰めていくのかも注目ですね！