漫画『優しい仇敵との政略結婚』無料配信情報・あらすじネタバレ！rawやpdfで読むのはやめよう

『優しい仇敵との政略結婚』は、祖国のために政略結婚をしたのち、陰謀に巻き込まれ命を落としてしまった主人公が、10年前に戻り悲劇を回避するため奮闘するファンタジー恋愛漫画です。 この記事では本作を安く読む方法や、詳しいストーリーのネタバレ、結末の予想などを紹介していきます。

かつて数多くの優秀な魔法使いを有し栄えた王国・アカイア。神によって人間から魔法が取り上げられてしまって以来、国は力を失い辺境の小国へと落ちぶれてしまいました。 アカイアの姫であるユースピアは、敵国であるラドン帝国の皇帝・カナフに嫁ぐことを決意します。 ユースピアの家系は守護神「銀色の森」の加護を受けた一族で、彼女にも僅かながら魔力がありました。しかし到底かつての魔法使いたちのような力はなく、身売りをするしか国を守る方法が無かったのです。 そして覚悟を決め、戦狂いと噂されるカナフと婚姻を結んだユースピアでしたが、結婚式の直後、何者かによって暗殺されてしまい……！？

本作の主人公。国の守護神「銀色の森」の守護を受け、10歳の時に力を覚醒させた国の守護者。しかし1度目の人生ではほとんど魔力はなく、自分の身も守れずに暗殺されてしまいます。 タイムリープ後は守護神から生命力を分けてもらい、強大な魔法使いとして覚醒しました。

勢力を拡大しているラドン帝国の若き皇帝。アカイアでは戦争好きの暴君で、冷酷無慈悲な人物だと噂されています。 アカイアからの結婚同盟の申し出を受け入れ、ユースピアと結婚。しかし帝国へ戻る途中妻を暗殺され、報復としてアカイアを滅亡させました。

アカイアの第一王子でユースピアの実の兄。ユースピアを政略結婚させるよう仕向けました。 パッと見は国を想う優しい兄ですが、実は野心家で帝国に戦争を仕掛けようとしています。計画のために家族の命を犠牲にするような冷酷な人物です。

帝国へと向かう道中で、何者かに襲われ命を落としてしまったユースピア。しかし彼女の魂はその場に残り、自分自身の死と激怒する夫・カナフの姿、そして祖国の滅亡を目撃することになります。 ユースピアの暗殺を計画したのは、なんと実の兄であるディアキートでした。彼は帝国がユースピアを殺したと主張し、周辺諸国を味方に付けて帝国を滅ぼそうと考えたのです。 しかし帝国の強大な力の前には手も足も出ず、3年の戦争の末アカイアは大敗。ユースピアの家族はカナフの手で皆殺しにされてしまいました。 国の滅亡を見届けたユースピアは、「銀色の森」にやり直すチャンスをくださいと願います。すると目が覚めると、魔力が覚醒した10年前へと時が戻っていて……？

守護神「銀色の森」の力により生き返ったユースピアは、今度こそ兄の陰謀と皇帝の虐殺を止めようと決意します。そして銀色の森へと出向き、前世とは比べ物にならない強大な魔法の力を開花させました。 再び時は流れ、ユースピア20歳に。この頃には国中に彼女の力が知れ渡るようになっていました。 そんな中、前世の夫であるラドン帝国皇帝・カナフからユースピア宛ての書状が届きます。内容は王女を妻として差し出せというものでした。 こうしてユースピアは再びカナフと婚姻を交わすことに。 しかし前世とは違い、今世のカナフはなぜか彼女に優しくて……？

来る日に備え、準備を重ねてきたユースピアでしたが、アカイアの領地外では魔力を使えないことや、守護者は子どもを持てないということが発覚。計画に誤算が生まれた上に、カナフには絶対に知られてはならない秘密を抱えてしまいます。 その一方で、ユースピアはカナフの変化にも驚くことになります。かつては冷酷無慈悲な皇帝として彼女の一族を根絶やしにしたカナフでしたが、どういう訳か今世の彼は、やたらとユースピアを大事にしてくれたのです。 記憶の中のカナフとのギャップに驚きつつも、優しく包み込んでくれるカナフの愛情に少しずつ絆されていくユースピア。どうやらカナフも彼女には言えない、ある秘密を抱えているようで……？

カナフはどうやら過去にユースピアと会ったことがある様子。彼女との結婚を望んだのも、出会った当初のエピソードが関係していそうです。 きっとカナフは昔からユースピアを慕っていて、1度目の人生ではやっと結婚できたと思った矢先に失ってしまったのでしょう。1つの国を滅ぼすほどに怒り狂っていたことから考えると間違いないでしょう。 また2度目の結婚ではなぜか最初からユースピアに対して、しっかり愛情表現をするようになっています。もしかすると彼にもタイムリープ前の記憶があり、今度こそユースピアを失うまいと思っているのかもしれませんね。

最終回前には黒幕である兄・ディアキートとの対決も描かれるでしょう。ただし彼を操っている真の黒幕がいるような描写もあるので、決着は一筋縄ではいかないかもしれません。 その後戦いを終えたのち、ユースピアはカナフと結ばれ、帝国の皇后として生きていくはず。祖国アカイアは第二王子のゼノが継ぎ、帝国の同盟国になると予想します！ また作中では守護者は子どもを設けられない体になってしまう、という記述がありましたが、祖国を救うという役目を終えたユースピアが普通の人間に戻るという可能性も考えられます。そしてカナフとの間に子どもを設け、幸せに暮らして欲しいですね！

漫画『優しい仇敵との政略結婚』は韓国で連載していたWeb小説『상냥한 원수와의 정략결혼』が原作となっています。全113話の長編小説で既に完結済です。 なお原作小説は日本語訳版が発売されておらず、韓国語でしか読めません。物語の続きが気になる人は、ぜひめちゃコミックで漫画版をチェックしてみてください！