漫画「身代わり婚の処方箋」全話あらすじネタバレ！無料で読める？rawやpdfで読むのはやめよう

“製薬王”と呼ばれる男性と政略結婚したヒロインの波乱万丈な溺愛ラブストーリー『身代わり婚の処方箋～製薬王は孤独な花嫁を溺愛する』。孤独だったヒロインが溺愛されて愛を知っていく姿にときめく女性漫画です。 この記事では「身代わり婚の処方箋」のネタバレを含むあらすじや、本作をお得に読む方法を紹介します。原作小説があるかも調査しましたので、気になる方はチェックしてみてくださいね！

両親を亡くしたあと裏松家に養女として引き取られた朱弥子(あやこ)は、義姉の珠子からひどくいじめられる毎日を過ごしていました。しかし、ある日鶴丸製薬の社長・黒田日出鶴のもとに嫁ぐこととなり……。

スパイ容疑をかけられた後に亡くなった両親をもつ朱弥子は、引き取られた裏松家で奴隷のような生活を送っていました。日の当たらない部屋に閉じ込められ、幼いころのあたたかな思い出を心の糧としてなんとか生きていた朱弥子。 しかし、裏松家の長女である珠子に縁談が舞い込んだことで彼女の人生は大きく変わります。お見合い相手が“怪物伯爵”と呼ばれる黒田日出鶴だと知って嫁入りを嫌がった珠子の代わりに黒田家へ嫁ぐことになった朱弥子は黒田家へ。 “怪物”と呼ぶにはあまりに美しい日出鶴を見た朱弥子は幼いころにキャラメルをくれた男の子のことを思い出していました。しかも、黒田家で今までの生活では考えられなかった歓待を受けた朱弥子は……。

おいしい食事と使用人たちの心温まる対応に感動した朱弥子は、食事をとったあとに倒れてしまいます。栄養失調が原因だろうと考えた日出鶴は食事のメニューを自ら考えることにし、翌日から朱弥子と一緒の食卓で朝食をとることに。 「食事の後どうしても眠くなってしまう」と言う朱弥子に「食事の後眠くなるのは正常な反応だ」と伝えた日出鶴は彼女を気分転換の散歩へ連れ出します。 そこでキャラメルをもらった朱弥子は、かつて自身にキャラメルをくれた男の子のことを再び思い出すのでした。 “日出鶴はあの日キャラメルをくれた男の子なのかもしれない”と思い始めた朱弥子は、もっと日出鶴のことを知りたいと思うようになり……。

黒田家の使用人・ちえの計らいで日出鶴と買い物に行くことになった朱弥子。このとき、朱弥子は日出鶴の出で立ちを見て“表に姿を見せたことがない伯爵”だと噂されている理由に気づくのでした。 いままで面倒事を避けるためにあえて雰囲気を変え、外出していた日出鶴の正体に誰も気づかなかっただけで“表に出たことがない”などというのは全くの嘘だったのだと気づき、日出鶴の姿に惚れ惚れしてしまう朱弥子。 しかし、外出先で偶然日出鶴と朱弥子が歩いているのを見た珠子は「どうして朱弥子があんな素敵な人と歩いてるの？！」と嫉妬の炎を燃やし、ある行動に出ます。 その後日出鶴が自分の探していた“キャラメルの男の子”ではないことに気づいた朱弥子はショックを受けますが、それとは別に日出鶴に想いを寄せている自分に気づき……。

日出鶴が出張へ行き、ちえに手紙の仕分けを頼まれた朱弥子は早速仕事に取り掛かります。そんな中、黒田家には豪雨の中やってきた珠子の姿が。 涙をこぼしながら「朱弥子に婚約者の座を奪われた」と話す珠子でしたが、朱弥子は毅然として態度で彼女の嘘に立ち向かいます。 珠子は“黒田家が令嬢を娶りたかったのは祖父がスパイ容疑をかけられて家業がやりにくくなったから”だと言い出し、朱弥子のことも“スパイの娘”だと罵るのでした。 ちえは日出鶴が不在であることを理由に「また日を改めてお越しください！」と珠子を追い返すのですが、“自分は黒田家から出ていくべきなのではないか”と考えてしまう朱弥子。 このとき“朱弥子が裏松家に戻ろうとしている”と聞いた日出鶴は急いで黒田家へ戻り……。

黒田家に戻り、間一髪のところで裏松家に戻ろうとする朱弥子を引き止める日出鶴。彼女を裏松家に戻したくない日出鶴は、なんとか朱弥子の気を逸らそうと「2人でどこかに行こう」と提案します。 日出鶴は悩んだ挙げ句に朱弥子を温泉につれていくことにし、2人は車で2時間ほどかかる温泉宿へ。朱弥子と足湯に浸かりながらとりとめもない話をしていた日出鶴ですが、周囲の視線が朱弥子に注がれていることに気づくのでした。 周囲の視線に嫉妬をおぼえた日出鶴は朱弥子を宿に連れ帰り、ようやく自身の想いに気づくことができた日出鶴。その一方で、初めて日出鶴から下の名前で呼ばれた嬉しさを噛み締めていた朱弥子は……。

温泉に浸かっていたときから「今晩は“そういうこと”をするのかも」とドキドキしていた朱弥子。しかし夕食の時間になっても日出鶴は真剣な表情を崩さず、朱弥子は勝手にドキドキしていたことを少しだけ恥じるのでした。 夕食が終わり、日出鶴から「話がある」と言われた朱弥子は彼の言葉に耳を傾けます。初対面での失礼な態度について朱弥子に詫びたあと、現在の素直な気持ちを朱弥子に伝える日出鶴。 はじめは裏松家の人間であれば誰でもいいと思っていた日出鶴も、朱弥子と触れ合ううちに彼女を1人の女性として意識するようになっていたのです。 日出鶴の率直な想いを聞いた朱弥子は、自身が裏松家の養女であることを話し……。

朱弥子の生い立ちを聞いた日出鶴は、朱弥子に「両親のことを知りたくはないか」と尋ねます。“真実”を知っているという日出鶴の言葉で長年の違和感が解消できるかもしれないと感じた朱弥子。 なにより、彼女にとって良い両親だった2人がスパイなどという大それたことをできるはずがないと思っていた朱弥子は「ぜひ」と大きく頷きます。 朱弥子の思いを受け止めた日出鶴はひとまず夕食を終えてしまうことにし、残りの夕食に手を付けるのでした。 夕食が終わると、お互いの本心をさらけ出したこともあっていい雰囲気になる2人。どんなに環境が変わってもどこかさみしげな朱弥子に、日出鶴は“側にいてほしい”と伝えます。そのあと朱弥子にキスをしようか迷う日出鶴でしたが、朱弥子が眠ってしまったことによって未遂に終わり……。

大切にしていた家族との写真を失くしてしまった朱弥子。女中のさやが怪しい動きをしていたことを知りますが、証拠を見つけられません。 一方、日出鶴は日野彩と朱弥子が同一人物である可能性を見出していました。佐竹に自身の考えを明かしますが、焦らずに朱弥子との生活の中で真実を知っていくことを決めます。 その日の夜、朱弥子と一緒に静かな時間を過ごしていた日出鶴。そこで買っておいたキャラメルをプレゼントすると、落ち込んでいた朱弥子が笑顔を取り戻します。 翌日、朱弥子は幼い頃に出会った初恋の男の子の存在を思い返していました。そしてちえに男の子との思い出話を聞かせると、何かに気付いた様子を見せます。 その頃、さやは彦次郎に朱弥子の家族写真を渡し……。

彦次郎に家族写真を渡し、代わりに金を受け取ったさや。部屋を後にすると珠子がやってきて、彦次郎と繋がっていたことがバレてしまうのでした。 一方、朱弥子はちえからのアドバイスを受けて、日出鶴と同じ寝室で寝ることを決めます。日出鶴には許可をもらっていると聞いていた朱弥子ですが、彼の驚いた顔を見て赤面してしまうことに。 しかし2人はすぐに冷静さを取り戻し、屋敷を歩いて回ります。そして寝室の隣にあった書斎で本を読み、充実した時間を過ごすのでした。さらに2人は同じベッドで眠って幸せを噛み締めます。 一方、珠子は谷岡依子という女性のもとを訪ねていました。その後、珠子の後を追っていた佐竹は、依子の前に姿を現し……。

「身代わり婚の処方箋」の結末は朱弥子が日出丸の妻として、そして鶴丸製薬の社長夫人として幸せをつかむ最終話になるでしょう。 黒田家の人々はとてもいい人たちばかりですし、物語が進むにつれて朱弥子のマイナス思考も直っていくのではないでしょうか。

漫画「身代わり婚の処方箋」は作者の陽香(きよか)描きおろしの作品なので、原作小説はありません。 「身代わり婚の処方箋」はめちゃコミックオリジナル作品ですので、めちゃコミックでしか読めない作品です。 小説で読めないのは残念ですが、本編の続きはめちゃコミックでお得に楽しみましょう！