『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』主題歌はサカナクション「グッドバイ」に決定!大泉洋「まるでこの映画のために作った曲」
大泉洋と松田龍平が演じる名コンビが、9年ぶりにスクリーンへ帰ってくる映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』。2026年12月25日(金)の全国公開を控える本作の主題歌が、サカナクションの「グッドバイ」に決定しました。 タイトルに掲げられた「BYE BYE LOVE」と重なり合う、別れをめぐる一曲。原作者から監督、主演、そして物語の舞台までを北海道がつなぐ本作に、メンバー全員が北海道出身のバンドが加わるという特別な布陣が整いました。主演の大泉洋からは、喜びに満ちたコメントも到着しています。 この記事では、映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』の主題歌決定の詳細と、サカナクションというバンドの魅力を解説していきます。
主題歌はサカナクション「グッドバイ」に決定——北海道がつないだ縁が呼んだ極上のタッグ
本作を彩る主題歌に決まったのは、サカナクションが2014年に発表した「グッドバイ」。別れの痛みを抱えながらも前を向こうとするまなざしを、静かな熱を帯びたサウンドに乗せて届ける一曲です。タイトルの「BYE BYE LOVE」とも、その言葉の核で響き合う、必然性を感じさせる選曲と言えるでしょう。 このタッグを引き寄せたのは、北海道という共通項でした。原作者の東直己をはじめ、主演の大泉洋、第1作からプロデュースと脚本を担ってきた東映の須藤泰司、そして今回メガホンを取る白石和彌監督は、いずれも北海道出身。さらに、メンバー全員が北海道出身のサカナクションが加わったことで、作品を取り巻く才能が北の大地でつながるという座組が実現しました。大泉とボーカル・山口一郎の親交の深さも、この組み合わせをより印象的なものにしています。 発表に際しては、大泉洋からもコメントが到着。「まるでこの映画のために作った曲のようにハマっている。物悲しくて、切なくて、改めて素晴らしい曲だ」と楽曲を絶賛。さらに、「どこを切っても北海道。本当に誇らしく、嬉しい限りだ」と喜びを語りました。探偵(演:大泉洋)と相棒・高田(演:松田龍平)、探偵がかつて愛した女性・純子(演:鈴木京香)、そしてもうひとりのヒロイン・アケミ(演:蒔田彩珠)が織りなすロマンチックミステリーを、「グッドバイ」が切なくもドラマチックに彩ります。
サカナクションとは——北海道発、音楽シーンを更新し続ける5人組
略歴——札幌で結成、2007年にメジャーデビュー
サカナクションは、2005年に北海道・札幌で結成された5人組バンドです。山口一郎(ボーカル・ギター)を中心に、岩寺基晴(ギター)、草刈愛美(ベース)、岡崎英美(キーボード)、江島啓一(ドラム)という編成で、2007年にアルバム『GO TO THE FUTURE』でメジャーデビューを果たしました。 バンドサウンドと、クラブミュージック由来のエレクトロニックな要素を違和感なく同居させるスタイルが最大の個性。そこへ文学作品のような手触りを持つ日本語詞が重なることで、ほかではなかなか聴けない音楽が形づくられてきました。2027年には、メジャーデビュー20周年という節目を迎えます。
直近の活動——休止からの復帰、「怪獣」の大ヒットと8冠
サカナクションは今、キャリアの中でも屈指の充実期を迎えています。しかし、ここへ至るまでには長い苦難の時間がありました。2022年7月、ボーカル・山口一郎が体調不良のため休養に入り、予定されていたライブやツアーは相次いで延期。その後、バンドとしてのライブ活動も長期休止を余儀なくされます。山口は2024年、自身がうつ病を患っていることを公表。約2年にわたって病と向き合いながら、少しずつ音楽活動への復帰を模索していきました。 再始動の足がかりとなったのが、2023年10月から翌年1月にかけて行われた山口一郎名義のツアー「懐かしい月は新しい月 “蜃気楼”」でした。全国10都市を回ったこのツアーのファイナルでは、メンバー5人がそろって「新宝島」を披露。そして2024年4月からは、“完全復活”を掲げた全国アリーナツアー「SAKANAQUARIUM 2024 “turn”」を走り抜けます。 その先で書き上げられた楽曲が「怪獣」でした。TVアニメ『チ。―地球の運動について―』(2024年)の主題歌として2025年に届けられると、バンド史上最大のヒットを記録。2025年12月31日には『第76回NHK紅白歌合戦』へ12年ぶりの出場を果たし、「怪獣」と「新宝島」を披露しました。
さらに2026年6月の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」では最優秀楽曲賞、最優秀ロック楽曲賞、最優秀アニメ楽曲賞を受賞。アーティスト賞やライブ部門もあわせ、バンドとそのチームは最多となる8冠を達成しました。 ライブ活動の勢いも止まりません。2026年9月8日の東京・日本武道館を皮切りに、2027年5月の広島公演まで全国11会場31公演を回るアリーナツアー「SAKANAQUARIUM 2026-2027 “透明”」がスタート。デビュー20周年の年へと続く、長い旅となります。
ライブへのこだわり——音と光で組み上げる“体験”としてのステージ
サカナクションを語るうえで欠かせないのが、ライブ表現への徹底したこだわりです。音響、照明、映像の設計にバンド自身が深く関わり、会場そのものをひとつの作品として組み上げる姿勢を貫いてきました。 その成果は評価にも表れています。2025年のツアー「SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”」は17会場34公演がすべて即日ソールドアウト。映像ディレクターの田中裕介が総合演出を手掛けたこの公演を支えた照明・音響チームは、「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」で最優秀ライブ照明スタッフ賞と最優秀ライブ音響スタッフ賞をダブル受賞しています。 続く“透明”ツアーでは、センタースピーカーを加えた新音響システム「speaker+C」の導入も明かされました。ただ音楽を聴きに行くだけでは終わらない体験が待っており、主題歌「グッドバイ」を劇場の音響で浴びる時間もまた、特別なものになるはずです。
映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』は2026年12月25日(金)全国公開!サカナクション「グッドバイ」が余韻を彩る
切なさと決意が同居する名曲が、探偵たちの物語に深い余韻を残します。映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』は2026年12月25日(金)全国公開。大泉洋と松田龍平が9年ぶりに名コンビを復活させ、白石和彌監督のもとでロマンチックミステリーが紡がれます。 サカナクションの「グッドバイ」が流れ出すその瞬間を、ぜひ劇場で見届けてください。