2017年7月6日更新

三宅弘城、ドラマ『世界一難しい恋』に出演のベテラン俳優の素顔に迫る9の事実

NHKの朝ドラ『あさが来た』の亀助役で一気にブレイクした俳優の三宅弘城。キャリアは長く、学生時代に劇団に所属し、舞台を中心にした役者人生をスタートさせました。音楽活動もしており、個性的で、肉体派の一面も合わせ持つマルチな素顔を紹介します。

1:特技のバク転で劇団に合格。俳優の道へ

1968年1月14日生まれ、神奈川県横須賀市出身です。血液型はO型で星座はやぎ座。身長165㎝、体重62kgとやや小柄ですが、個性あふれる存在感はぴかイチです。

劇団ナイロン100℃の一員で、所属事務所は大人計画。「石鹸」の名前で、音楽活動もしています。特技である器械体操とボクシングは、派手なアクションもこなす役者の仕事に存分に生かされています。

ナイロン100℃の前身であるKERA主宰劇団健康に入団したのが、俳優デビューの第一歩です。まだ大学在学中でした。特技の器械体操を証明するため、バク転を披露してみせたことが、なんでもオーディション合格の決め手だったとか。

劇団健康では、1988年の第六回公演『カラフルメリィでオハヨ~いつもの軽い致命傷の朝~』で舞台デビューしました。

ちなみに、2010年の実写版『怪物くん』では、お巡りさんに扮し、劇中、バク転を披露するシーンがあります。

2:四年間の下積み生活を送る

劇団健康に入団したものの、四年間はずっと若手新人扱いで、公演のチラシに名前すら載らない下積み時代を送りました。ナイロン100℃を立ち上げ、1993年の旗揚げ公演『予定外』でやっと主要キャストに名を連ねました。

3:クドカン作品に多数出演

三宅は、同じ事務所に所属し、一緒に音楽活動もしているクドカンの作品に多く出演しています。

2002年1月-3月にTBS系列で放送された『木更津キャッツアイ』は、言うまでもなく宮藤官九郎の代表作のひとつです。V6の岡田准一が主演の、千葉県木更津を舞台にした実験的ドラマは、ある種の社会現象的人気を誇りました。

本作で、三宅は、竹田イチロウ巡査役で出演しています。警察らしからぬ不謹慎な言動も多く、ドラマに頻繁に登場します。この中でもバク転を披露しています。

2009年2月公開の映画『少年メリケンサック』では、バンドメンバーの岡本を演じています。宮崎あおい扮するレコード会社で働くかんなの元に集まったオヤジの一人。

三宅の奇抜なモヒカンヘアの強烈ないでたちは、存在感抜群です。

4:松尾スズキ主宰の「大人計画」に所属

「大人計画」

松尾スズキが主宰する劇団・芸能事務所です。立ち上げは1988年。大胆で意欲的な作品の数々と、個性的で達者な役者陣の演技で、長らく小劇場演劇を代表する劇団です。

所属俳優は、宮藤官九郎、阿部サダヲ、荒川良々、近藤公園、伊勢志摩ら。クドカンの朝ドラ『あまちゃん』に登場し、ブレイクした役者が複数います。

松尾スズキ自身が作詞・作曲した社歌もあり、全員が学生服姿で出演するPVもあります。

三宅弘城は正式な形での劇団員ではないものの、所属事務所としてマネージメント契約し、数々の舞台に出演しています。

例えば、2013年には、12年ぶりに上演された松尾スズキ作・演出『悪霊』において、主人公の一人タケヒコを演じました。

5:「グループ魂」のドラム”石鹸”を担当

「グループ魂」

「大人計画」の俳優である阿部サダヲ・宮藤官九郎・村杉蝉之介の3名が1995年に結成したコント・バンドです。後に皆川猿時・三宅弘城も加入し、ライブツアーも行うようになりました。

2002年には、アルバム『Run魂Run』でついにメジャーデビュー! さらに、2005年には第56回NHK紅白歌合戦に出場を果たしました。

三宅弘城は、もともと中学時代からバンド「有頂天」の大ファンで、学生時代には自らバンド活動を始めています。「グループ魂」では「石鹸」の名前を有し、ドラムを担当しています。

6:運動神経抜群!プロボクサーのテストに合格

三宅は、高校時代に体操部に所属し、特技からもわかる通り、スポーツ万能です。1996年には、なんとプロボクサーのテストにも合格と、アマチュアのレベルを超えています。

運動神経の良さを駆使した、派手なアクションの伴う役柄も得意とするところです。

7:子供番組「みいつけた!」で大活躍の”みやけマン”って?

NHK Eテレの子供向け番組『みいつけた!』で、体操のおじさん「みやけマン」として登場しています。「なんかいっす〜」と「すわるぞう」のコーナーに出演している他、町長さん・クルットさん・ホネーキンさんといったキャラクターの声も担当しています。

番組の中で三宅が歌う歌「グローイング アップップ」の作詞は宮藤官九郎、作曲が星野源という豪華さ。子供たちに大人気です。

8:NHK『あさが来た』で結婚!?

なんといっても三宅弘城の人気を全国規模でブレイクさせたのはNHKの朝ドラ『あさが来た』です。平均視聴率20%を超えた人気ドラマで、三宅が演じたのは、加野屋で中番頭を務める亀助の役です。女中の一人、ふゆへの片思いを貫き、見事に結婚までこぎつける姿に、心打たれました。

撮影中も、三宅はムードメーカー的存在だったそうです。新次郎を演じた玉木宏とは、プライベートでも仲良しになったのだとか。

ファーストシーンのリハーサルの時、監督から『新次郎にぶつかって尻もちをついてください』と言われて、尻もちをついた瞬間におならがブッと出たんです(笑い)。玉木くんは笑ってくれて、距離が近くなって打ち解けたということがありました。おならに羞恥心があるほうではないんですけど、ふいに出てしまうおならはこんなに恥ずかしいんだって思いました

NHKBSプレミアムで2016年4月23日に放送される『あさが来た』のスピンオフでは、亀助が主役です! ふゆの父親を説得して、結婚に至るまでの経緯が描かれるそうです。

9:個性が光る!三宅弘城出演ドラマを振り返る

2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』では伊地知正治役で登場し、宮崎あおいと最初の共演をしています。実は2004年の大河『新選組!』でも、望月亀弥太役で出演しています。

確かな演技力のある個性派俳優として、振り返ると意外にいろいろな話題作に脇役で登場しています。

2014年7月-9月に日本テレビ系列で放送された連続ドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』では、山吹才蔵役で注目されました。実家がお寺で、警察官と僧侶の二足の草鞋を履く奇抜な役柄で、三宅の存在感が際立ちました。

2016年4月13日スタート、日本テレビの連続ドラマ『世界一難しい恋』は、嵐の大野智が主人公を演じるラブコメディーです。大野智は、老舗旅館の跡継ぎで、ホテル業界に進出する若社長を演じます。

本作で三宅が演じるのは、役名が音無静夫。社長室企画戦略部の部長代理という、ちょっと癖のありそうな役柄です。