2017年7月6日更新

松坂慶子、いつまでもキレイな大女優の気になる8つのエピソード

松坂慶子

いつまでもキレイな大女優・松坂慶子は今でも健在です。近年のドラマでも重要な役どころに配役され、その美しさは現在でも変わる事がありません。今回はその松坂慶子の気になる8つのエピソードについて、御紹介いたします。

1:複雑な家庭環境のもとに生まれる

松坂慶子は、東京都大田区出身、1952年7月20日生まれの女優です。母親が日本人、父親が韓国人のハーフとして生まれました。父が韓国より日本へ出稼ぎに来ていた際、兵庫県の同じ職場で出会ったのが彼女の母でした。身寄りのなかった二人はすぐに同棲を始め、戦後は神奈川県藤沢市に転居。松坂慶子は早産で産まれ未熟児でしたが、いくつもの習い事に力を入れ、元気に育っていったそうです。

しかし、実は母に戸籍がなく、実在しない韓国籍の姓をしばらくは借りていたんだとか。父も韓国籍であったため、松坂慶子は当然、韓国籍でした。後に法務省と交渉し、母親の戸籍を回復させることに成功。母の非摘出子として、同じ戸籍に入れたことにより、ようやく日本国籍となりました。

こうした複雑な家庭環境のもとで育った事実は、1993年に発売された両親の著書『娘・松坂慶子への「遺言」』で公表されました。

2:12歳のとき『忍者ハットリくん』で女優デビュー

中学3年生の時、劇団ひまわりに入団。同年、忍者ハットリくんのドラマ版、第2作として知られる幼児コメディ『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』で女優デビューを果たします。

藤子不二雄Ⓐによる生活ギャグ漫画『忍者ハットリくん』をテレビ映画化した第2作目で、1作目から約1年後の1967年に放送されました。

山に帰って寂しい思いをしていたハットリくんは、流れ星から現れた忍者怪獣ジッポウと出会います。仲良くなった1人と1体は、偶然山に遊びにきていた藤野フジ夫と友達になり、藤野家に居候しながらたるんだ下界を正そうと騒動を起こすというストーリーです。

ホームコメディ初期の作品として、注目されていた作品の1つでした。怪獣ブームの到来により、忍者怪獣ジッポウが初登場した作品で、松坂慶子は、藤野フジ夫の姉で、藤野家の長女・藤野タカネ役で出演。フジ夫にとってはちょっと生意気な姉という役柄でした。中学3年生での出演に、世間からも注目を集めていました。

3:主演ドラマの主題歌「愛の水中花」を自ら歌う

1997年7月からTBSで放送されたドラマ『愛の水中花』。主人公・森下梨絵は、堅実な速記者として生計を立て、母・和江と妹・美絵との3人暮らしをしていました。そこへ、西条と名乗る男が美絵を連れて現れ、著名な画家だった亡父の絵を美絵がナイフで切り裂いたと言います。結果、森下家は500万円相当の弁済を強いられることになって……というストーリーです。

松坂慶子は、弁済費用を工面するために銀座のクラブ「ドール・シップ」で、レディ・ドールという夜の仕事をすることになる主人公・森下梨絵役で主演を務めています。当時は、バニー・ガール衣装を披露したことや、原作の小説を描いた五木寛之が作詞を担当した主題歌「愛の水中花」を歌唱したことでも話題になりました。

松坂慶子にとって、女優としても歌手としても、最もブレイクした作品と言われているようです。

4:深作欣二監督作品に多数出演

松坂慶子が初めて深作監督作品に出演した『青春の門』【1981年】

五木寛之が連載していた大河小説の1981年の映画版で、松坂は主人公「伊吹信介」の義理の母親役を演じました。

第1作では蔵原惟繕と深作欣二の共同監督によって執り行われ、福岡でのロケはスケジュールがハードで、過酷だったようです。その中で、女であり母であるという役どころに悩んでいた松坂の相談に、深作がのっているうちに親しくなり、それ以来深作の作品によく出演するようになったと言われています。

日本アカデミー賞受賞作『蒲田行進曲』【1982年】

原作者のつかこうへいが映画向けに脚色した大部屋役者たちの物語で、主人公の恋人役・小夏を演じのが松坂でした。風間杜夫演じる銀次郎と恋人であり、彼の子供を身ごもったが、銀次郎は出世のために大部屋役者に子供を押し付けます。実際に婚姻関係を持ったのは平田満演じるヤスでした。ヤスの父親になろうと懸命な姿を見て、小夏の心も揺れ動きます。

この作品で松坂は、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、キネマ旬報主演女優賞、毎日映画コンクール主演女優賞という3つの大きな賞を受賞し、女優として確かな地位を確立した作品とも言えます。

原作者「壇一雄」の遺作である長編小説『火宅の人』【1986年】

壇一雄の長編小説を映画化した作品で、松坂慶子は主人公の恋人役の葉子として出演します。緒方拳演じる桂一雄は、5人の子供がいながら、愛人とも別れられない小説家を演じ、その恋人の一人が松坂演じる葉子でした。他には、原田美枝子演じる矢島恵子も主要人物として出てきます。原作者の壇一雄の実の娘である壇ふみも出演している作品として有名です。

5:ギタリスト・高内春彦と結婚

1990年に、ギタリスト・高内春彦と結婚してニューヨークに移住。二女をもうけた後、現在在住の東京に戻りました。2人の出会いは、松坂慶子が「フランス・カンヌ映画祭」の帰りにニューヨークに立ち寄った際、友人に紹介されたことがきっかけだったそうです。

現在は、コンサートやレコーディングなど精力的に活動し、各国でレッスンも行っている高内春彦ですが当時はまだ無名。日本では、「大物女優と無名ミュージシャンの格差婚」として大きく取り上げられました。

家事や育児を引き受けてくれる良い夫だったそうですが、極秘結婚だったため、報道で知った松坂慶子の父親が激怒し、実家から長い間勘当されてしまったと言います。その後、2007年に父親が亡くなってからは実家との関係も修復されたようです。

6:娘二人も芸能界デビュー

高内春彦との間にもうけた姉妹、姉の百音(もね)と妹の麻莉彩(まりさ)は、それぞれ16歳と13歳の時に初めて芸能界デビュー。NHKで放送された『赤毛のアンへの旅~あこがれのプリンスエドワード島へ~」に親子そろって出演しました。

芸能界デビューと言っても本格的なものではなく、芸能界に興味をもっていた姉妹をロケに同行させて、現場の雰囲気を感じてもらおうと考えてのことだったそうです。大人たちが一生懸命、誠実にものづくりをしている姿を見て、将来に向けての良い経験になれば……という親心だったと語っています。

現在は姉妹ともハワイに留学し、大学で美術を学んでいると松坂慶子がインタビューで明かしています。

7:ドラマ『スミカスミレ』では、桐谷美玲と二人一役を演じる

女優・桐谷美玲が見た目は20歳、中身は65歳の女性を演じたテレビ朝日のドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』。主人公・如月澄は、幼少期から家事に追われて青春を無駄にし、その後は身内の介護に時間を費やして気づけば65歳になっていました。

しかし、「もう一度若さを取り戻して、人生をやりなおした」と願った時、屏風から飛び出してきた人型を取った化け猫の力で20歳の姿に若返ります。新たに如月すみれと名乗り、青春をやり直していくことになって……というストーリーです。

松坂慶子は65歳の如月澄を演じ、20歳の如月すみれ役の桐谷美玲と二人一役を演じたことで話題になりました。少女漫画『スミカスミレ』の初の実写化という点でも、注目を浴びた作品です。

8:ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』では松下奈緒の母親役に!

2016年4月14日にフジテレビで放送が開始するドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』。女子力ゼロなうえ、34歳で婚活する独身小学校教師・立木早子(松下奈緒)が、自分の幸せを見つけていくヒューマンドラマです。

松坂慶子は、恋愛に無頓着な立木早子に本気で結婚を意識するきっかけを与える母親・立木尚子役で出演します。楽天的な性格で、少々無責任な発言もありますが、大切な時には娘をさりげなくフォーローする大らかな母親を演じます。

大食漢で酒豪で体育会系な主人公が織りなす恋愛模様や家族関係の中で、松坂慶子がどんな母親を演じるのかぜひ注目してください。