映画『ファーストキス 1ST KISS』をネタバレ考察!駈の死をカンナは悲しんでいた?あらすじを解説
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『花束みたいな恋をした』の坂元裕二脚本×『ラストマイル』の塚原あゆ子監督による映画『ファーストキス 1ST KISS』。松たか子主演×松村北斗共演も注目を集めています。 この記事では、本作のあらすじ・キャストやネタバレなど、最新情報をお届けします。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
タップできる目次
- 【ネタバレなし】映画『ファーストキス 1ST KISS』作品概要・あらすじ 原作はある?
- 【ネタバレ】映画『ファーストキス 1ST KISS』の結末までのあらすじ
- 【解説1】タイトル『ファーストキス 1ST KISS』の意味とは?
- 【解説2】なぜラストのカンナは駈の死を知らなかった?
- 【考察1】カンナは駈の死を本当に悲しんでいた?
- 【考察2】カンナにとっての靴下とは?
- 『花束みたいな恋をした』とテーマが繋がってる?
- 【感想・評価】魅力的なセリフが共感の理由?
- 映画『ファーストキス 1ST KISS』キャスト・登場人物解説!松たか子×松村北斗
- 脚本・坂元裕二×監督・塚原あゆ子が夢の初タッグ!
- 主題歌は優河の「next to you」
- 映画『ファーストキス 1ST KISS』のネタバレあらすじで結婚・恋愛を考える
【ネタバレなし】映画『ファーストキス 1ST KISS』作品概要・あらすじ 原作はある?
タイトル | 『ファーストキス 1ST KISS』 |
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公開日 | 2025年2月7日 |
上映時間 | 124分 |
監督 | 塚原あゆ子 |
脚本 | 坂元裕二 |
キャスト | 松たか子 , 松村北斗 , 吉岡里帆 , 森七菜 , リリー・フランキー |
2025年2月7日に公開される映画『ファーストキス 1ST KISS』は、脚本家・坂元裕二と監督・塚原あゆ子の初タッグが実現した注目作。主演を務めるのは、坂元裕二脚本のドラマ『カルテット』や『大豆田とわ子と三人の元夫』などで知られる松たか子です。 本作は劇場用のオリジナル脚本で、原作はありません。松たか子とは初共演となる松村北斗が主人公・硯カンナの夫・駈を演じます。事故で夫を亡くしたカンナが、15年前にタイムトラベルして若き日の夫に再び恋をするラブストーリーです。 タイムトラベル×ラブストーリーは今までの作品でもよくあるジャンルですが、普通は恋の成就を描くことが多いもの。しかし本作はカンナが駈を救うため、「夫と結ばれない未来」を目指すという斬新な設定になっています。
映画『ファーストキス 1ST KISS』あらすじ
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結婚して15年、ずっと前から倦怠期が続いていた夫・駈(松村北斗)を事故で亡くし、第二の人生を歩もうとしていた硯カンナ(松たか子)。その矢先、偶然過去に戻れる手段を得たカンナは、過去の自分と出会う前の20代の駈と再会します。 再会してやはり駈のことが好きだったと気付き、また彼に恋をし始めたカンナ。しかし15年後には彼は事故で亡くなることもわかっています。なんとか駈を救う方法はないかと考え始め、タイムツリーを作り、どの時点で過去を書き換えれば未来を変えられるか試行錯誤。 ところがどの時点でも未来は変わらず、しかも駈もカンナに恋心を抱き始めてしまいます。カンナはついに、自分と出会わなければ彼を救えると思い立ち……。
【ネタバレ】映画『ファーストキス 1ST KISS』の結末までのあらすじ
【起】突然訪れた夫・駈の死
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2024年7月、硯カンナは夫の駈を電車の事故で突然亡くします。結婚して15年、円満とはいえない夫婦生活を送ってきた2人。駈が亡くなってすでに半年が経ち、注文したことさえ忘れていたお取り寄せの餃子がカンナのもとに届きます。 2.5次元舞台で舞台美術デザインを担当しているカンナ。夜にトラブルで呼び出され、首都高のトンネルにさしかかった時、強烈な衝撃を受けてトンネルの向こう側へたどり着きます。そこは2009年8月、15年前にカンナと駈が初めて出会った星ヶ丘リゾートホテルでした。 カンナはそこでまだ29歳だった駈に再会し、動揺のあまり走って逃げ出してしまいます。2024年に戻ったカンナは首都高で起こった事故が原因で、自分が15年前にタイムスリップしたのだと推察しました。
【承】駈を救おうと奔走するカンナ
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2009年から戻ってきたカンナは、これまでの結婚生活を振り返ります。事あるごとにすれ違っていたこと、いつの間にか別々の食事と寝室になっていたこと。実は事故が起きたその日、駈は離婚届を出そうとしていました。しかし、駈が事故に合ったことで離婚届は役所に出されることなく、遺品として戻ってきたのです。 首都高を走っていたカンナは、再び2009年にタイムスリップしてしまいます。駈と話す機会を得て、2人でかき氷店の行列に並び、ロープウェイで山頂へ。まるで初デートのようなひと時を過ごした2人は、なんとなく離れがたくなっていました。 若かりし頃の駈にときめいていると自覚したカンナ。現代に戻ってふと見た昔の写真がわずかに変わっていることに気付きます。もしかしたら未来を変えられるかもしれない。駈の運命を変えるため、過去へ行く決意をします。
【転】二人が出会わない世界
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フローチャートを作って付箋を貼り、どこで駈の行動を変えれば良いかを考えます。ところが何度タイムスリップを繰り返しても、結局駈が死ぬ未来は変わりません。会えば会うほど駈への想いが強くなっていくカンナ。そしてまた、駈も45歳のカンナに恋をし始めていました。 さらに事故の時に駈が停止ボタンを押すという行動を促した結果、現代では数十人のもの死傷者を出す脱線事故が起こる未来になってしまいます。加えて、駈が師事していた大学教授の娘・里津から「彼は幸せでしたか?」と問われ、何も言い返せないカンナ。 そこでカンナは「駈が自分と出会わなければ彼を救える」という考えに至り、何とか里津と結婚させようと再び奔走します。そして自分に明らかに好意を寄せている駈に、わざと冷たい言葉をぶつけるのでした。
【結末】駈に全て告白したカンナ……二人の選ぶ未来とは?
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何度来ても入れなかったかき氷店に、走ってきてようやく入店できた2人。しかしそこで「2024年7月10日、スズリカケル死亡」と書かれた付箋がカンナの靴下から落ちたのを、駈が拾ってしまいます。問い詰められ、観念したカンナはついにタイムスリップの事実と駈が死ぬ未来を話し始めました。 15年間のすれ違い夫婦生活を赤裸々に語るカンナに「最低だ」と返し、それでも「離婚したくない」と懇願する駈。やり直せるなら別の人生ではなく、死んでもいいからカンナとの15年間の結婚生活をやり直したいと……。駈はその場でカンナに2度目のプロポーズをし、チャペルで誓いのキスを交わします。 再び2024年、カンナと駈は2人で食卓を囲み、一緒のベッドで眠る生活を送っています。しかしやはり、駈が選んだのは赤ちゃんを救う道でした。駈が亡くなった後、カレンダーに挟んであった駈からの手紙には「幸せな15年間でした」と書かれていました。 お取り寄せの餃子がカンナのもとに届きますが、それは駈がカンナのために注文していたもの。遺影の駈は満面の笑みを浮かべていました。
【解説1】タイトル『ファーストキス 1ST KISS』の意味とは?
「ファーストキス」というタイトルが回収されるのは、ラスト近くのシーン。2度目のプロポーズを受けてチャペルで誓いのキスをした時、カンナは駈とのファーストキスを思い出していました。しかしこの時のキスは、29歳の駈にとってはカンナとのファーストキスになったのです。 倦怠期でもう何年も駈とキスもしていなかったカンナが、新たな気持ちで駈と向き合って幸せな未来に変えようとした“初めての誓いのキス”だったのかもしれません。
【解説2】なぜラストのカンナは駈の死を知らなかった?
この作品での時間の概念は“流れる”のではなく、「ミルフィーユ」のように層になって現在過去未来が同時に存在していると考えています。駈が研究していた古生物学に例えるなら「地層」のようであり、劇中で使われた「付箋」に例えるなら起きた出来事が書かれた付箋が何層にも重なっていく状態。 起きた出来事は流れて消えるのではなく、積もってそのまま層を形成しているということ。つまりカンナが何度もタイムスリップして起きた出来事も消えるのではなく積もっていて、最後にチャペルでキスしたカンナとその後の幸せな15年間を過ごしたカンナは別の層に存在しているのです。 *すべてを知った29歳の駈が結婚したのは、「2024年7月10日 スズリカケル死亡」の未来を知らない29歳のカンナであり、タイムスリップしたことも、駈の死も知らない別の層の人間ということになります。
【考察1】カンナは駈の死を本当に悲しんでいた?
タイムスリップする前のカンナは一見、駈の死に対して冷めた態度で悲しんでいないように見えます。しかし亡くなってから半年も経つのに、散らかったままの部屋や7月のままのカレンダーなど、その様子からは彼女の時が止まってしまっているようにも思えました。 テレビ局のプロデューサーには「知らない人を助けるために妻を残して死ぬ人間が、夫婦愛?」とだいぶ捻くれた態度で接し、しかめっ面の遺影には睨みつけ、明らかに“怒っている”様子。そう、カンナは自分を残して死んだ駈に怒りを抱いていたのです。 それは裏返せば、駈に強い想いが残っていた証拠。すっかり感情が冷めてしまっていたら、怒りすら沸かないはずです。
【考察2】カンナにとっての靴下とは?
カンナは劇中で何度も駈の靴下を自分のもののように平気で履いていました。ちょっと考えると、普通は夫の靴下を間違えても履かない、履きたくない……という意見の方が多そう。倦怠期ならなおさら。 カンナにとって駈の靴下を履くという行為は「愛してる」の意思表示でもあったのではないでしょうか。ロープウェイの中でカンナが「恋愛感情と靴下の片方はいつかなくなります」と話していたことも、この2つがイコールで繋がっていると考えられる所以。 恋愛感情をなくしたくないからこそ、いつも無意識に駈の靴下を履いていたのかもしれません。
『花束みたいな恋をした』とテーマが繋がってる?
坂元裕二が脚本を手がけた映画『花束みたいな恋をした』も、1組のカップルの恋の行く末を追った切ないラブストーリーでした。この2作は、恋愛と結婚にまつわる「後悔」を描いているという点でテーマが繋がっています。 「花束」では麦と絹が、「ファーストキス」ではカンナと駈がすれ違っていく様を描写していて、どちらも「もしあの時やり直せていたら」という後悔を強く感じます。「ファーストキス」では、後悔の念がカンナのタイムスリップに繋がっていました。 しかし両作ともその後悔を無駄な経験とは考えず、人生を彩る必要なものと前向きにとらえている点が、観た後に清々しさとして残っているようです。
【感想・評価】魅力的なセリフが共感の理由?
坂元裕二の脚本には、いつも共感必至で魅力的なセリフがいくつも詰まっています。本作にも恋愛と結婚を語るインパクトあるセリフがたくさん! 特にカンナと駈のロープウェイでの会話が秀逸で、「恋は盲目、結婚は逆に解像度が上がる。欠点が4Kで見える」といった言葉回しが実にユニーク。「相談に必要なのは答えではなく、わかるわかるといった共感」という考え方も妻が夫に抱く最初のつまずきだったりして、思わず苦笑いしてしまいました。 「恋愛感情がなくなると、結婚に正しさが持ち込まれます。正しさは離婚に繋がります」なんて、ちょっと目から鱗が落ちるくらい「それそれ!」と頷きまくり。最後のタイムスリップでカンナと駈がホテルで語り合うシーンでも、「好きなところを発見し合うのが恋愛、嫌いなところを見つけ合うのが結婚」とこれまた納得なセリフが痛いところを突いてきました。
映画『ファーストキス 1ST KISS』キャスト・登場人物解説!松たか子×松村北斗
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硯カンナ役/松たか子
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主人公の硯カンナ(すずりかんな)を演じるのは、松たか子です。カンナは結婚して15年になる夫を事故で亡くし、第二の人生を歩もうとしていた矢先、過去にタイムトラベルする手段を得ます。若い頃の夫に再会して再び恋に落ち、彼を事故から救おうと奮闘することに。 坂元裕二脚本では『カルテット』(2017年)、『スイッチ』(2020年)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)とドラマ3作に出演していますが、映画は初出演。2025年は1月2日放送のスペシャルドラマ『スロウトレイン』で主演を務めます。
硯駈(すずりかける)役/松村北斗
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カンナの夫・硯駈(すずりかける)を演じるのは、SixTONESのメンバーで俳優としても活躍する松村北斗です。駈は大学の研究員で、古生物学の教授・天馬市郎に師事しています。 NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の雉真稔役でブレイクし、2024年は「カムカム」で夫婦役を務めた上白石萌音とのW主演映画『夜明けのすべて』が公開されました。坂元裕二脚本、塚原あゆ子監督作には初出演、松たか子とも初共演となります。
天馬里津役/吉岡里帆
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天馬市郎の娘で、駈に恋心を抱く天馬里律(てんまりつ)を演じるのは、吉岡里帆です。坂元裕二脚本作では『カルテット』に出演。2024年は11月29日公開の映画『正体』に出演しています。
世木杏里役/森七菜
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カンナの部下として共に働く美術スタッフ・世木杏里(せぎあんり)を演じるのは、森七菜です。松村北斗とは『ライアー×ライアー』(2021年)で共演。2025年公開予定の映画『国宝』に出演しています。
天馬市郎役/リリー・フランキー
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俳優・執筆家・司会者など多方面でマルチに活躍しているリリー・フランキーが、里律の父・天馬市郎を演じます。天馬は古生物学の大学教授で、駈のことを気にかけています。
田端由香里役/YOU
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カンナに駈の人生をドラマ化したいと話を持ちかけるテレビ局のプロデューサー・田端由香里。赤ちゃんを救うために自分を犠牲にした駈を美化して夫婦の美談としてプレゼンする田端に、カンナは素っ気ない態度で話を断ってしまいます。 演じるのは、女優としても活躍するタレントのYOU。松村北斗とは「カムカム」で親子役を務めており、2024年は『9ボーダー』や『モンスター』など4月期から3作のドラマに出演しています。
宅配便の配達員役/竹原ピストル
![竹原ピストル](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/RNJnhFGu5bMOn7pb3Re3daXvxHz5JmJLvtShYesv.jpg)
物語の最初と最後に登場し、カンナに餃子を届ける宅配便の配達員。カンナの様子や夫婦関係の変化を感じさせる2つの重要な場面を担っています。 演じるのは、シンガーソングライターで、俳優としても活動している竹原ピストル。2025年は宮藤官九郎脚本、菅田将暉主演の映画『サンセット・サンライズ』にも出演しています。
宇佐見慶吾役/松田大輔
![松田大輔](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/eKiztEQKO3QfFwBGE9rBvLc12gm2SGKuugdRzKV2.jpg)
カンナと駈が初めて出会う星ヶ丘リゾートホテルの客室責任者・宇佐見慶吾を演じているのは、M-1グランプリのファイナリスト、お笑いコンビ「東京ダイナマイト」の松田大輔。これまでの出演作に、品川ヒロシ監督の映画『サンブンノイチ』(2014年)があります。
青山悠人役/和田雅成
![和田雅成](https://images.ciatr.jp/2023/12/w_828/bkqb9m1X1rD670UuGxzwQpnwBBSGfXnquCpIOT25.jpg)
現代のカンナが手がけている2.5次元演劇「猫耳王子の薔薇戦争」の出演者・青山悠人。 演じるのは、「刀剣乱舞」シリーズのへし切長谷部役や「戦国無双」シリーズの大谷吉継役で知られる舞台俳優・和田雅成。2024年には『神様のサイコロ』でドラマ単独初主演を果たしています。
雨宮辰雄役/鈴木慶一
![鈴木慶一](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/ObnzJB7gqKb1neqyb7TxFwZjfSrcxzQQC58VTUea.jpg)
駈が本を注文していた古書雫堂の店主・雨宮辰雄を演じたのは、ロックバンド「ムーンライダーズ」のボーカルで、音楽家の鈴木慶一。俳優としても活動しており、「オリバーな犬」シリーズではドラマ・劇場版ともに出演しています。
鳩村咲楽役/神野三鈴
![神野三鈴](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/1Ix5nFoMO2IDhx2mLvbmgfZgC9UlMfAYuIh28BCu.jpg)
画像右 星ヶ丘リゾートホテルの支配人・鳩村咲楽を演じたのは、井上ひさしや三谷幸喜の舞台作品に多数出演している女優・神野三鈴。2024年は上田慎一郎監督の映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』に出演しています。
脚本・坂元裕二×監督・塚原あゆ子が夢の初タッグ!
![坂元裕二](https://images.ciatr.jp/2023/06/w_828/aeVTGKXuQ1xGDMumibnVrDgCgK8OaNJe03aKuhAV.jpg)
『怪物』で第76回カンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞した坂元裕二と、ドラマ『アンナチュラル』や『MIU404』の演出で知られる塚原あゆ子が初タッグを組む本作。 坂元裕二のオリジナル脚本によるラブストーリーとくれば『花束みたいな恋をした』を思い出しますが、今回はタイムトラベルというSF設定が主軸にあるため、かなり斬新な恋愛映画になりそう! 2025年はさらに『花束みたいな恋をした』でタッグを組んだ土井裕泰監督作『片思い世界』も公開予定。塚原あゆ子監督も、『アンナチュラル』と『MIU404』と世界線が繋がる映画『ラストマイル』が2024年8月に公開され、大ヒットとなっています。
主題歌は優河の「next to you」
![ファーストキス 1ST KISS](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/XJvE1xpCiaJM9YHRqUSCZZihMuFXumcAgg5dH5Kg.jpg)
『ファーストキス 1ST KISS』のエンディングテーマ「next to you」を歌うのは、シンガーソングライターの優河。映画の劇場公開に合わせて2月7日にオリジナルサウンドトラックが発売され、その中に「next to you」も収録されています。 本編が終わり、温かい涙に包まれる中で静かに流れだすこの楽曲は、心地よい余韻をもたらしてくれるでしょう。
映画『ファーストキス 1ST KISS』のネタバレあらすじで結婚・恋愛を考える
![ファーストキス 1ST KISS](https://images.ciatr.jp/2024/12/w_828/zgYkpn6V4FvhkhNXgQofM8y6AbQvbatgdjGwIo3i.jpg)
坂元裕二脚本、塚原あゆ子監督、松たか子主演、松村北斗共演と、期待しかない強力な布陣で制作された映画『ファーストキス 1ST KISS』。劇場公開は2025年2月7日です!ぜひ劇場で、2人の恋の行方を見届けてください。