1:ドランクドラゴンの塚地武雅(つかじ むが)って本名?
塚地武雅(つかじ むが、1971年11月25日 - )は日本のコメディアン、俳優。お笑いコンビ「ドランクドラゴン」のボケ(時折ツッコミ)担当です。相方は、鈴木拓。愛称は塚っちゃんで、武雅(むが)は本名です。
テレビ番組はなまるマーケットの中のコーナー、はなまるカフェのインタビューで塚地は、自身が第1子だった為親が張り切って付けた名前が「むが」だったとコメントしていました。
2:『はねるのトビラ』でブレイクした“憑依芸人”
塚地武雅の一発ギャグは彼の知識の広さから多種多様にわたり、まるで「一発ギャグの宝庫」を思わせます。
一発ギャグは曲・童謡やドラマ・特撮・アニメキャラのセリフをもじり、リズムにのった勢いのあるものが多いようです。
コントでは数々の個性的なキャラクターを演じ分ける「憑依芸人」と呼ばれるタイプで、オタクやストリッパー、会社員や店員役など様々な役を演じ分けつつギャグやボケを飛ばし笑いを取っています。
レギュラー番組『はねるのトびら』の特別放送番組内のコーナー「はねトリノ2006 お笑いフィギュア選手権」(2006年2月22日放送)でも、予選では1位、決勝戦では3位の好成績を修め、番組内のあだ名は「最後の喜劇王」と付けられました。
3:正真正銘のモノノフももクロ愛が止まらない
塚地武雅は芸能人の中でも特に熱狂的なももクロファンとして知られています。
たまに自分の年齢や立場を省みて悩むこともあったようですが、最近ではそれを物ともしない魅力があると開き直っています。
また、ももクロに対する尊敬の念が強すぎて、お笑い芸人としてではなくファンとして番組で共演したいと思っているようです。その芸人の立場を忘れた熱狂ぶりは、各マスコミ・メディアの目にとまり、週刊誌フライデーにスクープとして掲載されてしまいました。
4:『はねトび』で骨折しドラマの脚本を書き換えさせた
塚地武雅は、レギュラー出演のバラエティ番組『はねるのトびら』のコーナー「スターだらけの大運動会」収録中に左足脛骨を骨折し、全治2~3ヶ月の大怪我を負いました。
このため当時撮影中のレギュラー出演のドラマが複数あり、配役に影響が出るため、各ドラマの塚地演じる配役が「ドラマ中に骨折している」と言う設定に脚本が書き換えられました。
5:『ファインディング・ニモ』で声優に挑戦していた?!
塚地武雅は『ファインディング・ニモ』で声優をしてます。
映画終盤のニモのパパとドリーが海底パイプライン上にいる2匹のカニにニモの行方を尋ねるシーンがあります。
そのカニ役で声優をしているのが塚地で、隣のカニは相方の鈴木拓です。普通に作品を観ているだけではわかる人は少ないと思います。
6:芸人なのに映画『間宮兄弟』で賞を多数受賞
佐々木蔵之介とのダブル主演に抜擢された塚地武雅は、映画『間宮兄弟』(江國香織原作、2006年公開)で、日本で権威のある毎日映画コンクール、キネマ旬報、ブルーリボン賞の三冠映画賞及び新人賞をみごと獲得しました。
俳優の佐々木蔵之介は、兄弟の弟役でダブル主演した塚地の個性的な演技を「味のある演技が本当に良い」と称賛しています。
コントで培ったユニークな芸風と「憑依芸人」としてのスキルを役に取り入れて十分に力を発揮されています。
7:話題作に多数出演!俳優としての勢いが止まらない!
塚地武雅は、人気お笑いコンビのドランクドラゴンでボケを担当をしていますが、「憑依芸人」としてのスキルを活かして数多くの映画・テレビドラマにレギュラー出演しています。
その役柄は主役から主人公のサポート役、チョイ役と多岐にわたり、配役も刑事、主役兄弟役、放浪の画家等の様々な役をこなし好評となっています。
映画『ハンサム★スーツ』/大木琢郎役
2008年に公開された映画『ハンサム★スーツ』は鈴木おさむによる小説を原作とし、谷原章介と塚地武雅が二人一役を演じ、主演を務めています。
定食屋を営むデブで不細工だが心優しい青年、大木琢郎が、着るだけでイケメンになれる「ハンサムスーツ」を着用し活躍するバラエティラブコメストーリーです。
ドラマ『裸の大将放浪記 21世紀版』/山下清役
2007年に放送されたドラマ『裸の大将放浪記 21世紀版』。
2004年に『裸の大将』シリーズで主役をつとめていた芦屋雁之助が他界したため、一旦終了していましたが、2007年に映画『間宮兄弟』で役者として認知されはじめた塚地武雅が主役の山下清役に大抜擢され、みごと好評・好演となりました。
ドラマ『ハンチョウ 神南署安積班』/須田三郎役
2009年放送の『ハンチョウ 神南署安積班』は間宮兄弟で共演した佐々木蔵之介が主演のドラマです。
警視庁神南警察署所属の刑事須田三郎役で出演。佐々木演じる警部補安積剛志の率いる弱小部署の一員で、のんびりした雰囲気の刑事ですが、勘が鋭く、善人と悪人を見分けたり、被害者発見の段階で事件の性質を的確に見抜いたりしているという敏腕な一面もあるという役柄でした。