2017年7月6日更新

明日友達に話したくなる!知ってみると面白いアメリカ人の名前の意味と由来

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日本でも、子供に名前を付けるときには、意味などを考えたりしますよね。

アメリカ人の場合でも同じで、よく聞く名前にはやっぱり由来や意味があります。 そのために同姓同名になることもあり、区別のためにミドルネームを付けるなんてこともあるようですね。 そんな名前についての面白い小ネタをご紹介します。

由来元になっているものの多くは聖書

日本と違い、宗教が生活の一部になっている人も多いアメリカ。そのために、聖書から名前を授かる人も多いようです。

ノア

清教徒に人気があり、アメリカで名づけ人気NO.1の名前が「ノア」。「ノアの箱舟」の主人公です。ヘブライ語で、「慰め」や「安らぎ」の意味があり、聖書の中で父親が「地上に慰めをもたらしてほしい」という願いを込めて名付けました。

トーマス

英語圏でよく使われている名前で、英語の教科書などにもよく使われていますね。日本でいう「太郎」的ポジション。これは、新約聖書に登場するイエス・キリストの十二使徒の中にいるトマスからくる洗礼名。

ジェイコブ/ジェイムス

旧約聖書に登場するイサクの子供、ヤコブ(Jacob)に由来するもの。2つの種類があるのは、新約聖書が登場したときにラテン語であるヤコブ(Jacobs)が英語ジェイムス(Jacomus→James)と変形したからなのです。

ダニエル

旧約聖書にあるダニエル記が由来になっています。このダニエルは、たった一人神を信じぬいたユダヤの美青年の説話が有名ですね。意味は「神は我が裁き」です。

ベンジャミン

聖書のヤコブが妻の命と引き換えに生まれた息子につけた名前でもあるベンジャミン。中世のヨーロッパでは、最も愛される末っ子の男の子につけることも多いようです。その意味は、「我が右手の子」。 直訳すると意味が分かりませんが、右手は神の祝福を受けるという意味があり、「最愛の息子」という意味になります。

エリザベス

女性の名前でも聖書からくるものがあります。エリザベスは、新約聖書でのヨハネの母親なの名前。その意味は「神は誓いである」というヘブライ語です。 さらに変化形で様々なバリエーションがあります。エリー・リザ・ベス・ベティなどもエリザベスから由来しています。 名は体を表すというように、様々な意味が込められている名前。俳優だけでなく作品の登場人物の名前にも注目してみて、違った視点で映画を見てみるのもいいかもしれませんね。