漫画『椿くんの熱におぼれたい』ネタバレあらすじ！最新刊まで無料で読める？【北ムラサキ】

過去の辛い男性経験から、異性に心を開けなくなってしまったアラサー女子の前に運命の人が現れ、再び恋に胸を焦がす日々が訪れ──。漫画『椿くんの熱におぼれたい』は、そんな胸がときめくようなストーリーの人気漫画です。 本記事では、この作品をお得に読めるアプリやサイトについて調査してみました。

過去に負った失恋の傷を抱え、「二度と恋なんてしない」と自分に言い聞かせ続けているうちに29歳になった晴山さくら。しかし、新人のアルバイトとして彼女の勤務先で働くことになった椿 祐希(つばき ゆうき)のおかげで彼女の人生は一変します。 イケメンな祐希は初日から女性陣をざわつかせるものの、「恋愛をしにここに来たんじゃない」とキツイ一言を繰り出し、別の意味で女性陣をざわつかせてしまうのでした。 彼の教育係に任命されたさくらが「初対面であの態度はないんじゃないか」と伝え、すんなり謝る彼の素直な一面を目撃したことで印象がちょっとだけ変化します。 彼の眩しい笑顔にときめきはするものの、彼女のトラウマは簡単に消えるものではありません。そのため祐希とは当たり障りのないコミュニケーションを取ろうと心がけていましたが、ひょんなことがきっかけで「過去のトラウマが原因で男性が苦手になった」と彼に打ち明けることに。 祐希が「自分が練習相手になる」と名乗り出たことで、さくらはドキドキな毎日を送ることになってしまい、さくらは祐希が自分に恋心を持っていると気づいてしまったことで必要以上の接触を避けようと試みます。 そんな中、さくらとルームシェアをしていたひまりが結婚することになり……？

OLの晴山さくら(29歳)は、過去の出来事がきっかけで恋愛に対してトラウマがあります。男性を信じられず、長い間誰とも付き合っていないさくら。 そんなある日、会社に大学3年生の椿佑季がアルバイトとして入社してきます。ルックスは完璧ですが、発言がトゲトゲしていて近寄りがたい雰囲気が椿。しかし話してみると素直な人であることが判明し、すぐに親しくなるのでした。 椿がやってきて数か月、さくらは過去のトラウマを椿に明かし……。

過去の出来事がきっかけで、男性が苦手であることを椿に明かしたさくら。そこで彼から「俺で練習しませんか」と提案され、徐々に意識するようになります。 そんなある日、同居人のひまりが結婚を機に家を出ることに。すぐに新しい家を見つけなければいけなくなったさくらは、色々なことで思い悩んでしまいます。そこへ偶然椿がやってきて、優しい言葉をかけられるのでした。 しかし椿の優しさに距離感が掴めなくなってしまったさくらは……。

椿と親しくなりすぎたことで、彼を避けるようになってしまったさくら。仕事終わりに椿に呼び出されて、前の職場で起こった出来事を明かします。 そこへ社長の早見と同僚がやってきて、4人で飲みに行くことに。大いに盛り上がった結果、さくらは酔い潰れて椿に家へ送ってもらいます。 そして酒の影響で素直になったことで、練習に付き合ってくれる椿に感謝の言葉を述べるのでした。その後、2人は練習と称してキスをして……。

椿ともう少しだけ一緒にいたいと考えるさくら。そして今度は自らキスをして、服を脱ぎ始めます。理性の枷が外れた椿に全身を撫でられますが、「大事にしたい」と告げた彼はそのまま帰っていくのでした。 翌日、大学の友人である藤に昨夜の出来事を話す椿。彼にからかわれながらも、的外れなアドバイスをすべてスルーしていきます。 大学からの帰り道、椿はひまりと物件探しをしていたさくらに遭遇。その後、3人でカフェで休むことになって……。

場の雰囲気を察したひまりが早々に帰り、椿とふたりきりになったさくら。しかしひまりが帰り際に渡してきたコンドームのことで頭がいっぱいになります。そして顔が赤くなっていたことを椿にからかわれ、さらに恥ずかしくなってしまうのでした。 その後、不動産業を営む椿の叔母の紹介で、マンションの内見へと向かったさくら。そこは偶然にも椿の住むマンションで、彼の部屋に上がらせてもらうことに。そして2人の間に良い雰囲気が流れ……。

互いに服を脱いで、ベッドの上で熱いキスを交わすさくらと椿。しかし椿の叔母から電話が入り、えっちはお預けとなってしまいます。そして叔母に挨拶する前に、さくらは付き合っていることを秘密にしたいと告げるのでした。 その後、今住んでいる家の保証人が早見であることを明かすさくら。早見を「命の恩人」だと話す彼女に対して、椿は少しだけモヤっとした気持ちになります。 その日の夜、さくらは早見と食事へ行くことに。そこで首元にあったキスマークがバレ……。

自立するため、早見に保証人を取り消してもらうようお願いするさくら。しかし椿に付けられたキスマークがバレて、動揺してしまいます。何とか誤魔化したさくらでしたが、椿との関係を怪しまれるのでした。 一方、早見を警戒し、彼のプロフィールを探っていた椿。ところが早見の完璧すぎる経歴に、少しだけ劣等感を味わいます。 後日、椿は早見とふたりきりになったタイミングで、さくらとの関係を聞き出すことに。しかし逆にさくらと親しい理由を問われ……。

早見にさくらとの関係を聞かれたことで、警戒心と敵意を剥き出しにする椿。その後、早見からさくらを特別扱いする理由が明かされます。 前の会社にいたとき、早見はさくらの先輩として仕事をしていました。そこで彼女に近づいた妻帯者の男を見て見ぬふりしてしまい、結果的にさくらが追い詰められて会社を辞めたとのこと。 そしてさくらを救うために、早川は会社を立ち上げて彼女を引き入れたのです。すべてを知った椿は焦りを感じ始め……。

さくらと最後までえっちする覚悟を決めた椿。仕事終わりに彼女を家へ招待し、ベッドの上で熱いキスを交わします。良い雰囲気が流れますが、突然インターホンが鳴ってドアの前で藤が叫び始めるのでした。 どうやら酔っているらしく、椿は不機嫌ながらも家へ上げることに。藤をベッドに寝かせ、さくらを家へ送ることにした椿。そこで彼女の誕生日にお祝いすることを決め、デートの約束をするのでした。 そして椿は30歳の誕生日を迎え……。

初めて一緒に迎える椿の誕生日に緊張している椿。お祝いする場所に選んだのはホテルでしたが、上手くリードできずにいました。 綺麗な夜景を見ながら部屋へと向かう2人。そこで椿は、子どものときの記憶を思い返します。 幼い頃の椿は、元気いっぱいでちょっぴり生意気な性格の男の子でした。この日、滅多に家にいない父親が帰ってくるということで、母親にネックレスを付けてあげていた椿。しかし父親とは良い思い出がなく、複雑な気持ちでした。

無事に部屋に到着した2人は、早速熱いキスを交わします。そしてお互いに服を脱いで、初めてえっちをするのでした。 幸せな時間を過ごしてから早数日、さくらは今まで以上に美容に力を入れるように。自分への誕生日プレゼントに買ったスチーマーを使って、しっかりと肌を保湿するさくら。 そこへ椿からメッセージが届き、会話の流れからビデオ通話をすることに。順調に恋人として関係を構築していきますが、さくらの携帯に早見から連絡が……。

職場で早見とふたりきりになったさくら。そこでとあるハプニングが原因で距離が近づき、戸惑ってしまいます。しかし何事もなかったかのように立ち上がると、さくらは椿と付き合っていることを明かすのでした。 一方の早見は、自分の中に不思議な感情があることに気付きます。ところが椿との恋を応援することを伝え、先輩としてアドバイスも送るのでした。 数日後、椿は早見に認めてもらうために仕事を一層頑張ることを決意。そして重要な企画のリーダーに立候補し……。

仕事の帰り道、椿が大学の友人たちと楽しそうに話しているところに遭遇したさくら。さらに女の子と親しげな彼の姿も見てしまい、自然と涙を流してしまいます。 そんな彼女の様子に気付いた椿は、急いで抱き締めに行くことに。そこで女の子とはただの友人であることを説明し、必死に慰めるのでした。 一方、その場にいた藤は椿の必死な姿を見て爆笑。しかし彼が椿に対して執着していることに気付いた友人の女の子・牡丹は、藤にとある提案をして……。

本作の主人公であるさくらは、過去にした恋愛で傷を負い、長らく恋愛からは遠ざかっていました。そこにさくらより8歳下の祐希が現れて……というラブストーリーなのですが、2人の心理描写がすごく丁寧に描かれていて、感情移入しやすい作品です。 細やかに描かれる2人の心情。これがあるからこそ物語に説得力が増し、気が付けば2人を応援したくなってしまう作品に仕上がっています。そして2人の気持ちが手に取るように分かるため、どこかもどかしさを感じながらもページをめくる手が止まりません。

もう1つの見どころは、ずばり作画の美しさ。細い線でやわらかく描かれた作画には、思わずため息が出てしまいました。登場人物たちの繊細な表情の変化なども良く描けていて、思わず胸がきゅんとしてしまいます。 子どもっぽく笑っていたかと思えば、切なげにさくらを見つめる祐希の表情や、久しぶりの恋にと戸惑うさくらの表情から目が離せません。また、作中に出てくる服や小物などもとても可愛らしくて、色んな意味で目の保養になる作品です。