漫画『夜明けを乞うけものたち』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆無料で読む方法！rawで読むのは危険！とろけるほど甘い体格差人外ラブ

変異種と呼ばれる異形のものたちが人間社会の中で出会い、身体の関係から恋人同士へと発展していく様子を描いた漫画『夜明けを乞うけものたち』。 この記事では怪しく美しい世界観が魅力的な本作のストーリーを、ネタバレ込みで最新話まで解説していきます。作品の見どころやお得に読む方法なども紹介しているので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください！

100年ほど前、人類社会に突如現れた“変異種”。変異種は普通の人間たちと共生するため、病院で定期検査をする必要がありました。 ある日“ヒト科変異種五級”の絶是 藍(ぜつぜ あい)は、密かに想いを寄せる同僚の神崎 葉鳥が変異種であることを知ってしまいます。 神崎が仕事を見つけることすら困難な一級以上のクラスに属していることを知った絶是は……。

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物語の舞台は体が変異した「変異種」と呼ばれる人たちと、普通の人間が共存する世界。両手に口をもつ絶背藍は、変異種の中でも比較的変異部分が少ない変異5級に認定されていました。 ある日、変異種の定期検査に向かった絶背は、1級の人たちが並ぶ中に好意を寄せている同僚・神崎の姿を発見します。 彼女も変異種だと知り気持ちが抑えきれなくなった絶背は、交際を申し込むも撃沈。その代わりセフレとして関係を持つようになります。 思いがけない形で好きな女性と結ばれた絶背でしたが、一方の神崎は相変わらずひょうひょうとした様子。こうなったら自分なしではいられない身体にするしかない、と決意を固める絶背なのでした。

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セフレという関係ながら、何度も身体を重ねるうちにそれ以上のつながりを持ち始めていた絶背と神崎。 そんな折、絶背のケータイに変異種研究保護機関から「緊急メール」が届きます。メールには絶背と神崎の間に「危険行為」が確認されたと書かれており、絶背は何事だと飛び起きるのでした。 状況を理解できないまま神崎とともに機関へと出向いた絶背は、そこで所長・副所長に迎えられ、いよいよことの重大さを認識し始めます。 所長の錦が語り始めたのは、最近ニュースでも取り上げられている「変異種の性行為による不審死」について。どうやら一連の事件に神崎も関係があるらしく……。

4話では唾液に含まれる毒が神崎の変異だということが判明。そして絶背には神崎の毒が効かないと考えた錦の命令で、2人はある検証を受けさせられることになります。 神崎が毒を放出するのは快感による興奮状態のとき。無事に2人で機関を出るため覚悟を決めた絶背は、油断していた神崎の口に手を押し当て、口の中の性感帯を丁寧に探し始めました。 絶背の身を案じて拒絶しようとする神崎でしたが、時すでに遅し。口の中にある弱い部分を押され、気持ちよくなってしまいます。そして結局抵抗することも忘れ、絶背との行為に没頭していく神崎。 「キスなんてしたら、ぜぜくんを傷つけちゃう」 そう思っていた神崎も、最終的には自分からキスをおねだりして……。

研究所で神崎と行った実験のあと、晴れて無罪放免となった2人はホテルへ。 「神崎さんは俺のこと、どう思ってますか」 自分たちの関係を問い直すような絶是の言葉で変わってしまった空気を換えるように体位を変えた神崎は、そのまま絶是の上で腰を振り始めます。 大胆な神崎の姿に錯覚を起こしてしまいそうになる絶是ですが、かすかに残った理性が本能にブレーキをかけるのでした。 その後、“変異種が大好き”だと公言する取引先の社長・沼田から「記憶を消す能力がある」と告げられた神崎と絶是は……。

相手の秘密を聞き出してから秘密を明かした人物の記憶を消すという能力で、商談相手の弱みを握ってきたという沼田。 すっかり酔っぱらって絶是に送ってもらうことにした神崎も、沼田と何を話したのかを全く覚えていませんでした。一方、沼田の能力が全く効いていなかった絶是は「なぜ俺の記憶は消えていないんだ？」と首をかしげます。 その後、神崎の抱えている“秘密”が気になってしょうがないという絶是に「飲んでいる薬のせいで味覚がないんだ」と秘密の一部を打ち明けた神崎は……。

熱を出して寝込んでしまった神崎は、絶是と過ごせない寂しさを感じていました。そこにやって来た幼なじみの小次郎から「無理やり襲われた危険なんだから、鎮静剤は肌身離さず持ってろ！」と怒られ、しょんぼりしてしまう神崎。 その後、病院に行こうとして倒れてしまった神崎は偶然通りかかった絶是に保護されます。そのとき神崎の服用している鎮静剤を見た絶是は、思わずこの薬は神崎が常用しているものかと尋ねるのでした。 「全部話してしまいたいけど、嫌われるのが怖い」 自身の秘密を打ち明けようか神崎が悩んでいると、いきなり「セフレの関係はもうやめにしませんか」と絶是に言われてしまい……。

お互いの想いを伝えあい、ようやく結ばれた絶是と神崎。愛を囁き合いながらするセックスの気持ち良さに溺れそうになりながら、2人はお互いの愛情を確かめるように求めあいます。 一方、変異種研究保護機関では「なぜ絶是には毒が効かなかったのか」と首をかしげる不二の姿が。悩む不二に、所長の錦は「絶是さんは普通の変異種ですよ」と念を押すように告げるのでした。 そのころ、風呂で改めて神崎の毒について確認していた絶是。「気持ち悪いでしょ」とうつむく神崎に絶是は……。

エッチのあとにコンビニで買ったものを2人で食べ、神崎がほろりとこぼした「誰かとご飯を食べるなんて久しぶり」という言葉に心をわしづかみにされてしまった絶是。 翌朝、神崎とのエッチ中に会社から呼び出しをくらった絶是は急いで会社へ向かいます。帰り道、以前出会った沼田がどうやって自分以外の記憶を消したのか考えつつ、絶是は神崎に会いたい一心で家路を急ぐのでした。 ちょうどお風呂上がりだった神崎とエッチをした絶是は、つい「一級変異種は自分の変異について他人に口外しないんですよね」と口走ってしまいます。 神崎は「どうしてそのことを知ってるの？」と目を見開き……。

なぜ一級変異種の秘密を知っているのか聞かれ、「沼田の能力が効かなかったから」と言えずにうろたえる絶是。そんな絶是に、神崎は「別に監視されてるわけじゃないから答えてもいいよ」と背中を預けます。 しかし、「言いたくない過去がある人が一級変異種なんて呼ばれるんだと思う」という神崎の言葉で限界を感じた絶是は、それ以上追及しないことにします。 そのかわり、「言いたくないことを言わないのはウソとは言わない」と優しい言葉を神崎にかけるのでした。 その後、“まだ神崎とちゃんとしたデートをしたことがない”と言う事実に気づいた絶是は……。

「私、正直撮れ高ないからなあ」 “ちゃんとしたデートをしたい”と思っていた絶是ですが、神崎は自分の反応が薄いせいでつまらないデートになってしまうのではないかと心配していました。 しかし、遊園地にやって来た神崎はマスコットキャラに目を輝かせ、普通のカップルのように過ごした2人はそのままお泊りへ。 「もしも本当に結婚することができたら、藍のことも監視対象になるのかな」 幼なじみの小次郎が残した着信履歴を見て、つい2人の未来を案じてしまう神崎でしたが……。

個人差はあるものの基本的に人間嫌いな変異種が人間と恋をすることは考えづらく、特に「人間を好きになるなんて虫唾が走る」とまで言い切る絶是に人間との恋は無理だと言っていいでしょう。 絶是の場合は入社時に人間の女子社員と軽いトラブルを起こしていることからも、人間との恋愛どころか共存もなかなか難しいタイプだと言えるのではないでしょうか。 神崎相手にはやさしい絶是ですが、人間との関係には常に一線を引いていることからも人間に良い感情を持っていないことが分かります。

一級変異種である神崎の正体は彼女の両親しか知らず、当然絶是も彼女の正体を知りません。 一応“興奮すると口から猛毒が出る”という説明はされていますが、神崎が一級変異種であることを考えると彼女の変異は他にあるのではないかと思います。 さらに、学生時代に性的なトラブルがあったことをにおわせている神崎の変異は異性を惑わすようなものと言う見方もできますね。 たびたび自身のことを「気持ち悪い」と感じている節のある神崎の変異は、過去のトラウマが大きく関係しているのではないでしょうか。

神崎の言う“興奮すると出てしまう毒”が生命にかかわるものではないという見方もできますが、藍の体質が超特異体質なのではないかと考える方がつじつまが合う気がします。 研究機関でも所長の錦が「絶是くんは普通の変異種です」と念を押すシーンが非常に印象的でしたし、藍にも本人すら知らない変異が隠れているのではないでしょうか。 沼田の能力がまったく通じなかったことを考えても、藍には自身にとって不都合なものを無効化してしまう能力がある気がしてなりません。

身体の1部、または大半が変異している変異種たちによる営みは、普通の人間のエッチよりも刺激的です！ 主人公の絶背なんて掌に口がついているわけですから、単純に3点同時舐めが可能。自在に伸びてくる彼の口に責められて、ヒロインは毎回息絶え絶えになっています。 現実ではありえないシチュエーションにドキドキさせられること間違いなし。ついついこんな風にされてみたい、と妄想が膨らんでしまいますよ！

以上、漫画『夜明けを乞うけものたち』のネタバレ解説でした！絶背と神崎の恋路の前に立ちふさがる、変異という壁。2人がどのようにしてこの壁を乗り越えていくのか、ぜひコミックシーモアでチェックしてみてください！