漫画『愛が重い騎士公爵は、追放令嬢のすべてを奪い尽くしたい。』最新話まで全話ネタバレあらすじ解説！原作小説は？無料で読む方法はある？

冤罪で修道院に追放されてしまったヒロイン、リュシエンヌ。彼は隣国の公爵に攫われるようにして娶られます。そこからヒロインが王子に溺愛される日々が始まるのですーー。 この記事では、漫画『愛が重い騎士公爵は、追放令嬢のすべてを奪い尽くしたい。』のネタバレやあらすじ、感想を全話紹介していきます。また本作をお得に読める方法をあわせて解説していくので、ぜひチェックしてみてくださいね。

フォールレオン王国。そこでヒロインのリュシエンヌは、王国の公爵令嬢として暮らしていました。彼女には婚約者がいました。アンドレという王太子です。しかし彼は異世界から聖女を召喚することで、変わってしまいます。 アンドレは自分が召喚した聖女に夢中。リュシエンヌのことを放っておくようになったのです。そんなある日、聖女に毒が盛られるという事件が勃発します。疑われたのは、リュシエンヌでした。彼女は聖女を暗殺しようとした罪で修道院送りに……。 アンドレと婚約していた彼女でしたが、実は心の中には想い人が……。それはミハエルでした。修道院で歯もうミハエルに会えることはない。そう悲しむ彼女でしたが、なんと突然彼が現れてーー。

目を覚ましたリュシエンヌ。修道院暮らしが身についていたので、慌てて身支度を整えようとしますが、ここがミハエルの城だと気づいて安堵します。部屋から抜け出すと、ちょうど鍛錬へ向かうところだったミハエルと鉢合わせします。 そこで2人は一緒に散歩をすることに。長年想い続けていた相手が隣にいることで、リュシエンヌはドキドキします。そんな彼女をそっと見つめていたミハエルは、彼女をいろいろな場所へ案内し、彼の幼少期の部屋へと連れて行くことに。 その部屋から見える景色は一面の雪景色。王国で雪を見たことなかった彼女は大喜びします。そんな彼女のはしゃぎぶりを見ていた公爵はーー。

ミハエルとリュシエンヌは契約結婚をすることになり、彼女は侯爵夫人としてさまざまな人に正式に紹介されました。すると王宮と教皇からも、迅速に結婚を認める手紙が届き、ミハエルは驚きます。慌てて対応に追われます。そのあいだ、リュシエンヌはというと、専属侍女のアイーダと対面するのです。 アイーダはリュシエンヌのことをすっかり気に入った様子。また執事のヨハンとも知り合うことになり、ミハエルの学生時代の話を聞くことになります。そしてリュシエンヌは侍女によって綺麗に着飾ってもらい、とうとう愛する人との初夜を迎えることになるのですーー。

ついに結ばれた2人。しかしここからミハエルの愛情が全開になります。初夜も1度だけでは飽き足らず、もう一度後ろから結ばれます。リュシエンヌの身を気遣いながらも、彼は激しく彼女を抱きます。へとへとになってしまうリュシエンヌでしたが、ミハエルは謝りながらも、うつぶせの状態で彼女をイカせます。 そこで彼女は、自分がいかに彼を想っていたかについて、ミハエルに話をします。しかしそれが逆に彼の情熱に余計に火を灯してしまうのです。またしても彼はリュシエンヌを激しく抱くことになるのです。

初夜から数日が経ちました。リュシエンヌは、侯爵夫人としていよいよ仕事を始めるのです。しかしその仕事が大忙し！*長らく公爵夫人が不在*だったので、仕事は溜まりに溜まっていました。でもリュシエンヌはバリバリ働き、侍女のアイーダも惚れぼれするほど。 突如いつもより早く帰ってきたミハエル。彼は仕事を始めた彼女が心配で帰ってきたのです。それを知ったリュシエンヌは照れて、彼と目が合わせられません。そんな彼女に彼は感謝を述べます。そこから2人はお茶をすることになるのですが、なんだかソワソワするミハエル。 どうしたのかと問うと、執務室で一緒に仕事をしたいと言うのです。しかし執務室には秘密があってーー。

ある日、突然2人のもとに女性が来訪してきます。宮廷魔術師であることを名乗るサラサという女性は、陛下によってリュシエンヌのサポート役として派遣されてきたのです。もともと、執務室に置いてある魔道具はサラサの手によるもの。それを知り、ミハエルは丁寧に対応します。 しかしサラサの方は、彼に対して不信感を顕にします。それというのも、ミハエルを信用していなかったからです。結婚の裏には何かあるのではと疑っていたサラサですが、仲のいい2人を見て考えを変えます。そこで聞かされたのは驚くべき話でした。 なんと毒を盛られた聖女は毒に耐性があるというのですーー。本物の聖女ではないのではないかと、サラサは言うのです……。

自分以外の女性と話していることを見たことなかったリュシエンヌは、サラサとミハエルの関係に悶々と悩んでしまいます。しかしアイーダは、ミハエルがリュシエンヌの部屋で一夜を過ごしたことを知ると、とても仲睦まじいと感動します。侍女からの反応にホッとするものの、自分たちが契約結婚であることにモヤモヤが拭いきれません。 彼女は午前中にサラサから授業を受け、午後からは執務室で業務を行う日々を過ごします。サラサと授業をする機会を得たことで、2人はすっかり仲良くなります。そんなある日、サラサは授業を途中で切り上げます。 なぜかと問うと、たとえ相手がサラサであろうとも、リュシエンヌのダンスの相手役は自分以外認めないとミハイルから言われたというのです。

様子のおかしいリュシエンヌを心配したミハエルは彼女を安静にさせます。一方彼女は、ちゃんと自分の想いをミハエルに伝えなければと考えていたのです。そんな中、彼女は懐かしくも辛い日々だった過去の夢を見ます。元婚約者のアンドレ、そして修道院での日々のこと……。 この悪夢をきっかけに、自分はこれ以上傷つきたくないことでミハエルと本気で向き合っていなかったことに気づくのです。そして彼に自分を想いを直接ハッキリと伝えるのです。この突然の告白に真っ赤になったミハエルは、そのまま彼女を抱きしめます。2人は晴れて両想いになることができたのです！ そこで1つ気になったことを尋ねます。そこでわかったのは、ミハエルが彼女に贈った指輪に秘密があるということでしたーー。

場所は変わり、王国への物語へと舞台は移ります。不信感を買ってしまった聖女のヒバナは謹慎することに。ようやくアンドレを手に入れることができたのに、いまや彼と会うことができません。ヒバナはリュシエンヌのことを「あの女」と呼び、何か思惑があることをうかがわせます……。 一方のリュシエンヌは執務室で仕事をするミハエルを見つめます。彼の膝に座り、自分の考えを話します。彼女を追放した父親についてです。しかしそもそもミハイルに、リュシエンヌが追放されたことを伝えたのは、彼女の父親であることを知るのです。

一方、国境の付近まで出かけていたサラサが戻ってきます。そこで、追跡魔法がかけられたイヤリングを見つけたと伝えてきたのです。イヤリングというのは、なんとリュシエンヌのもの……！連れ戻されるのかもしれないことを恐れる彼女。怯える彼女を見たミハエルは、イヤリングを処分すると言います。 そして彼はサラサに協力を申し出るのです。後日、大量のドレスがリュシエンヌのもとへ届きます。それは全てサラサの護身用魔術がかけられたもの。その大量のドレスのなかに、セクシーなシュミーズを見つけ、着るように促す次女のアイーダ。 いつもと同じドレスを身に纏ったリュシエンヌを見つけたミハエルは、新しいドレスは気に入らなかったのかと問います。しかし自分が着ているセクシーなシュミーズのことを話すのですがーー。

ミハエルから、お祭りに行かないかと誘われるリュシエンヌ。嬉しく思いつつも、帝国で自分が聖女を毒殺しようとしたという悪い噂が出回っていることを気にします。特に自分はともかく、ミハエルまで悪く言われることを恐れる彼女。 それに気づいたミハエルは、各地に自分と彼女のノロケ話をふれ回っており、吟遊詩人にストーリーを作ってもらったことまで伝えるのです。ミハエルの優しさに感激するリュシエンヌ。その後、ミハエルは彼女に、専用の印章を渡します。 突然の大事な贈り物感激したリュシエンヌはすごく喜びます。その喜びようを見たミハエルは、リュシエンヌと初めて会ったことなど、過去に思いを馳せるのでした。

馬車の窓から不安な思いで外を見るリュシエンヌ。そんな彼女を気遣うミハエルは彼女に声をかけます。振り向いたリュシエンヌはびっくり！なんと彼はメガネをかけていたのです。いつもと見慣れないメガネの姿に、彼女はドキドキします。そんな彼女の様子を見て、ちょっと嬉しいミハエル。 リュシエンヌを抱きしめ、イチャイチャする2人。突然指を舐め始めた彼の行動にビックリする彼女。しかし彼の行動はもう止まりません。リュシエンヌ自身も、彼に抱かれる期待を抱いてしまいます。エスカレートしていくミハエルの攻めに、声を聞かれたくないからキスで口をふさいで欲しいとおねだりをするリュシエンヌ。 それはミハエルの情熱に余計に火を注ぐことになるのですーー。

ある日、2人のもとに領主夫妻が何者かに襲われたという情報が入ってきます。犯人は騎士団によって既に捕まっているとのこと。しかし不安が募ります。そこでリュシエンヌとミハエルは犯人を確認に行くことに。そこで、なんとリュシエンヌが襲われようとするのです。 なんとかミハエルの強さで事なきを得た彼女。周囲は彼の強さを絶賛します。一方で襲われた領主夫妻というのは、なんとリュシエンヌに変装したアイーダとミハエルによく似た男性でした。これは全てミハエルの作戦であり、替え玉だったのです。 そしてミハエルそっくりな男性というのは、シュバルツシルト騎士団のレフという男性でした。

お祭りは無事に終了。そこからリュシエンヌは、襲撃した犯人たちと向き合うことにします。アンドレが絡んでいるという目論見は外れ、第二王子のアンジェロとの関わりがわかります。しかしアンドレの現在の立ち位置が気になるリュシエンヌ。ミハエルは渋りながらも、彼女を地下牢へ連れて行くことにします。 そこにはサラサとレフの姿が。サラサの自白魔法により、わかった事実がありました。それはリュシエンヌを奪還することで、王太子の座を狙っている第二王子の目的でした。怒るミハエル。なんとか落ち着けようとするリュシエンヌ。 サラサは、2人はもう結婚してるんだから無駄だと呆れ果てますが、それを聞いたアンジェロの側近である犯人は笑い始めますーー。

ミハエルの隣で静かに眠るリュシエンヌ。彼は彼女の腕に触れるだけでも興奮してしまいます。しかし眠っている彼女を襲うことはできません。しかし我慢の限界を超えたミハエルは、自分で自分を慰め始めます。ふと目が覚めたリュシエンヌは、その様子を目撃。 どうにか自分も手伝ってあげることができないかと思いつつ、再び眠りについてしまう彼女。そこで気づくと自分が修道女の姿に戻っていることに気づきます。ひとまずお祈りをする彼女。しかし突然後ろからミハエルに襲われるのです。 怒りながらも激しく彼女を求める様子のミハエルに、彼女は謝りながらも彼を受け入れ続けます。そこでハッと目が覚め、自分がエッチな夢を見ていたことに気づくのです。

第二王子派を追い詰めるという思惑が一致したミハエルは、王国の建国式に出席するために力を貸します。しかし、来賓リストが出来上がっている今の状態で乗り込んでしまっては、すぐにバレてしまうのではないかと心配されます。 それに対してリュシエンヌは、今までも第一王子や第二王子たちは側近たち任せで、来賓リストを自ら確認するようなことはしないと断言します。そして、王妃陛下がもし目を通したとしても、外交に疎いため気が付かれることはないと伝えるのでした。 それに、外交関係をよく知っていたリュシエンヌ自身が抜けた今、直前に参列者が変更になっても気付かれることはないでしょうと彼女は言って、不安を一蹴りしてくれるのでした。

リュシエンヌとミハイルの後ろ盾もあって、第二王子派のいる王国の建国式に参列するべく出発準備を始める一行。今いる公爵領からは、大公爵から国境を超える少し遠回りだが、より安全なルートを選んで進むことになっていました。 そのため、移動が数日にわたるので、帝国の貴族邸に泊まったり野営をしながら移動する予定でした。そしてついに一行は王国に向けて出発します。野営で使う魔法のテントに興味深々で楽しそうなリュシエンヌ。 リュシエンヌは王国へ向かうことに対して、不安がないとは言えないけれど、ミハエルと旅する喜びに勝るものなんてないと感じていました。出発の準備で疲れて眠ってしまったミハエルの寝顔を見て、心癒されるリュシエンヌは......。

国境を越える長旅をスタートさせたリュシエンヌ一行。旅の道中、リュシエンヌはミハエルたちの小さい頃の話を聞くことに。サラサが召喚された時のことを懐かしそうに話すミハエルやノヴァの姿を見て、リュシエンヌも嬉しくなるのでした。 この日は野営をすることになり、テントの設営がスタート。そして休憩していたリュシエンヌのもとに、ノヴァがやってきます。その後、彼から「ミハエルを幸せにしてくれてありがとう」と告げられるのでした。

フェニックス大公のもとを訪れたリュシエンヌたち。そこへ現れたのは、リュシエンヌの兄の婚約者であるレオンティーヌでした。どこか変わった雰囲気を纏う彼女ですが、義理の姉として優しく出迎えてくれます。 また王国内でのリュシエンヌの印象も非常に良いことが判明。盛大なパーティーで歓迎され、幸せな時間を過ごします。 そして迎えた王国建国記念の舞踏会当日。ミハエルとリュシエンヌは、堂々と会場へと入っていき……。

堂々と舞踏会に参加してダンスを披露したリュシエンヌとミハエル。すると周りは「毒を盛ったのは嘘ではないのか」「彼女は無実なのでは」と考えるように。 そして2人のもとに、王太子・アンドレがやってきます。王国へと帰ってくるように命令する彼に対して、ミハエルは非礼を詫びるように忠告。 さらに聖女ヒバナが、自分で毒を盛ったことも明らかになります。その後、ヒバナから明かされたのは、第二王子・アンジェロに脅されたという真実で……。

聖女から掛けられた嫌疑を晴らすアンジェロ。しかしリュシエンヌとミハイルが正式に結婚したこと、帝国に刺客を送り込んだことが明らかになり、計画が破綻します。 そして彼が最後に選んだ手段は、精鋭部隊を使ってミハエルたちを殺すこと。しかしすでにレオンティーヌが部隊を全滅させていました。 さらに自らの手でリュシエンヌを殺そうとするアンジェロでしたが、ミハエルに手も足も出ません。その結果、皇帝によって取り押さえられるのでした。

久方ぶりに父親や兄と再会したリュシエンヌ。2人にミハエルのことを紹介しますが、父親はすでに彼を知っていたとのこと。さらにミハエルの優しい性格や情熱的な部分も見抜いており、リュシエンヌの幸せを願っていたことが明らかに。 無事にすべてが片付いた一行は、大公家から侯爵家へ移るのでした。その間、アンジェロは毒による死罪が決定。そしてアンドレは継承権を放棄し、ヒバナと一緒に離宮で暮らすことに。 数日後、後処理に追われていたミハエルは、ついにリュシエンヌと再会し……。

翌日の昼、父親や兄、レオンティーヌたちを交えて話をしていたリュシエンヌ。そこで今回の事件の賠償として、王太子領の一部をもらったことを明かします。一方、父親とミハエルは意気投合して、結婚式の話で盛り上がっていました。 その後、リュシエンヌはミハイルと一緒に庭園を回ることします。久しぶりのゆったりとした2人きりの時間に幸せな気持ちでいっぱいになるのでした。 そんな中、改めてミハエルからプロポーズされるリュシエンヌ。自分の想いも口にして、熱いキスを交わすのでした。

本作『愛が重い騎士公爵は、追放令嬢のすべてを奪い尽くしたい。』は、作者・海原ゆた先生の書き下ろし作品となっているため、原作小説などはありません。そのため、もちろん『小説家になろう』といった小説投稿サイトでも原作を読むことはできません。 そして、2024年10月現在では、25巻まで出版されていますが完結はまだしていません。今後も本作の続巻がコミックシーモアなどの電子書籍サービスで販売予定となっています。

本作『愛が重い騎士公爵は、追放令嬢のすべてを奪い尽くしたい。』の見どころといえば、やはりヒロインのリュシエンヌが、公爵のミハエルに愛されまくるところ！もともと2人は両片想いであり、リュシエンヌには婚約者がいました。 しかし聖女暗殺未遂事件をきっかけに、2人は契約結婚をすることになります。そこでわかったのは、ミハエルも彼女を愛していることであり、結ばれた結果、彼に凄まじく溺愛されます。愛が重い男性にヒロインが溺愛されまくる作品が読みたい人はぜひ読んでみてくださいね！