漫画『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！隣国皇太子との運命的な愛の物語

完璧な王太子妃だった主人公が突然婚約破棄され、隣国の皇太子に見初められる逆転劇『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！』。 この記事では本作のストーリーを最新刊までネタバレ込みで一気に解説していきます。広告掲載もされている作品なので、気になっていた人はぜひ読んでみてください！

幼いころから王太子・エドワードの婚約者として厳しい妃教育に耐えてきたマリアベルは、ある日突然「真実の愛を見つけた」と婚約破棄をされてしまいます。さらには新しい婚約者の世話を焼かせようとしたり、自分の部下と結婚させようとしたりするエドワードに嫌気がさし、マリアベルは王都を出ることに。 その後父に誘われ隣国・ガレリア帝国の花祭りに出かけたマリアベルは、そこで皇太子のレオ(レナート)に出会います。レオは優秀でありながら誰にでも優しいマリアベルを気に入り、なんと婚約者にしたいと言ってきました。 婚約破棄されたばかりで戸惑うマリアベルでしたが、包容力があり自分を大切にすると誓ってくれたレオに惹かれ、婚約を承諾します。

マリアベルとレオが正式に婚約を結び、父・バークレイ候は王国へと戻ることに。しかし側近にそそのかされマリアベル奪還に動き出したエドの命令で、入国してすぐ捉えられてしまいました。 マリアベルのもとにも父親の捕縛と帰国を促す内容の手紙が届きますが、彼女は手紙に捺された国王の御璽が偽物だと気が付きます。実はバークレイ候捕縛の裏には、侯爵の台頭を面白く思わないダンゼル公爵の策略がめぐらされていたのです。 マリアベルは王国へ戻り国王本人に面会を求めることに。そして兄の助けを借り、レオとともに王弟の息子が治めるガーディナ大公領を訪れます。

漫画『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！』3巻ネタバレ感想 エドとの婚約破棄の際、王家はマリアベルの婚姻に関して口を出さないと契約を交わしていました。本物の御璽が捺された書面を見て安心するマリアベル。しかし王国では既にエドがマリアベルを側室として迎えるつもりだという噂が広まっていました。 幼いながらに立派に領地を治めるガーディナ大公のセドに手引きしてもらい、正面から王宮に乗り込んだ一行。玉座の間に通され、ずっと体調を崩していた国王に対面することになります。 国王はダンゼルが権力を手にするため様々な悪事に手を染めていたことも、エドが王たる器ではないということも全て見透かしていました。そしてレオたちの前でダンゼルを捕縛します。

ダンゼルは御璽の偽造、さらには10年前に疫病の騒動に紛れて主要な貴族たち、そして王弟を殺害した罪で極刑に。エドの婚約者はダンゼルの後ろ盾が無くなり平民に戻ってしまいます。 平民が王太子妃になれるはずもなく、エドは「真実の愛」か「王位」、どちらかを選ぶことに。もはや王位にこだわっても自分は名君にはなれないと悟り、セドに継承権を譲ったのでした。 その後、無事にバークレイ候の身柄は開放され、帝国へ戻ったマリアベルたち。やっと穏やかな日々が訪れたと思ったのもつかの間、今度は皇太子妃の座を巡った争いが勃発します。 帝国の公爵令嬢クラウディアが、「レギーナ選定」と呼ばれる妃の座をかけた古い制度を申し立ててきたのです。

ありがちな婚約破棄令嬢の逆転劇と思って侮ることなかれ！本作では、さまざまな人間たちの思惑が交差し入り乱れ、先の読めない複雑なドラマが生まれていきます。 実は本記事のネタバレも、紹介できている部分は半分以下。本編では権力争いや社会問題といった骨太で複雑なストーリーが展開されているんです。 そのため1巻1巻の満足感は相当なもの。恋愛漫画ながら「なるほどぉ」と感心しながら読み進めてしまいました。