漫画『恋の呪いは愛で解け』最終巻まで全巻ネタバレあらすじ＆感想！犬猿の仲のふたりが恋人に！？

『恋の呪いは愛で解け』は、過去の恋愛でトラウマを抱いている男女が、「リハビリ」と称して恋愛の練習をするという内容の物語。ふたりの関係がどんどん変化していく過程が胸キュンもので、目が離せません！ 本記事ではそんな本作のあらすじを第1巻から最終巻までネタバレ解説していきます。

オフィス機器販売会社の営業二課のエース・杉咲香澄は、一家のエースでライバルの黒川斗真と張り合う毎日を送っていました。 ふたりは暇さえあればケンカばかりでしたが、あるとき偶然お互いがセックスにまつわるトラウマを持っていることを知り、秘密を共有する仲に。さらにその「呪い」を解くため、あくまでビジネスライクに「リハビリ恋愛」を始めることになります。 それぞれのトラウマになった人物――つまり元恋人の登場という波乱もありつつ、距離を縮めていく香澄と斗真。やがて彼らは激しいキスを交わし合うまでになり……！？

ふたりきりで出張に行った際、香澄はついに斗真に自分の想いを伝えてしまいます。一方の斗真も香澄の誕生日についに「杉咲が好きだ」というまっすぐな告白を返すのです！ こうしてめでたく恋人同士になったふたりですが、斗真にはまだ心配ごとがあります。そう、彼は過去のトラウマが原因のEDがまだ治っておらず、そのことに焦りを感じていました。しかし香澄は彼に寄り添う姿勢を見せ、ふたりで少しずつ前に進もうと改めて気持ちをひとつにします。 しかしそんな中、香澄は女嫌いの上司・速見との関係に悩まされることに。さらに社内ではいつの間にか、香澄が速見に言い寄っているという噂が流れてしまいますが……？

藤沼と由紀というカップルの進展も描かれつつ、斗真と香澄は相変わらずラブラブです。斗真は相変わらずEDについてウジウジと悩みながらも、同棲や結婚、出産といった将来設計を思い浮かべ始めます。 一方の香澄はそんな彼の考えにまったく気付いていませんでしたが、社員旅行でお互いの気持ちを確かめ合い、ついに同棲することに！(タイミングが父親には会えなかったものの)実家への挨拶も済ませます。 ふたりの同棲生活は順調に過ぎていく一方、夜の営みのほうは一向に進展がないようです。果たして斗真のトラウマが癒える日はちゃんと来るのでしょうか？

いよいよ思い詰めたのか、斗真はひそかに通販でEDの治療薬を購入します。そんな中、突如として斗真の兄である柊人がふたりの部屋にやってきます。彼は恋人であるサラの浮気疑惑にショックを受けており、香澄の気遣いもあって泊まっていくことに……。 柊人とサラの件はちょっとしたすれ違いだったと判明し、あっさり一件落着です。しかもサラはふたりの子を妊娠しており、一転、ふたりは幸せムードになります！ そんな彼らの姿を見て触発された斗真は、いよいよ本格的に香澄と結婚することを考え始めるように。一緒に過ごすうち彼自身の「呪い」も解けて、ふたりはついに身体を重ねるのでした……！

主役カップル以外の恋愛も進展していき、いよいよ物語はクライマックスに。香澄が斗真の誕生日をサプライズでお祝いするエピソードでは、「何年経っても一緒にお祝いをしたい」という言葉も飛び出していました。 それから2年の時が経ち、ついに斗真が香澄に指輪を渡してプロポーズします！結婚式はふたりにゆかりのある人たちが大勢駆け付け、とても素敵なものになりました。 はじめはちょっと変わった形で関係を始め、やがて愛し合うようになった斗真と香澄。ふたりはこれからも愛の形でさまざまな困難を一緒に乗り越えていくことを誓うのでした。

香澄と斗真は若手エース同士、ライバルとして競い合う関係にありました。そんな彼らは出会うたびいがみ合ってはいるのですが、本気で仲が悪いというよりはどこかじゃれ合っているような雰囲気も。その息の合ったやりとりにははじめからニヤニヤさせられます。 その後、お互いが相手への想いを意識し始めてじわじわ距離を縮めていく過程は、もう「胸キュン」の一言。ドキドキを味わいたい人はぜひチェックしてみてくださいね！