漫画『偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした』最新話まであらすじネタバレ＆無料で読む方法を解説！rawやpdfで読むのはやめよう

悪魔に対抗する力を奪われて、能無しと馬鹿にされた主人公が、帝国の皇子と幸せになるストーリーの少女漫画『偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした』。 ここからは作品の配信情報や無料で読めるか、ネタバレ・あらすじを紹介していきます。結末の予想もしているので、最終回の展開が気になる人はぜひチェックしてみてください！

夢魔という人々を襲う悪魔が存在するマイヤ神聖国。「夢解きの聖女」と呼ばれる神聖力を扱える者だけが夢魔に対抗でき、現在は伯爵家の次女・ライラーに力が受け継がれています。 神聖力は代々長女に受け継がれ、本来なら長女のアディヤが夢解きの聖女になるはずでした。しかし、なぜか次女のライラーに能力が発現したせいでアディヤは散々な目に遭うことに。 そんなアディヤの希望は、3年前に夢魔から救った少年と交わした“ある約束”でした。 「目が覚めたら必ず会いに行くよ」 少年と交わしたささやかな約束が、アディヤの運命を大きく変え……。

神聖力を受け継いで夢魔を祓う“夢解きの聖女”になるはずだったものの、能力が発現しないままセイリオス家で奴隷のように扱われています。 婚約者のシハーブとはずっと良好な関係を築いてきたものの、アディヤに聖女としての能力がないと分かった途端に婚約破棄を言い渡されてしまいました。 3年前に助けた少年との約束をずっと覚えていて、いつか少年が約束通りに自分を助けてくれると信じでいます。

“呪われた皇子”と呼ばれる、アルグル王国の第三皇子です。珍しい魔力を持っていたため、今まで眠り病にかかっていました。 見た目はその場にいる女性たちが思わず見とれてしまうほど美しいものの、どこか人を寄せ付けないような冷淡な雰囲気が特徴的な青年です。 実は彼こそがアディヤが3年前に救った少年で、アディヤと別れる際に指輪のようなアザを残していった人物でもあります。自身を夢魔から救ってくれたアディヤをずっと探していました。

アディヤの妹で、アディヤから神聖力を奪って聖女に成り上がった人物です。早くから能力が発現していたアディヤの能力を奪えと夢魔にそそのかされ、聖女としての名声をほしいままにしています。 家族や周囲の人々を巻き込んでアディヤの地位を貶めただけではなく、婚約者のシハーブまで奪ってしまうという強欲な一面も。ライラー自身は神聖力を持たないため、定期的にアディヤから能力の供給がないと聖女ではいられません。

古くから“夢魔を祓う一族”として、代々神聖力をもった聖女を輩出してきたセイリオス家。本来能力が発現するはずだった長女のアディヤには神聖力がなく、人々は“能無し聖女”と陰口を叩いていました。 婚約者のシハーブまでもが妹・ライラーにべったりで、家族にも見捨てられてしまったアディヤには居場所がありません。 アディヤは以前夢魔に襲われた少年を助けた際にした約束と、少年が付けた薬指のアザを心のよりどころにしていました。 “夢から醒めたら必ず会いに行くよ” 少年の言葉を信じながらつらい日々に耐えるアディヤは、“ライラーとシハーブが婚約した”と告げられたことで心が折れてしまいます。 公の場で屈辱を味わい、ぼろぼろになったアディヤは少年を思いながらアザを撫で……。

3年前、すでに聖女の力を会得し始めていたアディヤ。夢魔にそそのかされてアディヤの神聖力を奪い取ったライラーは、その後も少しずつ神聖力を奪い続けていました。 そして現在、眠り病から回復したアルグル帝国の第三皇子・バドルが結婚相手を探していると知ったライラーは、アディヤを花嫁探しのパーティーに出席させることに。 バドルはあまりに強大な力を持つことから“呪いの皇子”と呼ばれていて、悪い噂が絶え間なくささやかれていました。 当日、パーティーに出席したアディヤがシハーブに足をかけられて転倒すると、「ようやく見つけた」というバドルの優しい声が。 バドルがアディヤの手を取るとまばゆい光があたりを包み、アディヤはバドルが3年前に再会の約束をした少年だと気づき……。

バドルはアディヤに助けられたとき、アディヤの薬指にキスをすることで“再会の魔法”をかけていました。 本当はすぐにでもアディヤを探しに行きたかったバドルですが、父親から「魔力をコントロールできるようにしなさい」と言われて鍛錬に励んでいたのです。 再会の魔法を通じてアディヤが散々な目に遭っていることも断片的に知っていたバドルは修行を終えると、約束を果たすためにアディヤのもとへ。 ライラーはアディヤを連れ去られてしまうと神聖力が使えなくなってしまうため、「私のほうが結婚相手にふさわしい」などと言いながら姉の結婚を阻止しようとします。 しかしバドルは魔法の力を使ってその場にいた全員を黙らせ……。

アディヤに触れたことで、アディヤに聖女が持つ治癒能力があることを見抜いたバドル。しかも、アディヤには神聖力を溜める器があるにもかかわらず力が枯渇していることも見抜きます。 そこでバドルがアディヤに魔力を分け与え、自らの力で自身が本物の聖女であることを証明したアディヤ。アディヤが本物の聖女だとバレてしまっただけではなく、このままでは神聖力を供給することもできないと考えたライラーは焦りを感じていました。 しかし、バドルはライラーの焦りをよそにアディヤをアルグル帝国へと連れ帰ります。いままでの生活とは真逆の環境に驚くアディヤの姿を見たバドルは、アディヤが今までどんな生活を送っていたのかを調べはじめ……。

まず、『偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした』の最終回では、間違いなくライラーとシハーブへの断罪が描かれるでしょう。 特に、ズルをして手に入れた聖女の力をひけらかしていたライラーにはきついお仕置きが待っていそうです。アディヤのことを“命の恩人以上の大切な人”だと感じているバドルがライラーを許すはずがありません。 シハーブは“聖女の力を持っていない”という理由だけでアディヤをライラーといっしょにボロボロになるまで傷つけていましたし、断罪は免れないでしょう。

『偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした』ではバドルのあまあまな溺愛ぶりも見どころですが、アディヤとバドルはこのまま結婚までいくのではないでしょうか。 おそらく神聖力をアディヤから供給しなければいけないライラーは邪魔をしてくるでしょうし、アディヤが真の聖女だと知ったシハーブも黙っていないと思います。 ライラーとシハーブが仕掛けてくる困難を乗り越え、自身の神聖力で人々を救うアディヤは皆の心を変えてゆくでしょうし、最終回ではアディヤが多くの人々が見守る中で幸せを掴むハッピーエンドが見れるでしょう。

漫画『偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした』は、小説が原作の作品ではありません。本作は小説家・藍上イオタが書き下ろし原作を担当した漫画です。オリジナルコミックとなっており、小説は存在しないので注意しましょう！ また藍上イオタは、小説家になろうやカクヨムでさまざまな小説も公開しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。