漫画『上流社会』あらすじネタバレ＆無料配信情報を紹介！rawやpdfで読むのはやめよう

漫画『上流社会』は、貧民街で暮らす天涯孤独の少女が大貴族の子息と出会い、命がけで一発逆転のチャンスを掴み取ろうと奮闘するサクセスストーリーです。 生きるため貴族たちの世界に必死で食らいついていくヒロインを、思わず応援したくなりますよ！ ここからは本作をお得に読めるおすすめサービスの紹介や、ネタバレを含む詳しいストーリーの解説をしていきます。

靴磨きをしながら貧しいながらも懸命に生きてきたアデルは、偶然出会った大貴族チェーザレ・ブオナパルテからある提案を持ち掛けられます。それはチェーザレの偽装妹となり、彼の政略結婚回避の手助けをするというものでした。 デラ・ヴァレ家の令嬢・ルクレチアとの婚約を何としても白紙に戻したいと思っていたチェーザレ。適当な女を妹と偽りブオナパルテ家に迎え入れ、ヴァレ家の子息・エズラと結婚させる計画を企てていました。 そこへ現れたのがアデルです。貧民とは思えないほど博識で高貴な容姿を持つアデルに可能性を感じたチェーザレは、ブオナパルテ家へ迎え入れることを決意します。 アデルに与えられた期間は3ヶ月。それまでに完璧なレディとなり、チェーザレの誕生会でエズラの目に留まる必要がありました。 もしチェーザレの認めるレディになれなければ、待っているのは死だと理解したうえで、肥溜めのような生活から抜け出すためアデルは覚悟を決めます。 計画を知るのはアデルの専属侍女となったエポナをはじめ、身近な7名のみ。マナー講師を任されたフラヴィア夫人は、平民であるアデルをあからさまに見下していました。 さらりと嫌味を躱し、聡明さを見せつけるアデル。しかしその態度が、ますます夫人の怒りを買ってしまったようで……。

フラヴィア夫人の嫌がらせで、サイズの小さい靴で生活することになってしまったアデル。動じる様子もみせず完璧にレッスンをこなし続けていたものの、1週間が経過したところでとうとう足が限界を迎えてしまいました。 歩けなくなってしまったアデルが座り込んでいると、そこにブオナパル家にやってきていた貴族の子息たちが通りかかります。すると彼らは卑劣にもアデルを取り囲み、乱暴しようとしてきたのです。 絶体絶命のピンチを救ってくれたのはチェーザレでした。彼は颯爽とアデルを抱き上げると、彼女が自分の妹だと宣言し子息たちを黙らせます。 しかしその後2人きりになると、チェーザレはアデルを一方的に責め立ててきました。足を痛めたのも、子息たちに絡まれる隙を与えたのもアデルの不手際だと責め、さらには痛めた足を踏みつけたのです。 挙句の果てにアデルが子息たちを誘惑したのではないかという言いがかりまでつけてきて……！？

アデルに対する独占欲から怒りに任せて暴走してしまったチェーザレ。もちろんアデルが彼の真意を知るはずもなく、彼の横暴な言動にただじっと耐えるしかありませんでした。 一方、チェーザレからこれ以上アデルに嫌がらせをするなと釘を刺されてしまったフラヴィア夫人。非の打ち所がないほど美しい令嬢へと変貌したアデルを屋敷から追い出す手立ても見つからず、焦っていました。 そんな中、彼女のもとにルクレチアがやってきます。そこで夫人は彼女をけしかけて、アデルを排除してもらうことに。 夫人の計画通り、アデルに接近したルクレチアは彼女がチェーザレの妹だということなど気にも留めない様子で、敵対心をむき出しにしてきました。 その後ブオナパル家をあとにしたルクレチアは、まるで悲劇のヒロインのように泣き始め、侍女・ヘーゼルの同情を引きます。すっかり彼女の演技に騙されてしまったヘーゼルは、主人のために手を汚す覚悟をして……。

ルクレチアのいいなりとなったヘーゼルの手で、屋敷の屋上から突き落とされてしまったアデル。ギリギリのところで屋上の淵を掴んだものの、絶体絶命のピンチに陥ってしまいました。 一方、アデルの身に付けていたスカーフが空から降ってきたことにきがついたチェーザレは、屋上から今にも落ちそうになっている彼女の姿を見つけます。 チェーザレはギリギリのところでアデルの下へと潜り込み、落ちてきた彼女をキャッチ。アデルは無傷で済んだものの、チェーザレは怪我をしてしまいます。 その後事の真相を知ったアデルとチェーザレは、共犯であるフラヴィア夫人を捕らえたのち、ブオナパルテ家へルクレチアを呼び出すことに。 悪びれる様子もなくアデルたちの前に現れたルクレチアでしたが、2人の仲の良さを目の前で見せつけられプライドをズタボロにされてしまいます。 さらにチェーザレから「二度目はない」とはっきり念押しされ、これ以上アデルに手出しできなくなるのでした。

怪我の手当をしていた最中にチェーザレに押し倒されてしまったアデル。咄嗟にナイフを向け拒絶しましたが、逆にチェーザレの闘争心に火を付けてしまいます。 高貴な生まれに整った容姿で、女性を意のままにしてきたチェーザレにとって、アデルのような女性は初めてだったのです。 それから数日後、チェーザレは議会で生き別れの妹と再会したことを発表。数ヶ月後の舞踏会でお披露目をすること、さらにデラ・ヴァレ家の子息に紹介するつもりだということも明かしました。 議会にはルクレチアの父親の姿も。遠回しな婚約破棄宣言を受け、何か思う所があったようで……？ 一方、アデルのもとには思いがけない来訪者が。なんとチェーザレの祖母であるエヴァが訪ねてきたのです。エポナからエヴァは気難しい人物だと聞き、屋敷から追い出されるかもしれないと思っていたアデルでしたが、目の前にした彼女は穏やかそうな貴婦人でした。 筆談しかできないエヴァは、軽く挨拶を済ませると確信に迫ってきました。どうやら彼女はアデルがチェーザレの愛人なのではないかと疑っていたらしく……。

チェーザレと宝石を見に行ったアデルは、チェーザレの瞳と同じ色の宝石を作ってもらうことにします。 その後、ダンスレッスンを再開することにしたアデルはエギルとともにアリアの間へ。そこで待っていたチェーザレにびっくりしながら、アデルはチェーザレからダンスの手ほどきを受けるのでした。 はじめはチェーザレに合わせて踊っていたものの、すっかりダンスが上手になったアデルを見て満足そうな表情を浮かべるチェーザレ。 そこにエヴァとルクレチアが2人のダンスを見にやってきますが、わざわざ嫌味を言うルクレチアのせいでアデルは足をくじいてしまいます。代わりにチェーザレと踊ることになったルクレチアは勝ち誇った笑みを浮かべ、2人の優雅な舞にアデルは複雑な表情。 夕食時にアデルと2人きりになったルクレチアは「仲良くしましょう！」とアデルに言いますが、アデルは「あなたが仲良くしたいのは兄のチェーザレでは？」と素直な疑問をぶつけ……。

「アデルと仲良くなりたいからチェーザレの手を借りようとしたの」 見えすいた嘘をつくルクレチアに、「兄と仲良くなりたいなら自分で努力してください」と言い放ったアデルに激昂するルクレチア。 そのままブオナパルテ邸から帰宅する馬車の中で、ルクレチアは侍女のアネセに怒りをぶちまけていました。すでにアデルについての調査を完了していたルクレチアは、“たとえおぞましい血が混ざろうとも、アデルには兄のエズラと結婚してもらおう”と考えるのでした。 一方、新しいダンス講師が来るまでエギルにダンスを教えてもらうことになったアデルは、ひそかな楽しさを感じていました。 しかし、「自分が邪魔になったときに始末するためエギルを傍に置いているのでは？」と感じたアデルは……。

最終回ではアデルの出生が明かされ、チェーザレと結ばれる結末になると予想します。 出生について詳しく明かされていないアデルですが、あの容姿と能力から考えるに、両親は貴族の可能性が高いでしょう。 そして何らかの事情によって、アデルを手放さなければならなくなってしまったと思われます。もしかするとチェーザレよりも高貴な身分かもしれません！ また最初の段階では兄妹として振舞っているアデルとチェーザレですが、これから恋仲へと発展していくと予想します。既にチェーザレの方はアデルにぞっこんなので、アデルの心境の変化がカギになりそうです。 横暴でプレイボーイなチェーザレが、アデルのためにどう変わっていくのかも楽しみですね！

調査の結果、漫画『上流社会』は韓国のWeb小説が原作になっていることがわかりました！2024年12月現在、原作小説は韓国の小説投稿サイト・RIDIBOOKSにて公開されていて、全5巻で完結しています。 ただし残念ながらオリジナルの韓国語版しか配信されていないため、日本語で読むことはできません。 日本語で物語の続きが読めるのは漫画のみとなっているので、続きが気になる人はめちゃコミックを利用してみてください！