漫画『くれなゐの花嫁～大正北國恋物語～』全話あらすじネタバレ！無料で読める？rawやpdfで読むのはやめよう

両親を亡くし、顔に傷を負ってしまった没落令嬢が、奉公先の社長と恋に落ちていく様子を描いた和風ラブストーリー『くれなゐの花嫁～大正北國恋物語～』。 逆境に置かれても弱音を吐かず、いつも最善を尽くそうと奮闘する主人公が魅力的な作品です。 ここからは本作をお得に読める電子書籍サービスや、作品のネタバレ、最終回の予想などを解説していきます。

呉服屋の娘として何不自由ない暮らしを送ってきた主人公の繭子。しかし火事によって両親を亡くし、自身も顔に一生消えない傷を負ってしまいます。 傷が原因で決まっていた婚約も白紙に戻り、借金の返済と弟・忠司の学費を稼ぐため、繭子は小樽の総合商社・青山物産に奉公へ行くことに。 倉庫での過酷な重労働にも弱音一つ零さず懸命に働いていた繭子でしたが、ある時他の人のミスで荷物の盗難騒動に巻き込まれ、責任を取らされそうになってしまいます。 社長である青山静也から説明を求められた繭子は、依頼主の伝票を見るや否や「荷物は盗まれていない」と言って……？

盗難騒ぎが賠償金を狙った依頼主の自作自演だと見抜いた繭子。このことがきっかけで、静也の目に留まることになりました。 さらに繭子は倉庫長から押し付けられた、外国の荷物の仕分け作業でも有能振りを発揮します。そして繭子が働く倉庫の評判を聞きつけた静也が抜き打ち調査にやってきました。 倉庫長たちが部下に仕事を押し付け遊んでばかりいると知った静也は、すぐに彼らを解雇。さらに繭子にまで倉庫での仕事を辞めろと告げました。 すると仕事が必要だと訴える繭子に対して、静也は「仕事として、私の妻になれ」と言ってきて……！？

「仕事として私の妻を演じてほしい。心配せずとも給与はいままで通り出そう」 契約妻の条件を聞いた繭子は「私だけが特別扱いで給与をいただくわけにはいきません」と首を横に振り、ならばと静也は契約妻に加えて秘書として働くことを提案します。 秘書という業務が加わったことで静也の申し出を受けいれることにした繭子は、青山家へと向かうのでした。青山家で静也と繭子を迎え入れたムギは「私が婚約者じゃなかったの？！」と強い怒りを露わに。 一方、怪しまれないように静也と同じベッドで眠ることになった繭子は眠れぬ夜を過ごしていました。そんな彼女がよく眠れるようにとベッドから出て行き、繭子が眠った後にベッドに戻ってきた静也の気遣いにほっとする繭子。翌朝から、繭子の正式な秘書業務がはじまり……。

「お二人とも仲がよろしいんですね」 静也と秘書・森田の気安い言い合いを聞いていた繭子はくすりと笑い、普段は一人称が“私”の静也が“俺”と言うのは森田の前だけだと見抜くのでした。 不意を突かれた静也から「郵便物でも見てこい！」と言われた繭子が郵便受けを空けると、蝶の切手が貼られた不思議な郵便物が。 一方、初めて静也と繭子が結婚したことを聞かされた森田は大変動揺し、この時の森田の慌てぶりも2人の語り草となるのでした。 その後繭子が静也に蝶の切手が貼られた封書を手渡すと、この手紙が「蝶の会」という事業主の集まりへの招待状だということが発覚します。 手紙に書かれていた暗号通りの場所にやって来た静也と繭子は、ジャズの流れる「カフェー・パピヨン」へ。ステージで唄っていた妖艶な美女が封書の送り主だと見抜いた繭子は……。

ステージで唄っていた女性が蝶の会の会長夫人・蝶子だと分かり、彼女に蝶の会について尋ねることにした静也と繭子。 まず、蝶子から婚約者の静也を“社長”と呼んでいることへの違和感を突かれ、「会社のことを学ぶため、秘書という立場におります」と答える繭子。彼女の答えを聞いた蝶子は「女が自立して生きていくことの大変さ」を語ります。 それでも揺らがない繭子と静也を見た蝶子はすっかり2人のことを気に入り、繭子を激励した後に彼女が夜の街で歌を歌う理由を語るのでした。 繭子が蝶子の生き様から彼女の強さを感じ取ったとき、蝶子は蝶の会への入会状を2人に手渡します。晴れて蝶の会への入会が決まった2人は帰路へ。 家に着き、繭子は思い切って「これから社長のことを旦那様とお呼びしてもよろしいでしょうか？」と尋ね……。

晴れて蝶の会への入会が決まり、静也の表情が穏やかなことに気付いて「女性社員たちも社長の顔つきがやわらかくなったって噂してますよ」と静也をからかう森田。 「繭子さんのことが好きだからですよね？」 森田がそう言って静也を赤面させた瞬間、繭子が社長室に戻ってきてしまいます。気まずい沈黙が流れる中、「黒川会長がお見えになられています」と声をかけられて席を外す静也。 静也から手紙を出すように頼まれた繭子が街角の郵便ポストへ向かうと、静也の婚約者だったムギから声をかけられます。一方、静也の元ではムギの祖父である黒川が怒りを爆発させていました。 その頃ムギから「静也様は私の婚約者なの。あなたのことなんかこれっぽっちも想ってないわ」と言われてしまい、ひどく傷ついた繭子は……。

最終的に繭子と静也は契約結婚ではなく、本物の夫婦になると予想します。ただし2人には身分の差があるので、繭子は静也の母親を始めとした周囲の人間を認めさせる必要がありそうですね。 最終回では障害を乗り越え結ばれる2人の姿が見れると期待しています！

調査の結果『くれなゐの花嫁～大正北國恋物語～』はみちふむが手がじぇたWeb小説『くれなゐの花嫁～大正浪漫、没落令嬢の恋は潮風に揺れて～』が原作になっているとわかりました。 本作は小説投稿サイトのエブリスタにて連載されていた作品です。そのため小説家になろうで読むことはできません。 2025年11月現在、原作小説はエブリスタにて全話無料公開中です。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね！