実は、ドラマー!「RIZE」での活躍
俳優として、その評価が高いことから金子が「RIZE」というパンクバンドでドラマーを担当していることを知らない人もいるかもしれません。
1997年に結成され、彼が俳優業と並行しながら活動を開始しました。当初は下北沢などのライブハウスで活動をしていましたが、結成から3年でメジャーデビュー。
様々なフェスに意欲的に参加し、瞬く間に名が知られることになっていきました。
強く影響を受けたアーティストには、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ニルヴァーナなどの名が上げられています。
ドラムへの熱い思い
アカデミー賞にて作品賞を含む5部門に輝いた『セッション』は、一流のドラマーを目指す主人公と、鬼教官の狂気に満ちたレッスンを描き出した作品。同作を観賞した彼が、自身のドラムへの熱い思いを語りました。
彼は、父がドラマー、母が歌手という音楽に囲まれた環境で育っているため「小さい頃から親の背中を見て、ライヴを舞台そでから見ていたのがある種の英才教育だった」と話しています。
作品の中では、主人公がドラムか恋人かを選ぶシーンも出てくるのですが、それについてはドラムを優先して失恋した経験はないと笑いながらも、「ドラムが良いときは演奏がいいときはセックスもいい(笑)。ドラムの方がいいときもある。ある種のオーガズム。ずっとドラムをたたいてると『ストイックですね』と言われるが、快楽なんです。」と笑顔で語る場面も。
内から湧き出てくる情熱と心地よさが、金子を突き動かすのでしょうか。
2015年6月20日(日)「Drum Seminar in Tokyo」 開催も!
ドラマーとしてのテクニックを披露、レクチャーするという初の試みが開催されます。
残念ながら、もう受付は終了してしまっているのですが、俳優としての活躍だけではなく音楽やドラムへの熱量を垣間見るすばらしい機会になることでしょう。
当日は、金子の使用しているReference PUREというドラムセットと同モデルのセットが並ぶというのも、ファンには嬉しいイベントとなりそうです。
父と同じモデルのスティックはビックリするくらいしっくりくるそう。
引きしまった体も男らしい。
高い演技力も、ドラマーとしてのテクニックも彼を作り上げている大切な部分。
『新宿スワン』で魅せたこの迫力。
今、乗りにのっている金子ノブアキ。俳優としても、ドラマーとしても今後の活躍がもっとも気になるひとりですね。