田中泯、肩書にとらわれない世界的ダンサーは演技もすごい!これだけは知っておきたい7つのこと

2017年7月6日更新

2015年放送のNHK連続テレビ小説『まれ』に出演し、「渋い塩職人」として一躍話題になったダンスの名手、田中泯。『るろうに剣心』『龍馬伝』など人気作品に多数出演している田中泯を語るに欠かせない、7つのポイントをお教えします。

1:「俳優」や「「舞踏家」という肩書にとらわれない職業

映画にドラマ・CMなどで活躍中の田中泯は、演技での活動だけでなくダンスの分野でも高い評価を得ています。その実力は国内だけでなくフランスやドイツでも多数の受賞歴を持つほどで、世界的にも実力が認められているのです。

「俳優」「ダンサー」「舞踏家」などとメディアで紹介されがちな田中泯ですが、実は肩書で分類されるのを嫌うことで有名です。

私は場所で踊るのではなく、場所を踊る。
踊りは、その時、その場で生まれるもの、永遠に探し続けるもの。踊りはこうだ、と言った途端に逃げていく。

このポリシーから生み出されたパフォーマンスを自身で「場踊り」と称しており、メディアで活躍している現在もこの活動は続けられています。

2:『たそがれ清兵衛』では映画初出演で賞を多数受賞

映画『るろうに剣心』『八日目の蝉』など有名作品に多数出演している田中泯ですが、映画初出演となったのは『たそがれ清兵衛』という作品です。『たそがれ清兵衛』は、幕末の貧しい侍清兵衛の半生を描く時代劇で、第26回日本アカデミー賞や第27回報知映画賞最優秀作品賞などを受賞しています。

田中泯は『たそがれ清兵衛』で、清兵衛と壮絶な死闘を繰り広げる余吾善右衛門役で出演し、この作品で第48回キネマ旬報賞で新人男優賞を、第26回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞と新人俳優賞を受賞しています。

これを機に多数の映画作品に出演するようになり、ドラマなどにも活躍の場を広げていくようになりました。

3:『ハゲタカ』『龍馬伝』『まれ』などNHKのドラマに多く出演

田中泯は、多くのNHKドラマに出演しています。『ハゲタカ』では企業買収の台風の目となる優秀な技術者役、『龍馬伝』では自分を天才と自称する土佐藩参政の吉田東洋を演じるなど、幅広い役柄をこなしています。

中でも有名なのが2015年に放送されたNHK連続テレビ小説『まれ』です。寡黙ながらも優しい渋い塩田職人を演じ、シリアス・感動の場面だけでなく時には下ネタに参加したりと様々な名シーンで話題となりました。

4:『始まりも終わりもない』では全編ほぼセリフなしで主役を演じる

2013年に公開された映画『始まりも終わりもない』は人の一生をテーマにした、田中泯が主演の映画です。この作品で衝撃的なのは、最初から最後までほとんどセリフがないことです。

実際に発している声は全て呻き声や叫び声といったものだけで、言葉による説明は一切ありません。舞だけで表現される物語は、生と死について考えさせられるものとなっています。

また、併せて注目したいのが田中泯の肉体美です。製作年の2013年当時で68歳の田中の鍛え抜かれた体は、物語を綴る舞をより美しく見せています。

5:堤真一がきっかけで民放ドラマに初出演

田中泯が初めて民放ドラマに登場した作品は、2015年フジテレビ系で放送のドラマ『リスクの神様』です。映像作品での活動を始めてから13年もの間、民放ドラマには出演したことがありませんでした。そんな田中泯に『リスクの神様』出演を決断させたのは、堤真一だったとのことです。

2006年公開の映画『地下鉄(メトロ)に乗って』で共演していた堤真一とはプライベートでも親交が深く、田中は出演の理由について聞かれた際に「堤真一が主演のドラマであったから」と言い切ったとのことです。

6:実はコント番組にも出演していた

時代劇など渋い役どころが多いためか、堅いのある田中泯ですが、実はコント番組に出演し、お茶目な一面を見せたことも。 その番組とは、NHK総合で放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」という番組です。

「LIFE!~人生に捧げるコント~」で人気のコーナー「宇宙人総理」にて宇宙人役として出演し、話題となりました。またその後に放送された『まれ』とのコラボスペシャルにも出演しています。

7:2度目の民放出演は月9『いつ恋』

田中泯が2度目の民放放送に出演した作品はフジテレビ系で放送の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』です。高良健吾演じる主人公曽田練の祖父・曽田健二役で出演しています。

『いつ恋』は有村架純と高良健吾が民放の連ドラ初出演として大きく話題になりました。またこの作品は月9恒例の本格ラブストーリーながら、現代の介護問題に切り込むシーンが多数盛り込まれています。田中泯演じる曽田健二もこのシーンに大きく関わっていきます。