2017年9月4日更新

阿澄佳奈、『ひだまりスケッチ』でブレイクした声優アスミンのしておきたい8つのこと

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ひだまりスケッチ

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1:学生時代に聞いていたラジオ番組で声優の職業を知る

阿澄佳奈は中学3年生の時に友達に勧められて聞いたアニメラジオ(声優がパーソナリティを務めるアニメ・ゲーム関係のラジオ番組)を聞き、声優の仕事がアニメで声を当てることだけではないと知り、興味を持つようになりました。普段アニメでキャラクターを演じている声優がラジオ番組では自分の話をしているというギャップに惹かれたようです。 聞いていたのは國府田マリ子の「GM」、林原めぐみの「Tokyo Boogie Night」など。女性声優がパーソナリティを務める番組を多く聞いていたそうです。 小学生の時に声にコンプレックスを持った阿澄でしたが、声優なら自分の声を活かせるかもと思い、声優を目指すようになりました。

2:オーディションに合格し、声優志望ユニット「小梅伍」へ

中学3年生の終わりごろに福岡のKBCラジオで放送されていた『平成アニメっ娘倶楽部』のオーディションに参加。『平成アニメっ娘倶楽部』は声優になりたい女の子が出演する番組でした。 本番組には高校生になってから声優志望ユニット「小梅伍」のメンバーとして参加しました。小梅伍は1998年から2002年まで活動していたユニットです。メンバーは1年ごとの交代制(初年度のみ半年)で阿澄は1999年度の二代目小梅伍と2001年度の四代目小梅伍に参加しました。 小梅伍はラジオ出演だけでなく、代々木アニメーション学院のイベントに参加したり、音楽活動をしたりしています。阿澄が在籍していた時にもシングルCD『蒼いねがい〜Everlasting blue〜』を発売しました。

3:短大を卒業し一度は保育士の道へ

ラジオパーソナリティーを経験して声優になりたいという意志を強めた阿澄佳奈。しかし、声優に確実になれるという保証もなく、親からも大学には行って欲しいと言われていたので、東京で声優を目指しながら短大に通うことにしました。 声優の次になりたい職業は保育士だったので短大では保育について学びました。そして幼稚園教諭二種免許と保育士資格を所得。保育士になりました。 1年間、保育園で働きましたが、声優になることに未練を持ちながら働きたくないと思って仕事を辞め、アルバイトをしながら声優を目指すことにしました。

4:2005年から徐々に出演作を増やしキャリアを積む

保育士を辞めた阿澄は2005年から声優のキャリアを積んでいきました。2005年2月にはゲーム『クロスワールド 〜見知らぬ空のエターティア〜』のオーディションに参加。パティ・アーリア役に選ばれ、ゲームでの出演のほか、本作のラジオ番組『クロスワールドレイディオ』でパーソナリティーを務めました。 また、アニメ『Canvas2 〜虹色のスケッチ〜』には2005年と2006年に名前が付いていないほどの脇役で出演しました。

5:『ひだまりスケッチ』の仕事が自身の転機に

2007年から2011年まで4シーズンと特別編が放送された『ひだまりスケッチ』に出演。レギュラー放送されているアニメで名前の付いた役、しかも主役を演じるのは初めてのことでした。 本作は、「ひだまり荘」というアパートに住む高校生たちの日常を描いた作品。阿澄が演じたのはやまぶき高校美術科の素直で優しいが天然な面もある高校生のゆのです。 声優業を本格的に始めてもアルバイトをしていた阿澄でしたが、本作の出演を機にアルバイトを辞めて声優業に専念し始めました。声優業だけで生活するのは最初は厳しいことでしたが、本作の出演が他の作品につながっていったのでこの時の決断はして良かったと言っています。 レギュラー出演は初めてのことだったのでアフレコがうまくいかずに他の人に迷惑をかけてしまったこともあるそうです。しかし、場数を踏むことによって技術を身に付けていきました。

6:声優アワードでは多数賞を受賞

2009年に第三回声優アワード新人女優賞を受賞しました。『ひだまりスケッチ』と『今日の5の2』での演技が認められた結果でした。 2013年には第七回声優アワードで主演女優賞と歌唱賞を受賞しています。主演女優賞はこちらも『ひだまりスケッチ』が認められた結果。歌唱賞は、個人としてではなく、『這いよれ! ニャル子さん』で共演した松来未祐、大坪由佳と組んだユニット「後ろから這いより隊」としての受賞でした。 主演女優賞を受賞した喜びを次のように語っています。
周りが目指すものが決まっている中で、自分は好きなものはアニメぐらいだしと思って、どう生きていくかって悩んでいた時もあったんです。でもアニメや声優さん、ラジオが好きっていう想いから「これだけは譲れない!」という一心で頑張ってきて、本当に出会いに恵まれました。  2012年は、一番最初に主演をさせて頂いた『ひだまりスケッチ』という作品の4期もあり、嬉しい再会の多い1年でございました。いまだに、悩んだり、迷ったり、ウジウジしながらではありますけれども、一つ譲れないものをもって、頑張ってきて、良かったなと思います。  でも、お仕事をやらせて頂いて「夢がかなった!」って瞬間は、まだまだ実感出来ない状態なんです。というのも私が未熟だからだと思うんですが、やればやるほど、もっとやりたいことや、まだまだ出来ないこと、そういうものがどんどん見つかっていくお仕事だからです。これからも声優として、一つ一つ手にしたいと思っています。支えて下った皆様、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも頑張ります!声優のお仕事が大好きです。本当にありがとうございました。

7:電撃結婚でファンが発狂したことも

2014年、阿澄はブログで結婚したことを報告。気になるお相手は一般人の男性。まじめで普通の会社員だそうです。 熱愛報道がなく、突然だったため、ファンは驚きました。ショックを受けて壁やドアを壊してしまったファンもいたそうです。

8:井口裕香とは親友同士

2005年に阿澄は「CW/3(くろわっさん)」という声優ユニットに参加しています。本ユニットは、『クロスワールド 〜見知らぬ空のエターティア〜』に出演した声優によって組まれたユニット。他のメンバーは井口裕香と徳永愛でした。 この内、井口裕香とは親友として知られています。阿澄は井口のことが好きで「趣味は井口裕香」と言うこともあるそう。一方で井口も阿澄のことを「もこたん」と呼んでいます。