2017年7月6日更新

『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』あらすじ・キャスト【全米各地で大絶賛!暗号解読で世界と戦った男の実話】

トロント国際映画祭で最高賞の話題の映画『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』をご紹介します。

『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』

トロント国際映画祭の最高賞・観客賞を受賞した『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』。ゴールデングローブ賞5部門ノミネート、全米の映画祭でも次々に受賞・ノミネートを果たした期待の新作です。

アカデミー賞最有力候補といわれているこの映画をご紹介します。

独特な演技が魅力。『スタートレック イントゥ・ダークネス』のベネディクト・カンバーバッチ主演

天才数学者を演じるのは、イギリスの俳優ベネディクト・カンバーバッチ。海外TVドラマの「シャーロック」では、天才的なひらめきをもつシャーロック・ホームズを演じて、英国のアカデミーテレビ賞主演男優賞を受賞しました。ほんとうに、天才役をやらせるとピカ一ですよね。

イングランド・ロンドン出身で俳優一家に生まれた彼は、ステーブン・スピルバーグからも絶賛される実力派俳優。上手い下手という演技力ではなく、映画の物語や手法・ジャンルによって演技を変化させることができるところが映画関係者内でも高く評価されています。

今回の映画でも、コンピューターの父といわれている変わり者のナイーブな主人公、アラン・チューリングを見事に演じています。そして、今回で初めてのアカデミー賞にノミネートされました。

数学チームの紅一点、ヒロイン役を演じたキーラナイトレイ

キーラ・ナイトレイは、暗号解読のテストでトップ通過した女性、ジョン・クラークを演じました。相棒でもあり、恋愛対象でもある美男美女のコンビがいいですね。

実話を基にした衝撃的なストーリーが魅力

第二次世界大戦の時に、ナチス・ドイツが使っていた暗号エニグマコードの解読に挑んだアラン・チューリングの実話。

こちらが本物のアラン・チューリング

絶大な自信をもって使用していたエニグマコードを解読したことは、大きな業績だったにもかかわらず、この事実が公表されたのは、チューリングが死んで20年以上もたっていてからだったんです。

実話だからこその、苦しみや悲しみ、そして喜びが重いものとなって訴えかけてきます。

物語のカギを握る「エニグマ」

ナチスドイツが、世界に誇った暗号機の名前が「エニグマ」。ドイツ語で「謎」という意味の、この機械は名前に恥じないレベルの難攻不落の暗号。基本は文字の置き換えなんですが、その変換ルールが159,000,000,000,000,000,000通りもありました。

人工知能の父とも呼ばれ、現在のコンピュータでも解読が難しいほど。さらに、毎日その変換ルールが変わるというのですから、その解読は本当にすごい業績です。

メガホンをとったのは、『ヘッドハンター』で、 ノルウェー史上最大のヒットを導いたモルテン・ティルドゥム監督。

モルテン・ティルドゥム監督にとっては、初の英語作品となる今作。かなりのこだわりを見せた演出で、初英語作品ながらアカデミー賞監督賞にノミネートされました。

数々の賞で証明されているように、全米ではすでに大絶賛されている今作。 是非、長年秘密にされ続けていた英雄の雄姿を目に焼き付けてください。