2017年7月6日更新

【最新作第6弾決定!】ミッションインポッシブルの知られざる事実15選

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ミッションインポッシブル

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1.オリジナルドラマのキャストが出演拒否していた!?

『ミッション・インポッシブル』はテレビシリーズ『スパイ大作戦』を映画化した作品です。 オリジナルドラマのキャスト“ピーター・グレイブス”や“マーティン・ランドー”は『ミッション・インポッシブル』の出演オファーを受けていましたが、出演することはありませんでした。 マーティン・ランドーによると、初期の脚本でオリジナルチーム全員が殺害されることになっていたことが気に入らなかったそうです。

2. オープニングとエンディング以外は未定だった!?

『ミッション・インポッシブル』は脚本が完全に仕上がる前に撮影が開始されました。 オープニングとクライマックスのシークエンスだけを決定して、その間の物語はゆるくスケッチされていただけだったそうです。 監督ブライアン・デ・パルマが筋を決める前に多くのアクションシークエンスを考えていたため、脚本家たちはアクションへつながる物語を考えなければなりませんでした。

3.続編オファーを受けることはインポッシブルだった!?

『ミッション・インポッシブル』は全世界で約460億円の興行収入を記録するなど大ヒット、監督ブライアン・デ・パルマのもとへ続編の監督オファーが行くのは自然なことでした。 しかし、デ・パルマはキャリアで続編映画を撮ったことがありません。続編映画を撮らない主義のデ・パルマがオファーを受けることはありませんでした。

4.インポッシブルなアドレス!?

『ミッション・インポッシブル』が公開された当時の1996年、e-mailはまだまだ新しく未来的なツールでした。 本作に登場するマックスのメールアドレス“Max@Job 3:14”はアドレスのルールにのっとていないため実際に使用することは“インポッシブル”です。

5.三角関係が描かれる予定だった!?

元々『ミッション・インポッシブル』はイーサン・ハント、クレア、フィリップの複雑な三角関係が描かれる予定になっていたそうです。 しかし、デ・パルマはスパイジャンルを求めている観客が離れる可能性があると判断してこのアイデアを採用しませんでした。

6.アップルが多額のお金を支払っていた!?

当時収益が下降気味だったアップル社は自社商品を『ミッション・インポッシブル』に登場させるためスタジオに約15億円を支払っていたそうです。

7.トム・クルーズはクライマックスのアイデアに反対していた!?

『ミッション・インポッシブル』にはヘリコプターがトンネルに突入するド迫力のクライマックスがありますが、トム・クルーズは列車上で映画が終わるべきと主張してこのクライマックス案に反対だったそうです。 しかし、ブライアン・デ・パルマは『ミッション・インポッシブル』のクライマックスにヘリコプターは不可欠という主張を曲げることはありませんでした。

8.プラハロケーションのパイオニア!?

現在では、多くの映画が歴史あるヨーロッパの景観を求めてチェコのプラハで撮影を行っていますが、『ミッション・インポッシブル』はメジャースタジオ映画の中で初めてプラハ撮影を行った作品だと言われています。

9.トム・クルーズが考えたシークエンス!?

『ミッション・インポッシブル』にはレストランの巨大水槽が爆発する大迫力のシークエンスがありますが、このシークエンスのアイデアはトム・クルーズが考えたアイデアでした。 この水槽には16トンの水が入っていたそうです。

10.ヒッチコックから影響を受けていた!?

『ミッション・インポッシブルⅡ』の監督ジョン・ウーはアルフレッド・ヒッチコックの『汚名』から多大な影響を受けて本作でメガホンをとっていました。 『汚名』はスパイの三角形を描いたクラシックスリラーです。 ジョン・ウーはイーサン・ハント、アンブローズ、ナイア・ノードフ=ホールの関係を『汚名』のようなダイナミズムで描こうとしていました。

11.ヒヤヒヤしながら撮影していた!?

『ミッション・インポッシブルⅡ』のオープニングはイーサン・ハントが断崖絶壁をよじ登るシーンで始まります。このオープニングシークエンスはジョン・ウーのキャリアで最もスリリングでチャレンジングな撮影だったと言います。 トム・クルーズはハーネス(体を固定する安全ベルトのような器具)だけでこの危険なスタントをこなしていました。ちなみにハーネスはポストプロダクションのデジタル処理で消されています。

12.イアン・マッケレンが出演する可能性があった!?

『ミッション・インポッシブルⅡ』ハントのボス“スワンベック”役がアンソニー・ホプキンスに決まる前、監督ジョン・ウーが頭に描いていたスワンベックは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのガンダルフとしてお馴染みのイアン・マッケレンだったそうです。 ホプキンスがスワンベック役に興味を持っていることをプロデューサーが告げると、ジョン・ウーは伝説的な俳優と共に仕事が出来ることに興奮し、その夜は眠れなかったそうです。

13.わずか2週間前に思いついたオープニングシーン!?

『ミッション・インポッシブル:Ⅲ』にはフィリップ・シーモア・ホフマン演じるヴィラン“デイヴィアン”がハントを尋問するオープニングシーンがありますが、このオープニングはオリジナル案ではありませんでした。 監督J・J・エイブラムスは本作のファイナルカットを発表するわずか2週間前にこのシークエンスを思いついたそうです。

14.スピルバーグがほんの少しだけ貢献していた!?

J・J・エイブラムスとトム・クルーズが初めて顔を合わせた場所は2005年スティーヴン・スピルバーグ監督作『宇宙戦争』のセットでした。 そんな縁もあり、スピルバーグは『ミッション・インポッシブルⅢ』にアイデアを出してほんの少しだけシリーズに貢献していたようです。 元々、主人公ハントは一般的カメラのファインダーを通して指令を受ける予定になっていましたが、スピルバーグが使い捨てカメラにすべきと提案。結果その案が採用されました。

15.トム・クルーズがカンペを持たされていた!?

『ミッション・インポッシブルⅢ』ビリー・クラダップ演じるジョン・マスグレイブが自分がヴィランだとハントに明らかにする場面の撮影中、トム・クルーズはビリーのためにカンペを持たされていました。 この場面は撮影当日の朝に追加されたシーンで、ビリー・クラダップはセリフを覚える時間がなかったのだそうです。