2017年7月6日更新

ジオンのやられキャラ、モビルアーマーを紹介【ガンダム】

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ガンダム ジオン

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モビルアーマー(MA)とは?

作品の世界観によって細部の設定は異なりますが、基本的にモビルスーツよりも巨大で非人型となっているモビルアーマー。その巨大さゆえに強大な火力を機体内に有していて、大型ブースターを搭載する事でモビルスーツよりも高い出力での機動力を持つことが特徴です。I・フィールドのようなバリアーを放ち、ビーム被弾からの耐性も持っています。 そしてモビルアーマーは、モビルスーツと違い大量生産されていません。その理由として、高い生産コスト、一人で操作できない場合が多い、適性がないとパイロットになれない、死角が多い、など圧倒的な火力を持つも制限が多く、大量生産に向かないのです。

モビルスーツとの違い

モビルスーツは人型である事が前提で、戦術上の汎用性を目的としています。様々な武装を装備できる手、様々な局面で踏破できる足などが最大の特徴となっています。 一方のモビルアーマーは非人型の場合が多く、機動に関しては全領域をカバーする火力ブースターで補っています。攻撃力を重視して開発され、その形状は多種多様に渡っています。

ビグロ

MIP社が宇宙戦用として最初に実用化されたモビルアーマー(MA)。 2基の熱核ロケットエンジンを搭載しているため機動性が非常に優れていて、G耐性のあるパイロットのみしか操縦できないほどの高速性を持っています。そのため、この機動性を用いた一撃離脱の先方を得意としています。 接近戦用にクローアームを2基搭載し、計8基のミサイルランチャーやメガ粒子砲も装備、MAらしく高火力を有しています。

グラブロ

MIP社が水陸両用MSと同時期に開発し、初めて実践投入された水中用MAとなっています。開発が先行されていた同社のビグロをベースに1ヶ月半という驚異の短期間で完成しています。 推進には水陸両用MSと同じく、熱核水流ジェットエンジンが搭載されていて、グラブロ1機で地球を一周できるほど、長距離の航続が可能となっています。 武装は魚雷および対空ミサイルで水中と水上の敵のどちらも対応可能となっています。

ザクレロ

MIP社により、ビグロやグラブロに先駆けて開発された宇宙船用MAとなっています。しかし、何度か設計の変更や開発メーカーの不手際が重なった事で大幅に遅れて完成しています。 推進は機体下部の2基の大型バージアユニットを搭載するも、機体の運動性に問題があって開発途中で放棄されています。 武装は拡散メガ粒子砲、腕部にはヒート・ナタ、機体側部に4連装ミサイルランチャーを2基装備しています。

ブラウ・ブロ

フラナガン機関で開発されたニュータイプ専用のMA第1号機こそがプラウ・ブロです。サイコミュを搭載しており、活用できるニュータイプがいれば1名でも操縦と戦闘が可能となっています。 機体本体から有線で制御されるメガ粒子砲塔を射出して攻撃をする事が可能です。機体も三つのブロックから形成されており、それぞれ独立行動も可能で攻撃も自由自在です。

ビグ・ザム

ジオン公国軍が圧倒的な攻撃力と防御力を持った機体を開発した結果、全高60mに及ぶ巨大MAとして完成する事になりました。 乗員は三人ですが、操縦系の切り替えは一人でも操作可能となっています。また、推進は超大型熱核反応炉を搭載していますが、宇宙空間での冷却が困難なため稼働時間はわずか20分以下です。 武装は大型メガ粒子砲、胴体部には360度全方位に計26基のメガ粒子砲がついており、脚部に設置された片足3本のクローは射出可能です。その際には対空防御兵器としても機能します。

エルメス

フラナガン博士が開発したサイコミュシステムを用いた完全ニュータイプ戦用のモビルアーマー(MA)です。高い重力によるパイロットへの負荷を軽くするために、機体前方には高性能の緩衝装置が設けられています。 武装は長距離射撃用メガ粒子砲が2基のみとなっています。その理由は機体自体がビットの運用目的に特化しているからです。

可変モビルアーマー(TMA)

モビルスーツ(MS)に変形できるモビルアーマー(MA)。MAをベースにしているため、MS形態時には機体のサイズが大きくなるという欠点があります。 代表的な機体にはアッシマー、メッサーラ、サイコガンダムなどがあります。

モビルアーマー形態に変形するモビルスーツ(TMS)

モビルアーマーに変形できるモビルスーツは、TMAが持つ欠点である大型化を解決するべく開発されました。代表的な機体にはZガンダム、ハンブラビ、ガンダムエアマスターなどがあります。