映画鑑賞の味方!知っとくとちょっとトクする、意外に深いポップコーンの歴史

2017年7月6日更新

映画鑑賞のお供は数あれど、ポップコーンは定番中の定番ですね。でも、そもそもポップコーンとは?どうして映画館で売られるようになったのでしょう?ここでは、ポップコーンのルーツを見つめてみましょう。

そもそもポップコーンとは

ポップコーン

まず、ポップコーンそのものについて考えてみましょう。

材料はご存じトウモロコシ。イネ科の一年生植物で、スイートコーンをはじめ、その種類は多種多様です。向いているのは皮の硬いコーンで、一般的にポップコーン(爆裂種)が使われます。調理法も過熱だけと簡単で、映画館やイベント屋台だけでなく、一般家庭でも調理することができます。その調理法のルーツは、アメリカやメキシコ先住民に見ることができます。また、紀元前の遺跡からも、爆裂種の化石が発見され、火を使って食べられていたと考えられています。

ポップコーンは意外にも、古い歴史をもっているのです。

ポップコーンが映画館に現れるまで

映画館

ポップコーンは、海外からアメリカ国内へ持ち込まれたといわれています。娯楽的な催しものに登場し、高い人気を得たポップコーンは、辞書に載るほどの知名度を獲得しました。その人気を手助けしたのは、二つの大きな発明です。一つ目の発明は、1885年に登場したポップコーンの移動製造機。これにより、調理場いらずのポップコーンは、ほかのお菓子と大きく水を開けることになりました。さらに二つ目は、1907年の電気ポップコーン製造機です。最初の発明から22年を経て、ポップコーンの作り方は、大きく変化を遂げ、新しい形が完成しました。

いざ!映画館

ポップコーン

いよいよ、映画館にポップコーンが登場します。1929年。アメリカ、ニューヨークのウォール街では、歴史的な金融大暴落が発生。世情に暗い影が差す中、人々が足を向けたのは映画館でした。折しも、時代は無声映画から有声(トーキー)映画へと移り変わっていた頃です。映画は限られた一部の人々から、より多くの観客へと門戸を開くことが求められるようになりました。安価で入手できるポップコーンは、映画鑑賞のお供として、存在感を強めていきます。やがてはじまった第2次世界大戦も、その勢いに拍車をかけました。ポップコーン販売の主役は、外部の業者たちでしたが、やがて映画館自身が販売するようになります。

ポップコーンinジャパン

ポップコーン

ポップコーンが日本で注目されるようになったのは、戦後12年が経った1957年のことです。日本で初めてのポップコーン会社「マイクポップコーン」が誕生しました。国産ポップコーンの販売開始と共に、我が国におけるポップコーンの歴史ははじまるのです。もちろん、映画館への登場にも、そう時間はかかりませんでした。シネコンの普及など、時代の波にも揺らぐことなく、ポップコーンは今なお地位を保ちづつけています。