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中国が生んだアジアンビューティー、コン・リーの軌跡

2017年7月6日更新

中国出身で、映画『SAYURI』や『ハンニバル・ライジング』などに出演し、涼やかな、まさにアジアンビューティーといったお顔やアジア人としては抜群のスタイルの良さで中国映画ではもちろん、世界を股にかけて活躍する女優コン・リーについて今回はご紹介します。

【中国映画で数々の栄冠に輝く】

彼女が女優としてのキャリアをスタートしたのは中国映画『紅いコーリャン』でした。いきなり主演を果たしたこともすごいのですが、この作品、内容も刺激の強かったこともあり話題となりました。この作品で注目を浴びた彼女は、立て続けに主演やヒロインといった役柄でスターダムにのし上がりました。特に1992年には『秋菊の物語』でヴェネツィア国際映画祭最優秀主演女優賞を獲得し、世界的な知名度も上げました。また1999年には『きれいなおかあさん』で中国国内の映画賞を総なめにしたうえフランスの文化勲章も授与されました。

【念願のハリウッド進出】

勢いの止まらない彼女はついに『SAYURI』でハリウッドデビューを果たすのです。日本の"芸者"役を演じた彼女ですが、「芸者の役なら日本人に演じさせるべきだ」などといった批判もはねのけ堂々と演じきり、さらにその名を世界に知らしめることになりました。また『ハンニバル』シリーズの『ハンニバル・ライジング』でも重要な役、ハンニバル・レクター博士の育ての母レディ・ムラサキを演じた彼女。アジア人女優として、ハリウッドの舞台でその魅力を思う存分発揮してくれました。

【そして最新作、『妻への家路』】

そして彼女の最新作となるのが、1977年の中国文化大革命を背景としたある1組の夫婦の感動の物語『妻への家路』です。この作品で彼女は、政府の圧力で拘束されていた夫を待ち続ける、記憶を失った妻役を演じます。今年で50歳を迎える彼女、デビューした時の瑞々しい演技とはまた一味違った円熟味のある演技で観るものを感動へと誘います。2015年3月6日から公開された当作品、あのスティーブン・スピルバーグ監督も絶賛したということで中国映画ファンの方にも、またビギナーの方にもぜひご覧になっていただきたい作品です。

以上、コン・リーについてご紹介しました。アジア人女優として第一線として活躍する彼女の、今後のさらなる活躍に期待しましょう。