2018年6月16日更新

山田悠介の小説『僕はロボットごしの君に恋をする』が劇場アニメ化

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僕はロボットごしの君に恋をする

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『僕はロボットごしの君に恋をする』劇場アニメ化発表!

漫画やライトノベル、TVアニメなど様々なメディア作品の劇場アニメ化が発表されている昨今ですが、2018年5月新たに、小説を原作に劇場アニメ化する作品が発表されました。それが『僕はロボットごしの君に恋をする』です。 この『僕はロボットごしの君に恋をする』、通称「僕ロボ」は2017年に10月に発売された小説です。すでに17万部の売り上げを果たしています。 話題作とはいえ、原作本から発売からおよそ半年という月日しか経っていない中での異例のスピードの劇場アニメ化発表となっているだけに期待度は高いと言えそうです。

『僕はロボットごしの君に恋をする』のあらすじ

物語の舞台は2060年。すでに世界的にAI技術が発達し、日本でも街中に治安維持のためのロボットが人に紛れているような時代となっています。 主人公は警備ロボットの捜査官を務めている青年、大沢健(おおさわ たける)。人型ロボットを用いた国家的極秘プロジェクトのメンバーである健は、幼なじみで同僚の陽一郎や、洋一郎の妹であり健が想いを寄せている咲に助けられながら奮闘しています。 咲との距離が縮まっていく中、ある日咲の勤務先にテロ予告が届くことで事態が大きく動き出し、迫りくるテロの脅威や、暴走していく研究者達と相対していく中、物語は衝撃のラストと切ない結末へ向かっていくラブストーリーとなっています。

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原作者である山田悠介とは何者か

この「僕ロボ」を執筆したのは小説家の山田悠介です。2001年に自費出版作品『リアル鬼ごっこ』でデビューし、いきなり100万部を越えるベストセラーとなり、その名を広く知られるようになりました。 その後も『親指さがし』『×ゲーム』『@ベイビーメール』など、数々の話題作を世に送り出し、『リアル鬼ごっこ』を始め、実写映画化など、数多くの映像化を果たしてきています。そういったメディア化作品の影響もあり、ホラー作品の印象が強い人も多いですが最近は「僕ロボ」の様な違ったジャンルの作品も登場しています。 山田悠介自身もメディアミックスを積極的に取り入れている人物であり、『親指探し』の単行本の発売時期には登場人物のWebサイトを実際に公開し、一味違ったマーケティングも実施していた過去があります。

現在発表されている最新情報

2018年6月時点では、本作の劇場アニメが一体どんな制作陣によって作られるのか、どんなボイスキャスト参加するのかなども、一切分からない状態なので、今後の続報に期待です。 ただ、この「僕ロボ」はすでに原作本の発売時期には、プロモーション映像として短編アニメーション化を果たしている過去があります。その際に、映像を制作したのは『ソードアート・オンライン』などを手掛けてきたA-1 Pictures。ボイスキャストには、主人公の健役に入野自由、ヒロインの咲役に花澤香菜が起用されています。 短編ではあるものの、すでにアニメーション化を果たしてはいる作品ではあるので、もしかしたら今回の劇場アニメ化の製作陣のヒントが、ここに隠されているかもしれません。今からどんな体制で作られるのか予想してみるのも面白いかもしれません。