楽天モバイルとは?UN-LIMITの評判やキャンペーンを一挙紹介!

楽天モバイルは2020年4月8日、新プランRakuten UN-LIMITの提供をスタート。このプランはデータ通信使い放題を謳(うた)い、革新的なサービスで注目を集めています。本記事では、楽天モバイルの評判やメリット&デメリット、キャンペーンを紹介していきます。
楽天モバイルの評判は?新料金プランRakuten UN-LIMITが凄い!

楽天モバイルは、データ通信を無制限で利用できる通信サービス。サービスが提供され始めてから日が浅く、現在多くの注目を集めています。 新サービスで提供されている料金プランは1つで、「Rakuten UN-LIMIT 2,980円」のみ。ユーザにとってはシンプルで、わかりやすい設計となっています。 この記事では、楽天モバイルの概要や評判、メリットやデメリットを紹介。楽天モバイルの契約を検討している人は、是非参考にしてみてください。 なお本記事の情報は、2020年8月16日現在のものを元に執筆しています。表示されている価格も、特に断りがなければ税抜価格ですのでご注意下さい。
楽天モバイルとは?
これまでの常識をくつがえす料金プラン
— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) March 3, 2020
「Rakuten UN-LIMIT」を発表
・プランは1つのみ
・1年間無料(300万名様限定)
・月々2980円(2年目以降)
・楽天回線エリア 完全データ使い放題#3月3日楽天モバイル重大発表
▼その他重要発表はこちらから視聴可能▼https://t.co/JPDUdXEtTd
2020年4月8日に、新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」をスタートさせた楽天モバイル。 新サービス提供以前は「格安スマホ」サービスの提供事業者として知られており、楽天モバイルのMVNOサービス(後述)は、格安スマホの中でもネット契約数1位を誇っていました。
MVNOとMNOとは?楽天モバイルはどっち?
2020年4月8日、
— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) April 8, 2020
わたしたちは携帯キャリアサービスを
本格開始しました。
いますぐ日本全国で使えます。#楽天アンリミット宣言#制限なき革命はじまる
「MVNO」とは「Mobile Virtual Network Operator」を略した言葉。他社から通信インフラを一部借り受け、自社のサービスをプラスして提供する事業者を指します。「顧客の数」に合わせて借りるインフラの規模を調整できるため、経営コストが少なく低価格でサービスを提供できるのが特徴です。 また多くの「MVNO」では料金プランが細分化されており、利用者が適切なデータ通信の量を選択可能に。そのためインターネットをあまり利用しない人などは、適切な料金プランを選択することで費用を抑えられます。 「MVNO」と異なり、基地局などの通信回線設備を自社で備えた事業者が「MNO」です。「Mobile Network Operator」の略で、日本では主に大手通信キャリアのau、ドコモ、ソフトバンクの3社を指す言葉です。 楽天モバイルは「MVNO」としてサービスを提供していましたが、2020年4月8日から「MNO」としてのサービスを提供開始しました。大手キャリア3社にない、シンプルでわかりやすい料金体系を打ち出し、現在注目を集めています。
楽天モバイルのメリットは?

主に「シンプルな料金プラン」や「楽天ポイントの貯まりやすさ」などのメリットが挙げられる楽天モバイル。 ここからは、楽天モバイルの持つメリットを詳しく紹介していきます!
回線速度の安定が期待できる!
【100万回線突破】
— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) June 30, 2020
楽天モバイルの無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」の累計契約申込み数が、本日100万回線を突破しました。
300万名様を対象に1回線目の月々のデータ通信料が1年間無料で、自宅からオンラインでもお申込み頂けます。ぜひお待しております。
▼詳しくはコチラhttps://t.co/NtJ9MnOmpK pic.twitter.com/ckAhZbEj0n
楽天モバイルは独自回線の整備を進めており、2020年4月8日より「MNO」サービスを提供し始めました。新料金プランである「Rakuten UN-LIMIT」は2020年6月30日時点で申込数が100万回線を突破しており、人気のあるサービスとなっています。 速度は時間帯やエリアによって異なり、楽天エリア内だと「下り」のスピードで17Mbpsから87Mbpsほど。まだ速度は安定しないものの、従来のMNVOサービスよりも非常に高速です。
料金プランがシンプル
楽天モバイルが2020年8月現在提供する「Rakuten UN-LIMIT」は、料金プランが「月額料金2,980円」のひとつだけ。 複数のプランを比較する必要がなく、非常にシンプルでわかりやすくなっています。
海外66の国と地域で使える!

楽天モバイルは、指定されたの66の国と地域でデータ通信が可能です。毎月2GBの容量が付与され、利用容量を超えた場合は速度規制がかかり、最大128kbpsまで下がります。 海外で通話を利用する場合には「Rakuten Linkアプリ」を使えば、海外から日本への通話は無料で可能です。 別途オプションサービスの「国際通話かけ放題」を契約すれば、66の国と地域への発信も無料でできます。
楽天ポイントが貯まりやすい!【楽天カードでさらにお得】
楽天モバイルの利用料金を支払う際には、100円につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。楽天ポイントは楽天モバイルの月額基本料金の支払いに使える他、楽天市場のなどの各種サービスで1ポイント=1円として利用可能。 また楽天市場で買い物をする場合には「スーパーポイントアップ」が適用される嬉しい特典も。この適用により、商品購入時のポイント倍率がプラス1倍となります。 さらに「楽天カード」で楽天モバイルの支払いを済ませれば、利用料金1%分の楽天ポイントが貯まります。楽天サービスを普段から使っている人にとってはとても魅力的なサービス設計ですね。
eSIMを利用できる
【楽天回線対応製品追加のお知らせ】
— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) July 2, 2020
楽天回線がeSIM搭載のスマホ「 Google Pixel 4/4 XL 」に公式対応しました。
「Rakuten UN-LIMIT」のeSIMをご選択頂ければSIMカードの抜き差しは不要です。ご自宅に居ながら簡単に回線開通・利用開始頂けます。
▼詳しくはコチラhttps://t.co/8vUV3Czby7 pic.twitter.com/IVNbC2ZFLl
「eSIM」はイーシムと読み、楽天モバイルが提供しているスマホ内蔵型のSIMカードのことを言います。SIMカード差し替えの手間や、SIMカードと本体が別々に届くのを待つ必要がありません。 開通手続きもスタートガイドに従って、オンライン上で簡単にできます。2020年8月16日現在、楽天モバイルでの対応機種は「RakutenMini」のみです。その他iPhone11やGoogle Pixel4などで利用できますが、申し込み前には利用する機種が対応しているか確認しましょう。
楽天モバイルのデメリットとは?繋がりづらい?

ここまで楽天モバイルのメリットを解説してきましたが、やはりデメリットも存在しています。 主なマイナスポイントは、「対応端末の少なさ」や「快適に利用できるエリアが限られる」といった点。以下で詳しく解説していきます。
利用端末に限りがある!iPhoneは使えない?

楽天モバイルで利用できる端末は少なく、種類や端末のOSバージョンによって、機能が一部制限されるものもあります。iPhoneは、基本的にiPhoneXR以降の機種でないと利用できません。 対応端末は公式サイトから簡単に調べられます。すべての機能を確実に利用したいなら、動作保証端末を契約と同時に購入するのがおすすめです。
利用エリアに限りがある
【お知らせ】
— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) March 26, 2020
楽天回線エリアサービスページに「既に楽天回線エリアとしてサービスを提供している市区町村」の情報も公開しました。楽天回線エリアにお住まいの皆さま、完全データ使い放題の「Rakuten UN-LIMIT」のお申し込みはいかがですか。
▼詳細はコチラhttps://t.co/P16pMitCom pic.twitter.com/ybaMcBZRxI
楽天モバイルは利用エリアを拡大している真っ最中。首都圏での利用はほぼ問題ありませんが、地方の山間部などではまだ電波の入らない場所があります。 回線エリアは「楽天回線エリア」と「パートナー回線エリア」に分けられ、楽天回線エリアであればデータ通信容量が無制限で利用でき、速度制限が課されることはありません。 しかし「楽天回線エリア」は都心や地方都市の一部などに限られており、ほとんどが「パートナー回線エリア」。速度制限のある地域が広いので、注意が必要です。
まだ回線が安定していない
スタートして間もないサービスのため、「楽天回線エリア」の内部であっても繋がりやすさや速度にバラツキが見られます。とくに地下や建物内などの環境では、繋がりにくいことが多いです。 対処法の1つが、オプションサービスの「楽天モバイルWiFi by エコネクト」を利用すること月額362円で利用でき、契約すれば全国の15万以上のwifiスポットが利用可能です。 速度制限のある「パートナー回線エリア」での利用を考えている場合にも、おすすめできるオプションです。
パートナー回線エリアは5GBまで
【通信サービスアップグレードのお知らせ】
— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) April 8, 2020
プラン料金「Rakuten UN-LIMIT」が2.0にバージョンアップ!
パートナー回線エリア(国内)のデータ容量が5GB/月に増量し、データ容量消費後の最大通信速度が1Mbpsで使い放題になります!
▼詳しくはコチラhttps://t.co/5Z0O3u1eGw pic.twitter.com/WVig7bYEzE
前述したパートナー回線エリアでは、データ通信量に5GBまでの制限があります。5GBを超えると最大速度が1Mbpsまで低下し、回線の混雑度合いによっては更に通信速度が遅くなるでしょう。 しかし1Mbpsは、ネットサーフィンやSNSは問題なく楽しめる速度です。大手キャリアの制限速度である128kpsより高速なため、使い方によっては不都合に感じないこともあるでしょう。
楽天モバイルの店舗数はまだ少ない
全国展開している楽天モバイルは、東京や大阪周辺にそれなりの店舗数が存在します。しかし地方では、まだまだ店舗数が不十分。地方在住の人は現状、実店舗からではなくWebからの申込みをすることになりそうです。 ただWeb申込みは「即日利用開始!」とはなりません。端末の受け取りや契約書の送付などで、利用開始までには一定の時間がかかります。 店舗からの申込みか、Web上の申込みか。自分にとって1番最適な方法を選択しましょう。
楽天モバイル唯一の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」についてもっと詳しく!

「Rakuten UN-LIMIT」は、楽天モバイルが提供する唯一の料金プラン。ここからは「契約解除料金」や「通話料金」などについても、更に詳しく紹介していきます。
月額2,980円でデータ使い放題
楽天モバイルは「楽天回線エリア」内であれば、通信容量無制限で利用できます。月額料金が2,980円という価格の低さも魅力的。同じ月額料金で比較すると、大手キャリアなら1GBや3GB相当の通信容量でしか契約できません。 繋がりやすさや通信速度には不安も残りますが、楽天モバイルはかなりお得なサービスです。 ただ月額料金以外の初期費用としては300円の「契約事務手数料」が、そして口座振替を利用する場合には毎月100円の「口座振替の手数料」がかかります。支払いの際には見逃しが無いように気をつけましょう。
最低利用期間や契約解除料なし!

格安SIMの多くは12ヶ月程度の最低利用期間を設けており、期間内に解約する場合は解約金としておおむね9,500円程度かかるのが一般的です。 一方で楽天モバイルには、最低利用期間がなく契約解除料もかかりません。もしサービスが気に入らなくてもすぐに契約を解除できるため、乗り換えのハードルが低くなっています。 ただし電話番号をそのままに他社へ乗り換えるなら、MNP転出手数料として3,000円が必要です。またSIMカードの返却も必要で、指定の住所に郵送で送付する必要があります。解約の際には忘れないようにしましょう。
海外→国内、国内⇄国内の通話もかけ放題
「Rakuten Linkアプリ」を利用すると、国内同士&海外から国内への通話が無料でかけられます。Rakuten Linkアプリは通話以外にも、グループチャットや無料SNSなどが利用できる便利なアプリです。 固定電話への発信も可能であり、また相手がRakuten Linkアプリを使用していなくても電話を掛けられます。国内でアプリを利用せずに通話する場合は、30秒ごとに20円が必要です。 またアプリの利用者同士は、国内外を問わず無料で通話が利用できます。ただし海外の場合は、地域に制限があるため注意しましょう。
楽天モバイルが向いている人・向いていない人

ここでは、特定のシチュエーションを例にあげて、楽天モバイルの利用が向いている人・向いていない人を解説していきます。 前述したメリット・デメリットと併(あわ)せて参考にして下さい。
楽天モバイルに向いている人は?

楽天モバイルは通話料金が基本的に無料なため、仕事などで電話を多用する人に向いています。「10分間だけ無料」といった時間的縛りもないため、快適に通話できるでしょう。 日本と海外を頻繁に行き来するような人にもおすすめです。対象地域なら海外から国内への通話料も無料になります。 また設定を切り替えるだけで、海外でもデータ通信が利用可能。海外用に別途回線を契約する手間が省けるのもポイントです。他にも、生活圏内に楽天回線エリアが広がっていれば、楽天モバイルのデータ使い放題を十分に活用できます。
楽天モバイルに向いていない人は?
楽天回線エリアが周囲にない方は、残念ながら「データ通信使い放題」のメリットあまり享受できません。 またiPhoneユーザーにも、あまりおすすめできません。前述した通り楽天モバイルでは対応していないiOSの機種が多く、仮に対応していたとしても、一部の機能が制限される可能性も。 また大手キャリアから、キャリアメールアドレスを引き継ぎたい方にも向いていないと考えられます。フリーメールの利用で機能自体は代用可能ですが、アドレスが変わってしまうため、周囲の人たちに新しいアドレス周知しなければなりません。
現在のキャンペーンは?

ここでは、楽天モバイルにおいて2020年8月16日現在で利用できるキャンペーンを解説していきます。乗り換えや新規で契約の際に、条件を満たせばかなりお得に契約できるため、ぜひ利用してみて下さい。
1年月額料金無料キャンペーン
300万名を対象にひとりに付き1回線まで、プラン料金が1年間無料になるキャンペーンです。ただし、端末の代金やオプション料金など、別途でかかる費用もあるため気をつけましょう。 2020年8月16日現在、申し込み終了日は未定とされています。1年間契約し続ければ35,000円以上節約できるキャンペーンであり、長期で利用する予定がある人にはとくにおすすめです。
Rakuten UN-LIMIT申し込みキャンペーン
同じく終了日未定のキャンペーンで、Rakuten UN-LIMIT契約の際、対象製品を同時購入で楽天ポイントが受け取れます。最大20,000ポイントを受け取り可能ですが、ポイント数は購入した端末によって異なります。 ポイント受取の条件として、申し込みをした翌月末日23:59まで「開通すること」「製品を購入すること」「Rakuten Linkアプリで10秒以上の通話とメッセージを送信すること」のすべてを満たす必要があるため、漏れが無いようにしましょう。
友人への紹介特典
Rakuten UN-LIMITを契約している人が、友人などに楽天モバイルを紹介後、実際に契約してもらうと、どちらも楽天ポイントが貰える特典です。 紹介側が3,000ポイント、紹介を受けた側が2,000ポイントを獲得できます。条件として、紹介を受けた側が申し込みの翌月末までに回線を開通する必要があります。忘れないように気をつけましょう。
楽天モバイルの今後に期待!キャンペーンを活用して、楽天モバイルを体感しよう
楽天モバイルは「データ通信使い放題」の強み以外にも、「国内における通話が無料」といった魅力的なプランを提供しています。 しかしまだまだ回線整備が追いついておらず、多くの地域でパートナー回線しか利用できないのが残念なところ。今後の発展次第でさらに使いやすいサービスになると考えられるため、今のうちにキャンペーンを利用して登録するのがおすすめです。