【2021】au回線の格安SIMはどこがおすすめ?乗り換えるメリット・デメリットも解説
【2021】au系回線の格安SIM厳選5社を紹介!乗り換えてお得にスマホ利用
大手キャリアから格安SIMに乗り換えようと考えているが、どれがいいのか悩んでいる人は多いでしょう。もしあなたがauユーザーなのであれば、au回線の格安SIMを選んだほうがお得かもしれません。 本記事ではauユーザーが格安SIMに乗り換えるメリットや、au回線のおすすめ格安SIM5社、さらに格安SIMへの申し込み方法まで紹介していきます。
そもそも「au回線」って何?
格安SIMの多くはドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアから通信回線の一部を借りて運営しています。通信設備を自社で持たないことで、開発・維持費を節約し、安くサービスを提供しているというわけです。 その中でもauに回線を借りている格安SIMのことを「au回線の格安SIM」と本記事では表記します。
auユーザーが格安SIMに乗り換えるメリット
携帯料金がかなりお得に!
格安SIMに乗り換える最大のメリットは料金が大幅に安くなることです。格安SIMに乗り換えれば、約2,000~5,000円もスマホ代が節約できます。 格安SIMの料金が安い理由は大きく2つです。 まず大手キャリアの回線を借りているため、設備代やメンテナンス費用がかからないから。そして実店舗を構えずネットでのサービスを中心に行うことで、土地代や人件費等のコストを削減できているからです。
au系回線を使えば面倒な手続きいらず
auユーザーがau回線の格安SIMに乗り換えるべき2つ目の理由は、他回線の格安SIMを契約するのに比べて面倒な手間や費用を減らせるからです。 例えばauユーザーがau回線系の格安SIMに乗り換える場合、「SIMロック解除」という面倒な手続きが不要になります。SIMロック解除とは端末のロックを外して他の回線を使えるようにする手続きのこと。このSIMロック解除には約3,000円の手数料がかかります。 ですが現在auを利用している人は、au回線の格安SIMへ乗り換えることで、SIMロック解除の手間や費用を省けます。このように他回線の格安SIMに移行するより簡単で安く乗り換えできますよ。 ※2017年8月1日以前に販売されていた機種はSIMロック解除が必要になります。
使用できるエリアはauと同じ
格安SIMへの乗り換えを迷っている人の中には、格安SIMにしたら通信エリアが変わるのではないかと不安な人もいるのではないでしょうか。確かにauからdocomoやソフトバンクの回線を借りている格安SIMなら、利用できるエリアは変わってしまいます。 ですが安心してください。au回線の格安SIMなら現在のau回線エリアをそのまま利用できます。「これまで繋がっていたところで繋がらない!」といった事態を防げますよ。
これだけおさえれば大丈夫!格安SIMの選び方
①音声通話SIMかデータ通信SIMか
格安SIMには「音声通話SIM」と「データ通信SIM」の2種類があります。音声通話SIMはデータ通信と、電話番号を利用した通話が可能なSIMで、大手キャリアで一般的に取り扱われているものです。 一方データ通信SIMはデータ通信専用のSIMで、携帯電話番号を使った通話ができません。その分、料金はデータ通信SIMの方が安くなります。またデータ通信SIMではSMS機能をつけるかどうかも選択できます。 まずはどちらのSIMにするか選びましょう。
②月々のデータ使用量は?
格安SIMの多くはデータ容量ごとに料金が分かれています。自分にどれくらいのデータ容量が必要か考えて選択しましょう。 最適なデータ容量を選ぶには、実際に自分がどれくらいデータを使っているのか調べるのが最も手っ取り早いです。「My au」から自身が月に使用しているデータ通信量を調べて、それを目安に決めてみてください。
③自分の端末が対応しているかチェック
格安SIM選びの最後のポイントは、契約予定の端末が格安SIMサービスに対応しているかチェックすることです。auのスマホの多くは格安SIMでも利用可能ですが、中には対応していないものや一部機能が使えないものもあるので念のため確認しておきましょう。 手持ちの端末がサービスに対応しているかどうかは、各格安SIM会社の公式ページから確認できます。
【2021年最新】au回線のおすすめ格安SIM5社!
ここからはau回線系の格安SIMの中から、おすすめできる5社を紹介します。
UQモバイル
安定した通信品質を求めるなら!
UQモバイルはauのサブブランドということもあり、繋がりやすさや安定した通信速度の速さが一番の強み。 auからUQモバイルに移行する大きなメリットは、auの解約料金やMNP転出料など各種手数料が無料になることです。例えばauでは解約手数料が最大で9,500円かかります。しかし、サブブランドのUQモバイルへの移行であればこの手数料が無料になります。 欠点としては他の格安SIMに比べ料金が高いことが挙げられます。しかし、家族割や学割など他社に比べ充実している割引システムを利用できれば業界最安値水準で利用することも可能ですよ。 UQモバイルは「安定した通信を求める人」や「手数料を抑えたい人」におすすめです。
プラン | 通信容量 | 月額料金 (税込) |
---|---|---|
くりこしプラン S | 3GB | 1,628円 |
くりこしプラン M | 15GB | 2,728円 |
くりこしプラン L | 25GB | 3,828円 |
※表は横にスクロール可能
※この情報は3月30日時点のものです。
IIJmio(アイアイジェーミオ)
価格重視の人ならこれ一択!
IIJmioの魅力は、とにかくお得な料金設定!最新の「ギガプラン」では、8GBプランでもたったの1,518円と、UQモバイルの3GBプランより安い、非常にお得な料金設定です。 さらに「バースト転送」が使えるのもポイント。ほとんどの格安SIMは通信制限になったらずっと低速ですが、バースト転送なら読み込みの最初の一瞬だけ高速通信にできます。これによりSNSやwebページなどの短い文章の読み込みが速くなります。 価格と通信の安定性はスマホを利用するうえで欠かせない要素ですが、どちらにも優れた格安SIMです。
通信容量 | 音声通話SIM 月額料金 (税込) | データSIM 月額料金 (税込) | SMS機能付きSIM 月額料金 (税込) | eSIM 月額料金 (税込) |
---|---|---|---|---|
2GB | 858円 | 748円 | 825円 | 440円 |
4GB | 1,078円 | 968円 | 1,045円 | 660円 |
8GB | 1,518円 | 1,408円 | 1,485円 | 1,100円 |
15GB | 1,848円 | 1,738円 | 1,815円 | 1,430円 |
20GB | 2,068円 | 1,958円 | 2,035円 | 1,650円 |
※表は横にスクロール可能
※この情報は3月30日時点のものです。
BIGLOBEモバイル
YouTubeが見放題!エンタメ楽しむなら
BIGLOBEモバイルの最大の特徴は「エンタメフリーオプション」です。エンタメフリーオプションとはYouTubeやU-NEXT、Apple Music、Spotifyなど全21種類のサービスで使用したデータ通信量がカウントされないというもの。 音声通話SIMなら基本料金に+308円(税込)/月で多数のサービスのデータ通信量が使い放題。例えば3GBのプランにエンタメフリーオプションをつけたら、1,628円(税込)でどこにいてもYouTubeが見放題です。 普段YouTubeやエンタメフリーオプション対象のサービスを多く利用する人はBIGLOBEモバイル一択ではないでしょうか。
通信容量 | 月額料金 (税込) | 光回線セット割/ 家族割適用で |
---|---|---|
1GB | 1,078円 | 858円 |
3GB | 1,320円 | 1,100円 |
6GB | 1,870円 | 1,650円 |
※表は横にスクロール可能
※この情報は3月30日時点のものです。
mineo(マイネオ)
顧客満足度No.1!安くて使い勝手もちょうどいい
mineoの強みは「サービス対応の質の良さ」と「料金の安さ」です。例えばサービス対応の質で言えば、多数の顧客満足度調査において顧客満足度第一位を受賞しています。 AIチャットサポート・電話でのお問い合わせ・店舗でのお問い合わせなど、お問い合わせ窓口が豊富で対応速度が速いので安心です。 料金はどのプランもリーズナブルですが、特に5GBのプランがお得です。5GBプランは数ある格安SIM業界の中でも最安値級です。 mineoは5GB程度のデータ容量プランを考えている人や、手厚いサポートがあると安心という人におすすめです。
通信容量 | 月額料金 (税込) |
---|---|
1GB | 1,298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
※表は横にスクロール可能
※この情報は3月30日時点のものです。
nuroモバイル
5GBの低データ容量なら最安値!
nuroモバイルでは2021年4月から新料金プランの「バリュープラス」が開始されました。これにより8GB以下のデータ通信量では業界最安値となります。例えば音声通話SIMの3GBプランなら月額たったの792円で利用可能。現在auで何千円も支払っている人からすると驚愕の価格ですよね。 一つ注意点があるとしたら通信速度が他社と比べて遅いと言われていること。実際にSNSでもnuroモバイルの通信速度が遅いというコメントがいくつかあります。 メールやSNS、ネット検索などには問題ないですが、ゲームや高画質の動画視聴には不向きかもしれません。 普段高速通信を必要とせず、とにかく安い格安SIMを探している人におすすめです!
プラン名・データ容量 | データ専用 月額料金 (税込) | データ+SMS 月額料金 (税込) | 音声通話付き 月額料金 (税込) |
---|---|---|---|
3GB VSプラン | 627円 | 792円 | 792円 |
5GB VMプラン | 825円 | 990円 | 990円 |
8GB VLプラン | 1,320円 | 1,485円 | 1,485円 |
データ使い放題 プラン | 3,820円 | - | - |
※表は横にスクロール可能
※この情報は4月2日時点のものです。
【番外編】povoはどうなの?
「povo」とはKDDIが2021年3月からサービスを開始したオンライン専用のスマホプラン。簡単に言えばauの新料金プランのようなものです。手続きやサービスはすべてオンラインで行われ、料金は20GBで2,728円(税込)。 auからの移行に新規手数料や解約手数料を含め一切手数料がかからないというメリットもあります。 povoはこれまでのauの料金プランと比べたら魅力的ですが、月に20GBも通信量を使わない人には格安SIMの方がおすすめです。
逆に格安SIMよりauがおすすめの人は?
1:安定した通信が必要な人
格安SIMはauの回線の一部を借りていることを説明しました。しかし借りている回線にも制限があるため利用者が増えればその分、通信速度が遅くなるなどの問題が発生します。 例えばサービスの利用者が多い場合や、回線が混雑する時間帯や場所での利用で通信が不安定になりやすいです。 ですから安定した通信が必要ならやはりauの方がおすすめかもしれません。
2:手厚いサポートが欲しい人
auの強みと言えば、やはり実店舗が多い分直接サポートを受けやすいことでしょう。対して格安SIMはオンラインでのサポートを中心にすることで、価格を抑えています。 ですからインターネットやスマホの操作に苦手意識を持つ人には格安SIMは不向きかもしれません。ただし、格安SIMの中にも実店舗が多い会社やサポートが充実しているところもあります。
3:月々のデータ容量が30GBを超える人
大手キャリアのメリットの一つとして、大容量プランの料金がお得なことが挙げられます。対して格安SIMの場合、そもそも大容量プランがないことや大手キャリアより料金が高く設定されていることが多いです。 目安としては月々のデータ容量が30GBを超える人は格安SIMよりもauの方がお得です。
auから格安SIMへの乗り換え方法
(1)auでMNP予約番号を取得
格安SIMでも現在auで使っているのと同じ電話番号を利用したいと考えているなら、まずMNP予約番号を取得する必要があります。手続きは電話、店舗、ネットで可能です。 予約番号取得事態には料金は発生しませんが、格安SIMにMNP転出を行うには手数料が3,300円(税込)がかかります。
(2)格安SIMに申し込む
MNP予約番号を取得したらいよいよ格安SIMを申し込みます。自分が申し込みたい格安SIMの公式ページからプランやオプションを選び、発行したMNP番号を申し込み時に入力すれば完了です。 注意してほしいのはMNP予約番号の有効期限が15日であること。そして有効期限がギリギリだと格安SIMに申し込めないことです。中には13日以上残っていないと申し込みできないところもあるので注意しましょう。
(3)APN設定をする
格安SIMへの申し込みが完了し、SIMカードを入手したら、最後にAPN設定(契約したサービスを使えるようにする設定)を行います。APN設定をしないとサービスは利用できません。 APN設定にはAPN情報の入力が必要になりますが、この情報は契約した格安SIMの公式ページから確認できます。ちなみにiOSの場合ファイルをダウンロードする必要があるのでWi-Fi環境が必要です。
auユーザーは格安SIMに乗り換えてお得にスマホを利用しよう!
まとめると、auユーザーはau回線の格安SIMに乗り換えるのがおすすめです!他回線に比べて必要な手間を最小限にできるうえ、費用も抑えられる場合があります。 もし現在の高いスマホ代を少しでも節約したいと考えているのであれば、今回紹介した格安SIMを一度検討してみてください。