なんで?日本でアクション映画が撮られにくい理由

2017年7月6日更新

『るろうに剣心』『藁の楯』『十三人の刺客』日本にも、素晴らしいアクション映画はありますが、生産量的にはやはり少ないですよね。どうして、アクション映画が日本で取られにくいのか理由を探ってみました。

日本で作られるアクション映画は圧倒的に少ない。

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ハリウッドで多く作られている激しい肉弾戦や銃撃戦、それに爆発などが盛りだくさんのアクション映画。見ているだけでもワクワクしますし、楽しいですよね。

でも、なぜか日本内で作られる映画の割合の中で多くが、そういったアクション映画ではなくて、会話劇を中心とした感動ものが多いですよね。また、アクションものだったとしても、迫力に欠けていたりします。

満足できるようなアクション映画が撮られにくい理由とはいったいなんでしょうか。

アクションに必要な高額な予算。

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アクション映画を語る上で構成されることの多い三大要素があります。銃撃戦・カーチェイス・爆破シーン。

銃撃戦には銃が必要ですし、カーチェイスでも破壊される車、爆発のために必要な火薬も必要です。最近では、CG技術も駆使されて実際の爆薬を使わないこともありますが、CG処理は想像以上にお金がかかるのです。

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だいたい1ショットにつき300万から500万の費用が必要とのこと。CGでなくても、アクションを行うスタントマンなどの用意も含め、通常の映画よりもアクション映画を撮影するほうが高額の予算がかかってしまうのです。

もちろん、回収される見込みがあれば投資を惜しまないのが日本人。

多くの有名キャストを集め、大々的に広告をだし大がかりなアクションは作られることがあっても、そう頻繁ではありません。

少しでも費用を押さえたら、それこそ集客を見込めるようないい作品にはならないので予算集めで苦戦するのかもしれませんね。

警察協力が困難?ロケ地に制限

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日本ではハリウッドのように警察などが全面協力してくれるようなことはすくなく、道路の封鎖などもなかなかできません。

アクションに必要なのは、やはり広い土地。疾走感を演出するため道路を使ったりするのですが、道路使用許可抑制区域などもあり、警察の許可が取れにくいのもアクション映画が撮りにくい理由の一つです。

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また、安全性を重視するために撮影に関しても多くの規制があり、厳しい条件内での撮影を強いられます。

アクション映画俳優が少ない

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日本でアクションを行うのはアクション俳優ではなくスタントマン。仮面ライダーなどでもわかるように、演技を演じる人とアクションを行う人が別々で撮影されることが多くあります。しかし、日本にいるスタントマンは現在60人にも満たないほどの人数で、とても少ないのです。

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最近では、『るろうに剣心』など俳優自身がアクションも行う作品も多くなってきましたが、やはり日本の俳優の中には、アクション俳優は外国に比べ少ないです。

こういった色々な理由から、なかなかアクションが撮られにくい現状ではありますが、これからも日本ならではの殺陣などを生かしたアクション映画も増えてほしいですね。