漫画『できるメイド様』最新話までネタバレあらすじ紹介!原作の最終回は?
韓国発の人気小説を漫画化した『できるメイド様』は、2023年5月現在はピッコマで連載中です。 戦争捕虜となったかつての王女は、身分を隠すために有能なメイドを目指すーー。 今回はそんな『できるメイド様』を最新話までネタバレ解説し、さらに原作小説の結末や漫画版の休載理由にも迫っていきたいと思います。内容が気になる人はぜひ最後まで読んでくださいね!
原作小説『できるメイド様』は完結済!結末はどうなる?
漫画はまだまだ続いていますが、すでに韓国では原作小説の完結巻が出ているようです。1番気になるのは、ラエルとマリがどうなったのか、マリの正体がいつバレるのかですよね。 すでに漫画化されているシーン以降も、マリは帝国のピンチを何度も救います。次第に帝国の中でも重要人物になっていくマリ。同時にラエルへの想いも募っていき、ついにマリはラエルに自分の正体を明かします。ラエルはそれを優しく受け止め、2人は初めて愛を誓い合うのでした。 最後にはラエルとマリは結婚し、クローヤン王国は復興。ハッピーエンドを迎えます。 小説では結婚に至るまでにたくさんの障害があるので、それが漫画ではどう描かれるのかが楽しみですね。
1章:メイド覚醒編ネタバレ感想
モリナはクローヤン王国の王女として生まれました。しかし帝国による侵略でクローヤン王国は滅亡。モリナは、王族の中の唯一の生き残りとして、身分を隠して生きていくことを強いられます。 戦争捕虜として帝国に連れてこられたモリナは、マリと名を変えて皇宮のメイドとして働くことに。しかしメイドとして十分な働きができないモリナは、他のメイドたちにいじめられてしまいます。そんな中、モリナはとある囚人の看病をすることになりました。 囚人は、献身的に看病してくれるマリの優しさに感動し、マリの願いを神に祈ってあげると言い出します。心優しいマリの願いは、「何でもできる人になって誰かを幸せにする人生を歩みたい」というものでした。
不遇なモリナの人生に胸が苦しくなってしまいます。どうかハッピーエンドになってくれ……。
2章:下級メイド編ネタバレ感想
神様への祈りが通じたのか、マリは夢に特別な才能が出てきた翌日は、自分も同じ力を使えるという不思議な力を手に入れました。この力を使って有能なメイドとして頭角を現していくマリ。そのうち、マリの存在が帝国の皇太子・ラエルの目に止まります。 兄たちを殺して皇太子の座を手に入れたというラエルは、「血の皇太子」と呼ばれて恐れられていました。そんなラエルに自分の正体がバレれば殺されるのは必至。しかしマリは、困っている人を見つけると見逃せず、つい助けてしまいます。 さらにマリは、ラエルのかつての親友で現在は敵対派閥の一員であるキエルと、敵国である西帝国の皇帝・ヨハネフ3世にも興味を持たれてしまいーー。
マリの毎日が波乱万丈すぎてドキドキする!手に入れたのは便利な能力だけど、自分の意思では使えないっぽい……?
3章:中級メイド編ネタバレ感想
度重なる功績が認められたマリは、中級メイドに昇進します。配属先もラエルのいる獅子宮殿になりました。ラエルに近づくことで身の危険が増すのではないかと怯えるマリでしたが、命令には逆らえません。 一方、結婚をせっつかれているラエルは、最も帝国の利益になる相手を結婚相手に選びたいと思っていました。それなのに、ついマリのことを考えてしまう自分にも気づいていてーー。 そしてマリは、有能すぎで少々悪目立ちしてしまい、ラエルだけでなくヨハネフ3世にも疑われてしまいます。目の前の困っている人と自分の保身を天秤にかけるも、いつも誰かを助けてしまうマリ。そんなマリにラエルは「俺のものになれ」と迫ります。
マリの正体がバレないかヒヤヒヤする……。
4章:皇太子付きメイド編ネタバレ感想
ラエルに気に入られたマリは、皇太子付きのメイドに異動になりました。ラエルのすぐ側で働くことになってしまったマリは、薄氷を踏むような日々に震えます。 そんなある日、マリの元に仮面舞踏会の招待状が届きます。差出人は、キエルとヨハネフ3世。もう1通は謎の人物からでした。同僚に背中を押されてドキドキしながら舞踏会に参加したマリは、キエルと一緒にダンスを踊ります。それを見て動揺するラエル。もう完全にマリに惚れていますね。 さらに別の日、マリは街で男に襲われているところをラエルに助けられます。しかし、いつも着けている仮面を外したラエルを見て、マリは皇太子だとは気づきません。ラエルはあえて正体を明かさず、ランと名乗り、マリと秘密のデートを楽しみます。
ラエルとマリのお忍びデートにキュンキュンしました!
5章:皇太子妃候補編ネタバレ感想
皇宮に、ラエルの妃候補が2人やってきました。1人は皇太子派のシュレーアン家の娘・アリエル。もう1人は皇帝派であるイーストバーン家の娘・レイチェルです。 マリは、皇宮から逃げ出すために皇太子妃を味方につけたい様子。そのためには、どちらが皇太子妃に選ばれるのかを見極めなくてはいけません。世間で優勢だと言われているのはアリエルですが、性格が悪いのが難点。マリは、身分の低い自分にも優しくしてくれたレイチェルにつくことにします。 マリの助言によってラエルへのアピールに成功するレイチェルでしたが、ラエルは本当に優秀なのはレイチェルの裏にいるマリであることに気づいています。ラエルの中ではマリの存在がどんどん大きくなっていってーー。
アリエルとレイチェル、どちらが妃に選ばれるんだろう?マリっていう可能性もありそうだけど……。
6章:皇太子顧問爵位編ネタバレ感想
優れた頭脳で何度も帝国のピンチを救ったマリは、ラエルから褒美を与えられます。まずは戦争捕虜という身分からの解放。さらに皇太子の顧問爵位という座と、ヒルデルンという名字も手に入れました。ますます逃げ出せなくなったマリは、少しずつ囲い込まれていく現状が怖くて仕方がありません。 その上、マリの身分が上がったことで、皇太子妃候補のレイチェルとの仲がギクシャクしてしまいます。良からぬことを考えているようなレイチェルの行動が気になりますが……。 もう1つ怖いのが、ヨハネフ3世がマリとモリナが同一人物であることに気づき始めたことです。しかもヨハネフ3世とレイチェルは裏で繋がっているようでーー。
ラエルにマリの正体がバレる日が来るのが怖い。ここまで気に入っている相手だから、即殺すなんてことにはならないと信じたいけど……。
7章:皇太子妃候補決着編ネタバレ感想
ラエルがマリを気に入っていることが周知の事実となり、3人目の皇太子妃候補になるのではないかと言われ始めました。このことがアリエルとレイチェルを焦らせます。 ラエルとしては、理性的に帝国の利益になる相手を選ばないといけないのに、心はマリを求めてしまう自分に戸惑いを隠せません。そんな中、国宝の聖杯が盗まれる事件が発生します。犯人として疑われたのはマリでした。 しかしこれ、実はレイチェルが仕組んだ事件だったのです。さらに黒幕にはヨハネフ3世がいて、国同士の外交問題に発展しかねない事態に……。 さらにレイチェルの暴走は加速し、マリは命の危機に陥ります。そこに颯爽と現れたのがラエルでした。ボロボロのマリを抱きしめ、口づけをするラエル。2人の関係がここにきて急接近です!
レイチェルの化けの皮が剥がれてきたね。そしてラエルはもうマリに夢中だ!
8章:皇太子補佐官編ネタバレ感想
ついに捕らえられたレイチェル。囚人のための塔に永遠に幽閉されるという罰を受けることが決まります。そして目の前でラエルとマリのキスを見せつけられたアリエルも、自ら皇太子妃候補の座から下りることを決めます。 ラエルはマリに改めて求婚しますが、マリはそれを受ける気はないようです。その後、キエルからも想いを伝えられますが、マリはこちらも断ります。マリは、モリナ王女の存在が帝国にどんな混乱をもたらすかをわかっているので、自分の気持ちを押し殺して生きていくことを選ぶしかありませんでした。 一方ヨハネフ3世は、マリの正体がモリナであることを突き止めていました。そして帝国を崩壊させようと動き出していてーー。
ラエルにも自分の気持ちにもウソをつくマリが切ない。もはや早く正体がバレてほしいと思ってきちゃったよ~!
『できるメイド様』の見どころ
ハラハラドキドキのストーリー展開
『できるメイド様』はかなりの長編ファンタジー作品ですが、読者を飽きさせない山あり谷ありのストーリー展開が魅力です。読み始めると一気に引き込まれ、時間を忘れて夢中になってしまうくらいおもしろいんです。 何度も訪れるピンチを思いがけないアイデアで乗り越えていくマリが頼もしく、そんなマリに惹かれていくラエルを応援したくなる物語です。 何より気になるのがその結末!漫画ならではの描写にも期待です!
『できるメイド様』の休載理由は?
続きの展開が気になる『できるメイド様』ですが、2021年4月に一度連載がストップしていたようです。休載の理由は作者病気のため。2023年5月現在は連載が再開されていて、5月31日時点では58話まで配信されています。 ちなみに日本語版はピッコマで配信されていますが、韓国語版はカカオページでさらに先の話数まで配信が進んでいます。韓国語に自信がある人、翻訳しながらでも続きが読みたい人はカカオページをチェックしてみるのもいいかもしれません。 原作小説は完結済みなので、1日でも早く最終話にたどり着きたいですよね!
『できるメイド様』あらすじをネタバレ解説しました!
滅びた国の王女が身分を隠して敵国のメイドになる『できるメイド様』は、韓国発のファンタジー作品です。すでに完結している原作小説の結末に向けて、漫画版ではどのような表現がされるのかが注目ポイント。ぜひ最終回を見届けてください!