小説『歴史に残る悪女になるぞ』ネタバレあらすじ＆感想！「世界一の悪女」になりたい転生者！？

いい子発言するヒロインが大嫌いだった少女が転生して「世界一の悪女」を目指す悪役令嬢もの小説『歴史に残る悪女になるぞ』。既に始まっているコミカライズに加えてアニメ化も決定しており、ますます大注目の作品です。 この記事では『歴史に残る悪女になるぞ』4巻までをネタバレありであらすじ紹介！さらに見どころやアニメ化の最新情報、各電子書籍サイトでの配信状況までまとめて紹介しちゃいます。

乙女ゲームの悪役令嬢・アリシアに憧れていた少女は交通事故で転生を果たします。「世界一の悪女」を目指して鍛錬の日々が始まりました。 学校に入るとヒロインのキャリー・リズの肩を持つ人々だらけ、果ては仲良かった兄からも敵意を向けられてしまうのです。しかしむしろ悪女に見られて喜ぶアリシアなのでした。 しかし学園内の事件がきっかけとなり父から2年間の自宅謹慎を言い渡されてしまいます。謹慎期間で魔法レベルを90まで上げたアリシア、彼女がいない2年の間に従者のジルは大きく成長を遂げデューク王子は恋心をより強くしていました。 そしていい子ちゃんムーブ連発だったリズも徐々にその本性が見えてきて……。

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デューク王子はアリシアの記憶だけなくなってしまいます。犯人の疑いを持たれたアリシアはラヴァールへの追放が決定。悪女らしいムーブにウキウキで出発したアリシアは隣国でライオンまで従えてしまいます。一方リズは聖女の異能「誘惑」によって人々を従えていたと判明しました。 デュークとジルはリズの異能を解除しようと動き出し彼女と対面します。無意識に周囲を味方に付けていたリズは反対する者がなくそのため理想だけ語る人格が形成されていったと判明、最後は人間らしい一面を垣間見せました。 一方のアリシアは闘技場での活躍から騎士となり、第一王子と第二王子からも好かれる展開に。第一王子・ヴィアンからは「皇后にならないか」と誘われ……。

よくある悪役令嬢ものといえばゲームの国外追放や死刑といった結末を知った上で回避しようと奔走する話ですが、本作は少し違います。転生前からいい子ちゃん発言が大嫌いな主人公は、転生して「世界一の悪女」を目指すのです。 だから嫌われても悪女らしいと躍起になり、国外追放された際には嬉しそうに出ていきます。そんな彼女と正反対でいい子ちゃんなヒロイン・リズ。ありのままの自分で支持者を増やすアリシアと誘惑という異能で従えてきたリズがどのようにぶつかるのか要注目です。

なんと『歴史に残る悪女になるぞ』のTVアニメ化が決定しました！2023年8月時点で放送日時は発表されていません。 キャストも未定ですが、YouTube「KADOKAWAオフィシャルチャンネル」では2022年に作品PVが投稿されアリシア役に種﨑敦美、デューク役に内田雄馬が起用されています。コメントやSNSなどではこの2人の続投を願う声もありますが果たして誰が担当するのでしょうか。続報を楽しみに待ちましょう。

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4巻はデュルキス国とラヴァール国の2軸で物語が展開されました。次巻でアリシアがデュークのもとに戻るのか、それともまだ国外での活動を続けるのかアリシアの行動次第では大きな転換点となりそうです。 アニメ放送に合わせて『歴史に残る悪女になるぞ』を電子書籍サイトで一気読みしてみてはいかがでしょうか。