2017年7月6日更新
あなたは字幕派?吹き替え派?それぞれの主張とメリット・デメリット
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字幕のメリットとデメリットを紹介!
字幕のメリット
字幕派の意見としては、英語の勉強になる、役者さんの声を含めて作品をオリジナルで楽しみたい、などが挙げられるようです。
字幕で映画を鑑賞する場合のメリットをみてみましょう。
まず、吹替によってオリジナルの魅力が変わってしまうミュージカルや、会話が重要視されるアメリカンコメディなどは字幕の方が向いているそうです。また、
やジョージ・クルーニーなど、声に特徴がある役者さんによっては吹替より字幕の方が向いている場合もあるようです。
字幕のデメリット
逆に、字幕映画の欠点はどうでしょうか。
早口や会話量が多いなどのシーンでは最低限の情報しか字幕にならず、説明不足になってしまうことがあるようです。さらに、映像から情報を拾うより、映画字幕を「読む」ことに集中してしまうため、展開が速かったり複雑なストーリーの作品は字幕についていけず、作品そのものに対して消化不良になってしまう可能性も。
吹替のメリットとデメリットを紹介!
吹替のメリット
吹替派の意見としては、字幕を読まなくても良いから楽、映像に集中できる、字幕だと少しも目を離せなくて大変、3D作品などは字幕だと余計に目が疲れてしまう、などの意見がみられました。
吹替のメリットとしては、元の台詞と同じようになっているので違和感をあまり感じないことや、字幕の漢字がまだ読めない子どもなどにも受け入れられやすいという点が挙げられます。
さらに、字幕よりも吹替の方が、翻訳に還元できる情報量が多いとのことです。
吹替のデメリット
それでは、吹替映画のデメリットはどんな点でしょうか。
多く意見を聞くのは、話題作りによるタレントや役者の起用についてです。『
』や『テッド』など成功した作品はもちろん多いですので、個人の受け取り方による部分もあるのかも知れません。しかし、作品によっては鑑賞中にスクリーンの中の役者ではなく声の主の顔が浮かんできてしまうなんていう声も。
また、役者と声優のイメージが合わない場合、映画作品自体の印象が変わってきてしまう可能性も指摘されます。
プロの意見は?
字幕と吹替の訳についてプロの翻訳家によれば、映画鑑賞後に字幕があったことに気付かなかったものは良い字幕、吹替に関しては、役者がもともと日本語を話しているように感じられるものが良い吹替と言えるそうです。
作品のジャンルについて、「吹替の方が優れている」と断言した映画批評家によれば、大作ファンタジー、CGアニメ、社会派ドキュメンタリーなどは、映像や情報量の点において吹替の方が向いているとのことです。
まとめ
いかがでしょうか?
どちらも良い点、悪い点の両方が浮かび上がってきました。字幕派だから、吹替派だから、などとこだわらずに、作品のジャンルや声の好みによって字幕と吹替を選択するのもまた一興かも知れません。