漫画「くじから始まる婚約生活」ネタバレあらすじ＆感想！前向きヒロイン×無愛想婚約者のじれじれピュアラブ

「くじから始まる婚約生活」は、くじ引きで次期公爵家当主の婚約者になってしまった田舎物令嬢の奮闘と、じれったい純愛ストーリーを描いた漫画です。 この記事では「くじから始まる婚約生活」の冒頭と最近配信され始めた33話のストーリーを、ネタバレ込みで詳しく解説していきます。詳しいあらすじが知りたい人は、ぜひ読んでみてください！

次期公爵・アレンの婚約者が発表されるパーティに出席した極貧男爵令嬢のベル。初めてのパーティに心躍らせていたのもつかの間、到着早々別室に通されアレンの婚約者になって欲しいと告げられます。 実はもともと婚約をしていた令嬢が今日になって行方不明に。そしてくじ引きの結果、ベルが次の婚約者に選ばれたのでした。 領地を援助してくれるという条件を飲み、公爵家の婚約者となったベル。相手のアレンは端正な顔立ちと申し分ない家柄で、全ての令嬢たちにとってあこがれの的。しかし実際の彼は他人に全く興味のない冷たい人間でした。 それでも普通の令嬢とは違うベルの振る舞いに、少しずつアレンは心を開いていきます。

アレンを慕う令嬢から露骨な嫌がらせを受けながらも、全く気が付かないまま初めてのお茶会を終えたベル。その後迎えに来てくれたアレンに誘われ、初めて街へと出かけてみることに。 楽しい時間を過ごす中でアレンのことを慕い始めていたベルは、彼がなぜ自分を婚約者に選んだのか尋ねました。同じくベルに惹かれていたアレンは、くじで選んだとはいえず言葉を詰まらせてしまいます。 しかしその日を境にアレンの態度は確実に変わり始めました。ベルと一緒に食事をとり、会話を楽しむようになったのです。このアレンの変化には使用人たちも大いに驚いていました。 そんな矢先、ベルの父親が倒れたという知らせが舞い込んできて……。

アレンに勧められ、父親の様子を見るため実家に帰ることにしたベル。しかしいざ帰ってみると、命にかかわるような病気ではなくただのぎっくり腰だったことが判明します。 よりにもよって今日はアレンの誕生日。無意識に早くアレンに会いたいと思っていたベルは、自分が彼を好きなのだと自覚します。 一方その頃、アレンはなんと男爵家の領地へとやってきていました。改めて家族に挨拶をするため、仕事を何とか片付けてベルを迎えに来たのです。 そこでベルは家族と共に実家でアレンの誕生日を祝うことに。初めての賑やかな誕生日に、アレンは心が温かくなるのを感じるのでした。

アレンとの距離がどんどん近くなっていく中で、ひょんなことから彼の元婚約者であるロゼッタと知り合ったベル。彼女は自分の夢を叶えるべく家を飛び出し、今は普通の庶民として花屋を営んでいました。 ベルの仲介によって顔を合わせたロゼッタとアレンは、わだかまりを解消。2人の間に未練がないと知り、ベル自身も安堵しました。 そしてとうとうベルはアレンから自分が婚約者に選ばれた本当の理由を聞かされます。くじ引きで選ばれたと知ったベルは、怒るどころか「運命だ」といって感激。 そんな彼女の様子に、アレンは心にあった罪悪感が無くなっていくと同時に、ますますベルのことを愛おしく感じるのでした。

すっかり相思相愛になったアレンとベル。2人は頻繁にデートへ出かけるようになり、その変化にはアレンの友人であるリュカも驚いていました。 しかしアレンの変化を快く思わない人物も。彼を慕っていた令嬢のソフィアは嫉妬で怒り狂っていました。 そんな中、急遽ベルとアレン、リュカ、ソフィアの4人でのお茶会が開かれることに。アレンのベルに対する深い愛情を目の当たりにし、ソフィアは自分の付け入る隙がないことを実感します。 かつてパーティの最中に倒れそうになったところをアレンに助けてもらったソフィア。その日から彼のことを思い続けていた彼女でしたが、お茶会の最中にあることに気が付いて……。

ソフィアの一件が片付いたのもつかの間、新たな騒動が巻き起こります。ベルの幼馴染であるノアがアレンと同じ第一騎士団に配属されることになったのです。 親しそうにノアと話すベルの姿に嫉妬が止まらないアレン。一方のベルも彼がイラ立っている理由がわからず無意識に嫉妬を煽ってしまい、完全に火を付けてしまいます。 その結果ベルはやっとアレンの気持ちに気が付き、愛する夫と大切な幼馴染の間で板挟み状態に。ノアの好意も理解したうえで、それでもアレンを選ぶと決意します。 ベルの素直な気持ちを聞いたアレンは、愛情があふれ、そのままベッドに彼女を押し倒して……。

大雨が降る中、ベルが暮らしているルーヴェント家の屋敷にノアがやって来ます。びしょ濡れの状態の彼にタオルを渡し、頭を拭いてあげるベル。 そしてアレンもいないふたりきりの空間で、ノアから想いが告げられます。さらに幸せかと真っ直ぐに問われますが、ベルは「とても幸せです」と答えるのでした。 その後、サラと再会を果たしたベルは、2人と今まで通り幼なじみの関係を継続していきたいと明かします。そんな彼女の言葉に対してノアとサラは、嬉しい気持ちでいっぱいになるのでした。 久しぶりの再会で、楽しい時間を過ごしていた幼なじみの3人。彼らの様子を眺めていたアレンは、ノアからお礼を告げられます。そしてノアに、ベルを幸せにすると誓うのでした。

初対面でいきなりベルの婚約者となったアレンは、イケメンだけど感情や他人への興味が皆無な掴みどころのないキャラクター。ベルに対しても婚約当初は冷たい態度ばかりで、仮面夫婦まっしぐらという感じでした。 しかし真っすぐで天真爛漫なベルと過ごしていくうちに、心境に変化が。初めての感情に戸惑い、プチパニックになるアレンの姿はキュンとしました！少しずつ人間らしく、そして夫らしくなっていくアレンに注目です！